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ベトナム国鉄 ハノイ〜ハイフォン線

ハノイからハイフォンへは、ザーラムのバスターミナルからバスで行くルートがメインなのだが、実は国鉄も日に4往復走っている。時間はバスの方が速い。
ハノイの出発駅は、朝一の便がハノイ駅、あとはロンビエン駅である。ロンビエン駅は、旧市街の北の方にあり、近くにバスターミナルなどもある駅で、周辺の雰囲気は昔の上野北千住といったところか。

ロンビエン駅で出発を待つ列車番号LP7。ロンビエン駅は高架である。
路線は単線、駅も単線片側ホーム。
進行方向には、サンホン河を渡るロンビエン橋。


先頭はディーゼル機関車、客車列車である。ベトナム国鉄は全部客車列車となっている。
ホームと言っても段差があるわけでもなく、列車の脇を自分の号車まで歩く。
ちなみに2005年の同じ場所。列車の色が共産圏を主張している。
ホームがないのでステップ追加で乗車。
車内。リクライニングシートが並ぶ。この列車は全て座席車で構成されているが、全ての車両がリクライニングシートだった。
ちなみに2005年の車内はこれ。木のベンチシート、エアコンなし。
運がいいと座布団がついているのに割り当てられるが、エアコンなし。

2005年というと17年前も前なので、こういう進化を遂げるのも当たり前なのかもしれないが、停滞している日本から来ると、すごいと思ってしまう。

どこかの駅で最終ハノイ行きと交換。
ハイフィン到着。大雨。この後タクシーが捉まらず宿に辿り着くのに3時間、最後は膝上までの洪水の中だったのだが、翌日には水は引いていた。


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