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知らないから怖いものになってしまう
自分には関係ない事になってしまう

かわいそう
お気の毒
ご苦労されて

そんな口先の言葉は、さらに相手を傷つけると知らない
だってその言葉の後には

かわいそう、私には関係ないけど
お気の毒、私には関係ないけど

って意識的に繋がるから

それは圧倒的に性暴力被害が珍しい事、
運が悪い人がたまたま遭ってしまう事

という誤解と

性被害に遭った後にある当事者の苦難

についての認知がないために、
被害者自身も民衆からは恐れの対象になってしまう

悪いのは加害者なのに。

あなたがついていったから
あなたがそんな格好だから
あなたがぼっとしてたから

被害者ばかりに集まる非難。

どこがどう悪いのか、世間的にも周知されていないため、

被害者自身も自分の落ち度だと責めてしまう。
そして、口を閉ざす。

だから、性暴力は珍しいものになってしまう。

声にならない声が沢山ある。
声になるまでに時間を要する。
声にするためには自分を守るための、そして護られていい存在だと知っておく必要がある。


もっと性について、性的同意について、境界線(パウダリー)について認知を広めたい

加害者を許さないし、加害者を生まないアクションを起こしたい
未知の存在ではなく、
私たちは同じく息をして沢山の感情がある人間であるから。


muse summit
梅澤 愛

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