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日本代衚🇯🇵アゞアカップ2023 超私的総括


①そもそも目暙蚭定はどうだったのか

目暙は優勝はもちろん優勝🏆
前回倧䌚の2019幎は、決勝でカタヌルに1-3で敗れおいる。

今倧䌚では、2011幎開催囜カタヌル以来、5床目の優勝を狙った。

逆に、最䜎ノルマ的な蚭定に぀いおの蚘事やむンタビュヌ等を芋た蚘憶がない。

もし、予遞リヌグ敗退ならば、森保監督解任したのかそのあたりのモチベヌション䜜りが協䌚ずしおもしっかりする必芁があった。

②カタヌル・ドヌハずいう堎所、回想し、日本代衚にずしお戊うモチベヌションを蚭定する。

'93アメリカW杯最終予遞で、ロスタむムに同点ゎヌルを決められ、惜しくもW杯行きの切笊を手にするこずが出来なかったのもカタヌル。

そうあの有名な”ドヌハの悲劇”ず呌ばれた堎所。
もちろん、森保監督はこの時、このピッチに立っおいた。

2022幎に開催されたワヌルドカップで、匷豪ドむツやスペむンを砎り、“ドヌハの歓喜”を起こしたのもカタヌル。


さお、今回のアゞアカップでは、どんなドラマが埅ち受けおいるのか

③戊前の予想・前評刀

そんな様々な歎史的な䜓隓をしおきたカタヌルの地で、日本代衚が3倧䌚ぶりのアゞア王座奪還ずなるか期埅が集たっおいた。

ちなみに過去の成瞟を振り返っおみるず、

◎1992  ã‚¢ã‚žã‚¢ã‚«ãƒƒãƒ—優勝
 1993  ã‚¢ãƒ¡ãƒªã‚«Wカップ予遞敗退

◎1996 アゞアカップベスト8敗退
 1998 フランスW杯初出堎
    予遞リヌグ敗退

◎2000  ã‚¢ã‚žã‚¢ã‚«ãƒƒãƒ—優勝
 2002  æ—¥éŸ“W杯ベスト16

◎2004  ã‚¢ã‚žã‚¢ã‚«ãƒƒãƒ—優勝
 2006  ãƒ‰ã‚€ãƒ„W杯予遞リヌグ敗退

◎2008  ã‚¢ã‚žã‚¢ã‚«ãƒƒãƒ—ベスト8敗退
 2010   南アフリカW杯ベスト16

◎2011  ã‚¢ã‚žã‚¢ã‚«ãƒƒãƒ—優勝
 2014  ãƒ–ラゞルW杯予遞リヌグ敗退

◎2015 アゞアカップベスト16
 2018  ãƒ­ã‚·ã‚¢W杯ベスト16

◎2019  ã‚¢ã‚žã‚¢ã‚«ãƒƒãƒ—準優勝
 2022  ã‚«ã‚¿ãƒŒãƒ«W杯ベスト16


倧䌚前の日本代衚のFIFAランキングは17䜍。
アゞアではNO.1。

◆FIFAランキング2023幎12月
①日本      17䜍
②韓囜      23䜍
③オヌストラリア 24䜍
④サりゞアラビア 56䜍
⑀カタヌル    58䜍
⑥むラン     21䜍

◆Optaの予想
①日本24.6
②韓囜14.3
③むラン11.2
④オヌストラリア10.7
⑀サりゞアラビア10.6
⑥カタヌル9.8

しかも囜内倖のメディアの予想でも優勝候補に筆頭にあげられおおり、アゞアカップ盎前た8連勝1詊合平均4埗点以䞊ずいう奜調を維持しおいた。

◆2023幎の戊瞟
カタヌルワヌルドカップで、残念ながらベスト16敗退したが、2023幎の日本代衚の戊いぶりには、たしかな成長を感じるこずができた1幎でした。

《蚈10詊合 8勝1敗1分 36埗点8倱点》
3月24日 △ りルグアむ
3月28日 ● コロンビア
6月15日 ○ ゚ルサルバドル
6月20日 ○ ペルヌ
9月9日     ○ ドむツ
9月12日 ○ トルコ
10月13日 ○ カナダ
10月17日 ○ チュニゞア
11月16日 ○ ミャンマヌ
     杯アゞア次予遞
11月21日 ○ シリア
     杯アゞア次予遞

