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両立不安の塊だった私が、スリールに出会い、両立不安を払拭するまで 〜vol2.不安が爆発し、退職。〜

こんにちは!スリール公式note編集部の「なるこ」と申します。

2018年にスリールにジョインし、企業向けのプログラムの営業・運営を担当しています。現在は第二子の育休をいただいています。

かつては私は、将来のライフキャリアについて、ぼんやーりしか考えておらず、そんな状態で結婚や不妊治療を迎え、圧倒的な「両立不安」に悩みもがいました。

両立不安とは・・・
仕事と子育ての両立に直面する前から不安を抱えてしまうことを言います
※スリール株式会社の造語

そんな私がスリール と出会い、「両立不安」を払拭し
パートナーや周囲を巻き込みながら、キャリアも子育ても諦めずに
日々ワーママ街道を奮闘しながらも楽しめるようになりました!

その過程を3回に分けてお伝えしています。
①両立不安の塊の私ができるまで
②両立不安が爆発して退職〜スリールにジョインするまで
③スリールと出会ってからの変化

今回は「②両立不安が爆発して退職〜スリールにジョインするまで」です。

内定獲得直後の、妊娠発覚〜流産。そして退職

前回のnoteで、27歳で両立不安に陥り、
妊活を優先して転職を留保していたとお伝えしました。

しかしなかなか子どもを授かることができず、
妊活を継続しながらも転職活動を並行して実施することに。
初めての転職活動に四苦八苦しながらも、なんとか内定を獲得!
ところが、その直後に妊娠が発覚しました。

とても悩みましたが、転職先がベンチャー企業で育休取得者が過去にいなかったこともあり、苦渋の決断で内定をお断りし、現職に残り、安定した環境で仕事と子育ての両立にチャレンジすることを決めました。

残念だなという思いもありましたが、それ以上にやっと子どもを授かることができたことに幸せを噛み締めていました。

しかし、さらにその数週間後、流産をしてしまいました。
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子どもを失ったことの喪失感はもちろんですが、
妊娠がわかった時にほんの少しでも「今!?タイミング悪い〜、、」と思ってしまった自分がいたことをどうしても許すことができず、仕事と子育ての両立に対する葛藤がある今の状態でもうこれ以上、仕事も妊活も続けることはできない!!と全ての思いが大爆発!
仕事を一度退職し、これからの人生を見つめ直すためのお休みの期間を取ることにしました。

人生の夏休み。自分を見つめ直す時間。

半分衝動的に会社をやめた私は、特にどれくらいの期間、何をするのかは特に決めておらず、まずは各地への旅行を大満喫。
少しずつ気持ちもリフレッシュしてき、そこで改めて今後の人生について考え始めるようになりました。

同じくこれからのキャリアに迷っていた夫も巻き込み、ノート片手にお互いどういうキャリアを歩んでいきたいのか、その上でどういう家族を作っていきたいのかということをじっくり話し合いました。

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        ※当時実際に書き込んだノートの一部です。

今までの通り正社員でフルタイムで働くという選択肢だけでなく、
専業主婦やパート、起業、パラレルキャリアなど、仕事から離れた時だったからこそ、ゼロベースで広く考えることができました。

その中で
・キャリアを磨いていきたい
・子育てとの両立をしていきたい

ということを改めて実感し、再度転職活動を始めました。

ただその時に、
前回の妊娠と同じように「タイミング悪い」とだけは絶対に思いたくないと考え、妊活は少しお休みしてキャリアに力を入れる期間と決めました。

転職活動開始。スリールに出会うまで。

そして始めた転職活動。いざ始めてみたものの、中々上手くいかず、やっぱり子育てとの両立を軸にした転職は難しいのかなと思い始めていました。。。

そんな時に、スリールで働いていた知人が「両立不安白書」リリースを記念して開催された「自分らしいライフキャリアを描くモヤモヤ整理ワークショップ」というイベントをFacebookで告知しているのをみました。

実は以前からスリールのことは気になっていたものの、その時は勇気が出ず。けれどこのイベントはモヤモヤしている私にぴったりと思い、勇気を出してこのイベントに参加することにしました。

イベントに参加して、「両立不安」という言葉を初めて知った私は、
あまりにも自分の境遇とぴったりだったこと、
そして、私1人ではなく多くの人が両立不安を抱え、
キャリアを諦めてしまう人がいるという事実に
驚くとともに少し安心
しました。
自分1人ではないんだと、そしてこれは自分の未熟さだけが原因ではなく
社会構造にも原因があるんだと知ることができたからです。

「両立不安」に大きな感銘を受けた私は、
スリールで働き、多くの人の「両立不安」を解消したい!と考え、
そのイベント終了後に知人に今の自分の状況を話したところ、スリールで人材を募集していると知り、そこからトントン拍子で話しが進み、スリールで働くことが決まったのです。

怒涛の10ヶ月間を振り返る

このnoteでお伝えした
転職活動〜内定〜妊娠〜流産〜退職〜スリール内定
これ、全て10ヶ月の間に起こっていた出来事なんです。

怒涛の10ヶ月ではありましたが、この期間の中で自分が本当に何を求めているのか、どうなりたいのかということに否が応でも向き合わなければいけない、自分の人生にとっても大きなターニングポイントになったなと思っています。

何より大きかったのは仕事とプライベートを一緒に考えた上で、
今大切にしたい自分の「軸」をもつことができたことだと思います。

元々ぼんやーーーりしか考えていなかった自分のなりたい姿が、この時、やっと見え始めてきたのです。

スリールがいつも研修やイベントの最後に伝えている言葉があります。

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これは20世紀末にスタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が提唱したキャリア論で、変化の激しい現代において、キャリアの8割は偶然の出来事によって形成されているからこそ、偶然の出来事を利用して、キャリア形成に役立てることが必要であると言われています。

この言葉をスリールでは「軸を持って流される」と意訳してお伝えしています。
偶然の出来事を引き寄せて自分のキャリアに役立てる為にも、まずは自分の軸の軸が何なのかを知らないと、ふらふらと流されてしまいます。だからこそ自分が大切にしていることは何なのか、考える機会を持つことが大切だとスリールは考えています。

そしてもう一点、ライフキャリアのプランを夫と一緒に考えることができたというのも大きな収穫でした。
今後のnoteで夫との協力体制の築き方や話し合い方などについても投稿していこうと思っていますが、今現在、夫婦で協力しながら家事育児を行いつつ、それぞれのキャリアをサポートできているのは、この時に話し合いの土台ができたからだと思っています。

とはいえ、、
スリールに入ってすぐに両立不安が解消されたわけではありません!

次回のnoteでは、どんな経験をすることで両立不安解消に繋がったのかお伝えしていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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