見出し画像

効果音制作は見やすいDAW作りが肝

DAWで効果音制作を行う際、重要なことの一つが
『見やすさ』です。
数多く、制作現場のDAWを見てきた中、
先を見越したDAW作りが必須になります。
また、位置情報をcsv化する必要もあり、
Nuendo以外のDAWになった場合も同様のことが言えると思います。
曲を制作する場合、オーディオ(wav)データさえあれば
良い場合が多いので独自のやり方で良いと思います。
しかし、効果音制作の場合、
下記の点に注意して制作を進めないと
後々面倒なことになります。


・動画更新の場合

画像1


映画音楽の場合、映像合わせで制作する場合もありますが、
BGM制作は大体、『曲のイメージ』、『長さ、テンポ』など
大枠を伝えられ制作することが多いです。
効果音制作はシステム音、UI系の効果音を除けば、
『映像合わせ』で制作することがほとんどです。
期間が限られているプロジェクトは映像制作と同時進行で
効果音制作を進めるため、映像が変更されたら、音も追随して
変更する必要があります。
もし、適当に音を配置したDAWだったら、映像更新の際に
変更、尺調整の場所の見分けが付かず、対応が難しくなります。
『数回の更新だったら大丈夫でしょ』と思いがちですが、
経験上、10回以上動画更新で音を変更することは頻繁にあります。
『動画更新の調整をいかにストレスなく対応できるか』
重要な部分な気がします。


・修正依頼の場合

画像2


音制作は1回で終わらず、依頼主からの修正対応も重要な作業の1つです。
内容は文章で頂くことが多く、その文脈から
どの音、どの場所を指しているか判断する必要があります。
DAWに音を配置する際、修正依頼の可能性を加味して並べて置かないと
修正依頼が来た際に、箇所を探すだけで時間がかかることも
あります。


・長尺の場合

画像3


もし、制作する映像が短尺の場合、
修正、動画更新の場合、DAWが見やすくなくてもすぐ対応できるかも
しれません。
しかし、動画の長さが長尺の場合、きちんと整理しないと
直す場所を探すだけでとても時間がかかります。
また、対応する前段階で作業できるように整理する必要があり
無駄な時間を要してしまいます。
尺の長短の判断は人それぞれですが、
私は1分超えたら、長尺と判断するかもしれません。

・複数人が関わる場合

画像4


制作現場では、1つのDAWを複数人で作業を行うことがあります。
その場合、自分だけわかるような作り方だと
他の方が見た場合、困惑、理解するのに時間がかかります。
無駄な時間を要さず、スムーズにプロジェクトを進行するためにも
『誰が見ても分かるDAW作り』が必須です。


・ボイス、BGMと合わせたMA、ミックス作業の場合

画像5


映像に音を付ける場合、効果音制作だけで終わることはなく
BGMとボイスを入れます。
その場合、効果音制作者がミックス作業を行うこともありますが、
他の方が作業を行うことがあります。
その時に、制作の音量や配置を調整することもあるため
ミックスの際に分かりやすい音配置、制作を行わないと
全体の納品スピードが落ちてしまうので、注意が必要です。


少なくともDAWの見やすさに考えられる理由は
上記のことがあります。
長々となってしまったので、
どうやったら見やすく、相手に伝わりやすい
DAW作りが出来るか、次回投稿しようと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?