このため、戊前の予想では、グルヌプリヌグではむラクに泚意さえすれば、1䜍通過は間違いないだろう。

決勝トヌナメントも恵たれたブロックのため、準決勝で、オヌストラリア vs韓囜orサりゞアラビアの勝者ず察戊するこずになりそうず予想されおいた。

決勝トヌナメント衚
グルヌプリヌグ組み分け

たた、メディアを含め、かなり楜芳論に溢れおいお、チャンピオンズ・リヌグやリヌグで倧事な詊合が控えおいる遞手は召集しなくおも良いのではずの楜芳的な報道が倚かったあった。

④懞念事項

1.ケガ人が倚い、コンディション䞍良
䞉笘は召集されたこずがサプラむズに感じるほどケガの状況が䞍透明で、倧䌚に入っおも詊合に出られるか分からない状況。板倉もケガがようやくあけたレベル。冚安のコンディションも良い状態ずは蚀えず、旗手、久保、前田、䞊田あたりもケガを抱えおいた。

2.アゞアカップ経隓者が少ない
カタヌルW杯に遞ばれおいた遞手は14人。
アゞアカップを経隓したこずのある遞手は、26人䞭7人しかいない。

ポゞション別にみるず、GK 0、DF 1 冚安健掋、MF 5 遠藀航、守田英正、南野拓実
、䌊東玔也 、堂安埋FW 1浅野拓磚
GKずDFラむンにアゞアカップ経隓者が極端に少ない。


⑀遞手遞考に぀いお
タフな戊いを匷いられるこずが予想される䞭東の地でのアゞアカップだけに、経隓が圱響するこずを考慮するず、守備陣に経隓者が少ないこず、特にGKの3人の日本代衚でのキャップ数が少ないこずも懞念材料ではある。

◎GKの経隓倀が䜎い。
レギュラヌの倧迫がケガ、䞭村航茔もケガ。シュミット・ダニ゚ルは移籍問題で詊合感が䞍安ずいう厳しい遞択肢を迫られた䞭で、森保監督は将来性も考慮し、U-23パリオリンピック䞖代の鈎朚圩艶を正GKに抜擢する。

190cmずいう恵たれた身䜓に加え、正確スロヌむングやロングキックにも定評があり、移籍したシント・トロむデンベルギヌでも正GKずしお詊合に出おいたので、パフォヌマンス䞊での問題は無さそうだったが、やはり、アゞアでの戊いは䜕がわかるか分からないずいう緊匵感のある雰囲気や、DF陣ずの連携面に䞍安が無い蚳では無かった。

特に、GKのメンタルはチヌム党䜓に圱響する可胜性があるので、あらゆる状況䞋で、味方ぞのコヌチングや自分を奮い立たせる匷いメンタル面に関しお、圩艶は未知数だった。

カタヌルW杯に出堎した暩田や、レッズで奜パフォヌマンスをみせおいた西川ずいったベテランを1人召集しおもよかったかもしれない。西川であれば、圩艶の元チヌムメヌトであったこずを考えおも良い遞択になった可胜性は高い。

西川呚䜜

◎右サむドバックにハヌドなディフェンスが出来るタむプの遞手がいない

第䞀遞択肢は、もちろんオランダリヌグでの掻躍はもちろん、カタヌルW杯以降の日本代衚でのパフォヌマンスを鑑みおも、菅原でしょう。

ただ、アゞア独自のタフな戊においおは、攻撃面が匷すぎるず、逆に守備匷床が䞋がる可胜性も考えられる。ずなるず、バックアップのタむプは、察人にハヌドでタフなタむプで、身長の高い遞手であり、3バックぞの可倉を考えるず、CBや耇数ポゞションをこなせる遞手が必芁だったず考えられる。先日、ルヌトンプレミアに移籍した橋岡がいたらなぁず思うこずが、䜕床かありたした。たた、菅原同様、ムヌドメヌカヌずしおも玠晎らしい資質を持っおいる。

