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活動に二十四節気をとりいれてみる

3月21日は春分の日。祝日なので多くの人が春のおとずれを感じながら休日を楽しんでいるだろう。

この「春分」は暦の中でもお馴染みだが、1年間で他に23種類あると知っている人はあまりいない。自分は誕生日が「大寒(たいかん。一年で一番寒い日とされる)」なので、小さい頃から、カレンダーに書かれていて、気にしてきた。春分や大寒などの暦の節目を二十四節気という。

二十四節気(にじゅうしせっき)とは、1太陽年を日数(平気法)あるいは太陽の黄道上の視位置(定気法)によって24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を付したもの。二十四気(にじゅうしき)ともいう。 Wikipediaより

この季節の名称を現代の仕事や活動に取り入れる提案をし始めている。

3月6日の「啓蟄(けいちつ)」には、100BANCHでは、昆虫食のイベントを催した。今年で2年目となる。

気候が暖かくなり、春の訪れを感じた虫たちが、土の中から出てくることを啓蟄という。その啓蟄の日に、複数ある昆虫食プロジェクト達のサミットをやろうというもの。コオロギ味噌汁に、コオロギラーメン、バッタのチュロスに虫のアイスなどの試食会と昆虫食に取り組むプロジェクトリーダー達のトークイベント。これがなかなか好評で、ちょつとした話題と彼らの成長機会に繋がっている。

同じく春の訪れを表す「雨水(うすい)」。雪から雨に変わる日とされている。この日には、シェア傘サービスのスタートアップ「アイカサ」のPRイベントを渋谷で開催する提案をした。

渋谷のスクランブル交差点をアイカサをさす100人で一斉に渡ろうというデモンストレーションのイベントだ。

どちらも、いつかどうせやるんだから、日程を二十四節気に合わせようというシンプルな提案なのだが、これが風情も伴って日取りを決めるにも良い。プレゼンのちょっとした小ネタにもなる。告知のタイトルやビジュアル作成の拠り所にもなるし、結構いいこと尽くしなのだ。

なにより、現代人が忘れがちな季節の変わり目や自然と寄り添う働き方にフィットできたら、粋ではないか。かつて、お百姓さんなら必ず気にしたこの節気を現代でも大切に継承しながら、個人の仕事に取り込むことで、日本人としての原点回帰も感じることができる。

今後にあるのは、例えば「芒種(ぼうしゅ)」。その名の通り、稲の種をまくならこの日にという意味だ。仕事に置き換えるとしたら、何か大きく実らせい企画を仕込む日にしてみたり、プレスリリースをうつならこの日がいいかもしれない。

このように日常の仕事や活動に二十四節気をとりいれてみては、いかがだろうか。

#二十四節気 #仕事 #活動

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