コラーゲン鍋を食べたからといって、翌日、お肌ツルツルにはならない。
突然ですが
エセ科学 撲滅隊の西島です。
エセ科学、ニセ科学、疑似科学
<科学っぽく見せて
商品を買わせる戦術>
まぁ、病は気から。
偽薬・プラセボ効果(有効成分が含まれていなくても、本物のくすりとして処方されると症状が治まることがある)などもありますから、エセ科学=意味が無い、とは思っていませんが。
友達との会話で困るのがコラーゲン。
コラーゲン効く~♡お肌しっとり♡西島さんにもおススメ♡
などと言われても返事に困る。
コラーゲン鍋を食べたからといって、翌日、お肌ツルツルにはならない。
コラーゲンはタンパク質の一種。タンパク質は胃や腸で消化され、アミノ酸まで分解される。つまり吸収されるときは「コラーゲン」ではなく「アミノ酸」なのだ。中学校の理科で習いましたよね?アミノ酸を接種したいなら、ゆで卵を食べたって同じです。
それに皮膚の代謝には約30日かかるから、昨日の鍋で今日のお肌が変わることはない。
つまり、コラーゲン鍋を食べたからといって、翌日、お肌ツルツルにはならないのだ。
なのに、友達の多くは、何かとコラーゲンを接種したがる。
雑誌に書いてあった?そりゃそうだよ、雑誌の記事なんてスポンサーの商品を売るための宣伝なんだから。そんなのにだまされてはいけない。
みんなだまされてるよ!!
「お肌」なんて、足の裏からお尻まで、全身「お肌」だ。それがなぜ、都合よく顔や手のお肌がツルツルに?ホラーかっ。
と、エセ科学に対して厳しい意見を持ちつつ、実際、友達に「コラーゲン効く~♡お肌しっとり♡西島さんにもおススメ♡」と言われた時は「へー、そうなんだー」と、明確に否定はしない態度をとっています。
タンパク質だから、積極的に接種すれば、お肌の調子も良くなるよね♬