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Vol.3 企業の社内調査担当者が考えている本音とは!?


企業内での組織変革・風土改革を目的に従業員意識調査を実践し、経験してきました「とあるこれあらたの営業マン」です。

このサイトは会社員としてビジネスマンとして、自分の会社を今よりも良くしたい!そんな想いの方がここをご覧いただいていると推察します。
私は、そんな想いの担当者の皆様と情報を共有していき、日本の企業の風土や文化が変わっていくことで日本の成長が進んで行く事を少しだけでもご支援したい、と考えましてnoteを書き出すことにしました。

Vol2は、企業の従業員調査を行うための本質的なニーズって何でしょうか?という題名で、従業員の調査って誰の想いなのか、そして従業員調査の分類にはどのようなものがあるのか?について書かしていただきました。

今回書かしていただく内容は以下の通りです

従業員に対する社内の調査を実施する担当はどこの部門か

実際に担当されている方はよくよくわかってられると思います。ご自身の担当部署ですからね~笑
でも、他社さんでは何処が実施部門なのか?って意外とご存じない場合はありませんでしょうか?
あと、全社調査ではない場合、いわゆる事業部・部門のみの調査ですと、これも実施部門が変わってきますよね。その辺りも含めてご紹介していきますね。
①経営企画部(事業企画部)が主となって実施される場合があると思います。これは、経営陣に一番近い部門でもありますよね。そして、全社を俯瞰して観ていくことが出来る部門だと感じます。彼らが実施する場合には、およそ経営に直接関与する場合ですので、中期経営計画に沿って自社従業員がどのように動いているか?変わっていってるか?など、事業に沿った従業員の考え方の把握が必要となったときだと考えています。数字に直結した評価が欲しい時とも言えますよね
②人事部が主となって実施される場合。おそらくですが満足度や意識調査などの多くの案件は人事部主管が多いのではないでしょうか?人事部にも大きく分けて3つのルートに分かれると思います。1つめは人事Gが主体となる場合。これは人を評価・査定するための基本情報としたいという思いの時が主たる時だと思います。2つめは人材開発部門が主たる時です。これは未来の自社組織を鑑みての活動で、組織変革や風土改革などに繋がる調査だと思っています。3つめが労政部門です。こちらは少し焦点が違って、ヘルスケアや労働安全性などが主たる焦点になっていると思っています。最近言われている心理的安全性もここに入ってくるのでは?と感じています
事業部単位や部門単位での調査ですと、各部門の統括組織が実施されることが多いと思います。事業統括部という名称は多いかもしれませんね。事業部のマネジメントと一手にされていますので、上記の部署をすべて包含していると考えています。

担当者が調査の企画や実施時に考えていること

担当者の方々は、正直に申しますと温度差があると感じています。
担当者の方が調査を利活用して組織を動かしたい、変化させたい!って素直に思っていられるところは、調査にも深みが出てきますし、こちらとしてもとっても楽しい時間となります。たとえ業務量が増えたとしても苦痛でもなんでもないんですよね。
一方で、業務の一部として事務的な作業として対応されている担当者の方が軸になると、そもそも結果も上手くお伝えしていけませんし、結果も決して良い方向には向かわないというのが経験上あります。
調査って、担当者に左右されるものではないはず!?もっと客観的なものですよね!?と考えられる方が居られると思います。その考え方は当たってもいるのですが、外れている部分もあります。
これあらたの調査は、調査実施のための担当者(プロジェクトメンバー)の方々と緻密に打ち合わせを実施していく方式です。組織の現状把握や課題の仮説なども深堀していきまして、メンバーの方々にはある意味さらけ出しをお願いしています。ですので熱量をどれだけいただけるかが焦点になります。このあたりの詳細はまた改めて書きたいと思いますが、人や組織を分析する時にはパターン化して定量・定性化するだけでは本質に迫れないと考えています。あくまでこれは私たちこれらたの考え方ですので、特異的な部分かもしれませんね。
少し回り道のお話になりましたが、本道に戻りますね。
担当者の方の想いに戻ります。
担当者の思いはプラス面マイナス面で下記の様な思いが錯綜しているはずです。時と場合によって、こんな考えが頭の中をよぎるはずです。なぜわかるのか?というと、過去には私の頭の中によぎっていたからです笑

  • なんとか今の組織を変革したい

  • 新しい風を流し込みたい

  • 経営陣への訴求点にしたい(回答を使って利活用したい)

  • 役員の意識改革にしたい

  • また業務量が増えてしまうなぁ

  • そもそもこの調査に意義があるんだろうか?(上長からの指示の場合)

  • 上司は全部私たちに丸投げしてくる

  • いっつも調査はやりっぱなしだよな

担当者の悩みも想像してあげてくださいね

担当者は調査業者(一本的には外部業者を使う前提で)に丸投げしない限り、相当量の業務が増えてきます。特に調査だけで終わらない場合はそれぞれの部門やチームへの支援業務なども入ってきますので、介入期間も長くなります。そんな中での調査に対する思いは複雑です。
なのに、調査回答はまんなか(普通)にしかチェックを付けない人がいたり、そもそも回答をしてくれない人が多かったりすると、心がすり減るんですよね~
どうか、これを読まれた皆様は次回の調査には少しだけ真摯に寄り添った回答をお願いしたいと思います

今回は、従業員調査を企画・実施している担当者の方に焦点を当ててみました。もちろんこんな思いを経験されていない方も居られるでしょう
しかしながら、想像以上に大変な思いをして実施されておられるんですよ!ってことを知っていただきましたら幸いです

㈱これあらたは「従業員意識調査」についてのご相談を承っています。
本気で組織を変えたい、会社を動かしたい!とお考えの担当者様は是非一度ご相談をくださいませ

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