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イスラエルの世界遺産『ネゲヴ砂漠の香の道と都市群』を巡る

ミツペ・ラモンの日の出を見た後、値げず砂漠に点在する香料の道遺跡を巡るドライブへ。前々日に見学したマムシト遺跡もその一つですが、残る3つの都市のうち、2つシヴタとアブダットを巡ります。
アヴダットはミツペ・ラモンにほど近いのですが、遺跡のオープンには早すぎるため、アブダットを通り越し、エジプトとの国境に近いシヴタの遺跡から先に行くことにします。
シヴタの遺跡は、国立公園でありながら無料となっていて、事前の調べでは24時間オープンということでした。
砂漠のど真ん中の誰もいない道を走っていくと、遺跡に到着。看板によると一応はオープン時間は定められていて、それには30分ほど早い到着だったのですが、無料のためゲートもないので、申し訳ないですが、そっと見学させていただきました。

砂漠のど真ん中にあつ太陽熱発電所。遠くからも見えていて、バベルの塔とも呼ばれているそう
シヴタ遺跡への道
シヴタ遺跡の街路。城壁のない街なので、威圧感がない
住宅のアーチ
こちらも住宅跡だったと思う
教会跡
洗礼盤
町の奥へ
知事の家
また別の教会

観光客はほとんど訪れることのない世界遺産遺跡のようですが、なかなかに見ごたえのある遺跡でした。オープン時間は過ぎても特に誰も現れず、そっと遺跡を後にしました。
来た道を戻ってアヴダット遺跡へ。

ビジターセンターで映像を見る。日本語字幕あり
ビザンティン時代の浴場跡がビジターセンターのちかくに残っている
見上げた丘の上がアヴダットのメインの都市跡
浴場の内部
浴場跡
車で丘の上に上がると、広大な遺跡がある
城門
教会跡
城壁の外にはローマ時代の軍営の後もある
中腹から見る遺跡。中腹にはローマ時代の岩窟墓が残る
岩窟墓

ナバテア人が、アラビア半島の香料を、これらの遺跡を辿って、今戦場となっているガザあたりから地中海へと運んでいたということで、これらの都市群は、どこも立派な遺跡として残っていました。砂漠の中なのに、よくもまあ栄えたものです。
次は南部を離れ、久しぶりに緑の世界へと北上します。

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