橋岡倧暹

◎遠藀航、守田英正の代わりがいない。
 そもそもボランチの枚数が足りない
 䞭盀の基本構成が定たっおいない。
 
珟圚のチヌムの心臓的な圹割を果たしおいるのは、もちろんボランチ遠藀ず守田。
この2人に関しお問題は無いのだが、代わりになれる遞手がいないのが問題。

たた、基本的に2人ずも守備的なタむプなので、チヌム党䜓の重心が䜎くなる傟向がある。

このチヌムにおける攻撃的な圹割を担っおきたのは、鎌田倧地ず田䞭碧だったが、チヌムの状況、個人のパフォヌマンスや移籍等の諞事情により今倧䌚のメンバヌに召集されおいなかった。

代わりに召集されたのが、旗手ず䜐野海舟。
旗手は、ボランチずいうよりもむンサむド・ハヌフ的な圹割をこなし、チヌム党䜓のバランスを敎えたり、ゲヌムの流れを倉えるサむドチェンゞやミドルシュヌトも持ち味であり、あらゆるポゞションをこなせるマルチ・プレヌダヌでもある。負傷離脱したのも䜕気に痛かった。
䜐野海舟は、ガツガツずハヌドに守備をするこずができ、セカンドボヌルも回収できるチヌムにずっおは、ありがたいタむプの遞手。

こうしおみるず、このチヌムの心臓郚分であるボランチ/むンサむドハヌフを、どうしようずしおいたのか考えおみるずダブル・ボランチ2枚を眮く4-2-3-1を基本フォヌメヌションだずするず、ボランチタむプの遞手が1枚足りない。

もしかするず、板倉をボランチで起甚するこずを想定しおCBを5枚遞んだのかもしれない。

ただ、予遞リヌグの組み合わせをみるず、それほど匷豪囜はいないため、ボランチは1枚アンカヌにしおむンサむドハヌフを2枚にしお、ボヌルを保持しながら、前から抌し蟌むこずを想定しおいたのかもしれない。

ずなるず、タヌンオヌバヌを想定しお、アンカヌは、遠藀航か守田英正。䜐野海舟はたたただ、日本代衚での経隓が未知数なので 。

å·ŠIHに旗手or南野 右IHに久保or堂安 この組み合わせも、本来トップ䞋の遞手なので構成に違和感があるのは吊定出来ない。

ずいうこずで、鎌田倧地ず田䞭碧の抜けた穎は、予想以䞊に倧きく、埋めきれなかったず蚀える。

こういうこずが起こるこずを想定しお、川蟺駿スタンダヌル・リ゚ヌゞュベルギヌ、藀田譲瑠チマシントトロむデンベルギヌあたりを定期的に召集しおおく必芁がある。

バむ゚ルン・ミュンヘン所属、今季終了たでポルトガル郚リヌグのポルティモネンセ/ポルトガルに期限付き移籍しおいる犏井倪智19も日本代衚ずしおピッチに立぀姿を芳おみたい。

川蟺駿
藀田譲瑠チマ
犏井倪智

◎様々タむプを意識したFWの遞考が出来おいない。やはり、叀橋は呌ばれない笑

柱は、オヌルラりンダヌタむプの䞊田綺䞖で良いず思う。

2番手は、先発を想定するず、叀橋以倖芋圓たらない。

浅野、前田はサむドも出来るし、CFWなら、裏抜けが埗意な遞手なので、埌半から起甚した方が盞手は嫌がりそう。

叀橋は、やはりコンビネヌションの合う遞手旗手、前田を遞ぶべき。

あずは、巊利きず高さのある遞手が欲しい。
巊利きが芋圓たらないが、有力候補の筆頭は、身長186cmず高さ䜕ある小川航基NECナむメヘンオランダだろう。
すでに、今シヌズン7埗点を蚘録しおいる。

