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新潟県の山間部で自然を楽しむ旅 220503

noteを思い出して開いてみるのが8年ぶり!使い勝手がずいぶん変わっていたので、久しぶりの投稿。

緊急事態ではない久しぶりのGW。これまでは実家の福島県いわき市を拠点に会津地方や県境を越えた新潟県などの山間部をドライブしながら、山菜を買ったり、山野草を観察したりというのが恒例。この2年はそのルーティンができていなかったので、久しぶりに行ってきました。
目的地は、大自然の真っただ中にあって、周囲のブナ林や湖、なんといっても満天の星空が素晴らしい浅草山荘。残念ながら新潟福島県境の六十里峠の冬季閉鎖が、橋の流出などがあって解除されなかったので、往復ともに新潟側からのアプローチです。

いわきからは磐越道を踏破して、まずは新潟東港近くの豊栄にあるわくわくファームへ。ここへはいつもすじこやたらこの仕入れに行きます。美味しくて割安なので、新潟に行くときには、寄るようにしています。

豊栄の次は燕三条の地場産センターへ。ここでは食器や調理器具を調達。美しいステンレスの徳利が欲しくてたまらなかったが、今年もまた我慢。
愛用しているSUWADAの爪切りが素晴らしいので、諏訪田製作所にも立ち寄り。質実剛健な工房かなと思いきや、意外にもおしゃれなカフェやショップが作られていて、ちょっと肩透かし・・・。

浅草山荘へ向かう道筋は、帰りの道筋とあまりかぶらないように、行きは山古志を通って行くことにします。
山古志や小千谷では、この時期「牛の角突き」と呼ばれる闘牛が開催されているので、ちょっと見てみたい気持ちがあったものの、これまで2度見ているので、家族の同意は得られず断念・・・。
山古志の棚田や養鯉場のため池などが連なる風景と、その周囲の山野草を眺めるのも、とても楽しいドライブルートです。

山古志の棚田
棚田を眺めるブランコ
山古志の棚田

山古志を抜けて、只見線沿いに新潟県最後の駅大白川を越え、さらに山の中へを入って行った浅草岳の懐に浅草山荘が立っています。

浅草山荘

公営施設として作られているので、中もゆったり、さらに周囲がきれいな自然公園として整備されているので、散策も楽しいところです。
なんといってもこれまでGWに何度も訪れていますが、満室だったことはないという穴場でもあります。
今回は初めてテニスコートが一切見えないほどの雪でしたが、その上を歩くのもまた楽しい体験でした。

残雪のブナ林
ブナの根元の雪解け

しっかりと雪が残っているものの、新緑も進み、山桜も咲き終わっているという不思議な光景が、山荘の周りに広がっていました。

浅草山荘の夕食

さて、山の夜は早く、まだ明るい6時には夕食です。
新潟の山菜尽くしの夕飯です。木の芽(アケビの若芽)、浅葱、こごみ、ふきのとう、うどの葉、干しわらびのほか、子供の体験教室などもあるからか、ちょっと美味しい唐揚げなどが並びました。
温泉あがりの缶ビールも美味しくいただきました。

今回は予定していた日を変更して、快晴の日を選びました。
それは、浅草山荘の周囲100km 以内には都市がないことから、あまりにも素晴らしい星空、天の川が見られるからです。
ひと眠りして深夜外に出てみると、煙のような天の川が昇ってくるところでした。

深夜に登ってきた夏の天の川

部屋に戻って部屋の窓を開けると、冷えた空気の中しっかりと天の川が見えたので、明るくなり始める時間まで、星空を楽しみました。

浅草山荘の展望台からの風景
浅草山荘の朝食

山の宿は朝7時からが朝食です。しっかりとしたご飯。あまり寝ていないものの、食欲はありました。

浅草山荘の自然を堪能して、今度は入広瀬から守門岳、粟ヶ岳の西麓を北上し、阿賀野川へ。そして、阿賀野川を辿りながら会津坂下へと進みました。
その間、美しい山川の風景と山野草を眺めながら。

アズマシロカネソウ
カタクリ
青い色の花が多いキクザキイチゲ
田圃の畦道にたくさん咲いていたスミレ

帰りの車には、山菜だけでなく、各地の日本酒の一升瓶が積まれることになりました。後からゆっくり新潟の旅を楽しめそうです。

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