死海のほとりにそびえるユダヤ人の聖地マサダ遺跡
イスラエル国内にある世界遺産で、エルサレムに次いで行きたいと思っていたマサダは、死海のほとりにそびえる軍艦の形にも似た絶壁の岩山で、上が平らになっていて要塞があります。
紀元前120年の建設で、ヘロデ大王が離宮として美しい宮殿を立て(実施は来たことがないとか)、そこにローマ帝国のエルサレム陥落後に逃れたユダヤ人967人が立てこもって3年も守り抜き、最終的に坂道を作って攻め込んだローマ軍が侵入する直前に、集団自決をしました。7人の子供や女性が生き延びたため、この物語がユダヤ戦記に記されたということです。
このマサダ陥落が古代イスラエル王国の終わりともいえるため、今もイスラエル国防軍の入隊式はこのマサダで行われ、「マサダは陥落しない」と宣誓するそうです。
こんな話を世界遺産の番組で見ていたことから、ぜひ行ってみたいと思っていました。
マサダの歴史や見どころをしっかり予習をしていったものの、暑さがあまりにもひどくて(山頂で36℃ほど)、日陰を辿りつつ、主要ポイントを巡るだけになってしまった。ここは冬がおすすめ。
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