小川航基
犏田垫王

たた、犏田垫王ボルシア・メンヒェングラヌトバッハドむツ、埌藀啓介RSCアンデルレヒトベルギヌ䜐藀恵介ブレヌメンドむツ、熊田盎玀ゲンクベルギヌ等の若き才胜のブレむクにも期埅したい。

⑥結果・敗因たずめ 

1.目暙蚭定が䞍明確
目暙達成のために重芁な実行項目ががやけおいる。
➡䟋えば、2026幎北䞭米W杯を戊うチヌムの基盀䜜りず、新戊力を詊す機䌚ずしお捉える。
新しいタヌンオヌバヌのやり方を詊みる等

たた、目暙達成が出来無い堎合早期敗退等に起こり埗る監督亀代等の想定をしおいなかった点も問題でしょう。

2.メディア・マスコミを䞭心に楜芳的な空気感しかなかった。譊鐘をならす必芁があった。

3.しっかり察戊盞手の戊力分析および、察策が斜されおいない。逆に、盞手培底的に研究されおいる感じさせられるこずが倚かった。

4.チヌムの幹ずなる䞻力遞手を決められおいない。

5.守備の課題が改善されない。
パワヌプレヌ、セットプレヌの課題が修正されない。

⑥結果および2026北䞭米W杯垌望メンバヌ提蚀

《結果準々決勝で敗退》
◆各詊合結果
・予遞リヌグ①1.14
日本🇯🇵4-2ベトナム🇻🇳

・予遞リヌグ②1.19
日本🇯🇵1-2むラク🇮🇶

・予遞リヌグ③1.24
日本🇯🇵3-1むンドネシア🇮🇳

・ベスト16 1.31
日本🇯🇵3-1バヌレヌン🇧🇭

・ベスト82.3
日本🇯🇵1-2むラン🇮🇷

蚈5詊合 12埗点 8倱点

◎具䜓的な察策ができおいない
こちらは、『森保JAPAN戊術レポヌト』の著者”らいかヌるず”氏による総括を参照ください。

たた、『PIVOTチャンネル』での内容がシンプルにたずたっおいたので、参照ください。


2026北䞭米W杯たで、あず2幎半ず考えおも、攻撃陣では、珟圚欧州のトップレベルで掻躍しおいる䞉笘、久保が䞭心に据えるべき。

守備陣では、冚安、板倉が䞭心になるでしょうが、そういう先発メンバヌを意識しおいるのかがあたり芋えない。やはりFWずGKが䞍安材料。

《2026幎先発 垌望》

◆GK
シュミット・ダニ゚ルヘントベルギヌ
䞭村航茔ポルティモネンセポルトガル
鈎朚圩艶シントトロむデンベルギヌ

◆RSB
菅原由勢AZオランダ
橋岡倧暹ルヌトンむングランド

◆CB
板倉滉ボルシア・メンヒェングラヌトバッハドむツ
冚安建掋アヌセナルむングランド
町田浩暹ロむダル・ナニオン・サンゞロワヌズベルギヌ‚
◆LSB
䌊藀掋茝シュツットガルトドむツ
䞭山雄倪ハダヌスフィヌルドむングランド

◆IH/DMF
遠藀航リバプヌルFC むングランド
守田英正ポルティモネンセポルトガル
鎌田倧地ラツィオむタリア
旗手怜倮セルティックスコットランド
藀田譲瑠チマシントトロむデンベルギヌ
犏井倪智ポルティモネンセポルトガル

◆IH/OM
久保建英レアル゜シ゚ダスペむン
南野拓実ASモナコフランス

◆RFW
䌊東玔也スタッド・ランスフランス
堂安埋フラむブルクドむツ

◆CFW
䞊田綺䞖フェむ゚ノヌルトオランダ
前田倧然(セルティックスコットランド
小川航基NECナむメヘンオランダ
犏田垫王ボルシア・メンヒェングラヌトバッハドむツ

◆LFW
䞉笘薫ブラむトン・アンド・ホヌノ・アルビオンFC むングランド
斉藀光毅スパルタ・ロッテルダムオランダ



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