見出し画像

プロジェクトごとに「チームで働く」の可能性と課題感。

こんにちは!小谷と申します。
フリーランス同士がチームを組んで、プロジェクト単位で働くことをサポートするサービスであるTEAMKITを運営しています。

TEAMKITは2018年10月に正式ローンチを行い、これまで広告は一切使わずに色々な人に支えられながら約2,000名近い方が登録してくださり、150プロジェクトを越えるTentが立ち上がるプラットフォームになってきました。

そんな中で、チームで働くという可能性と課題を感じています。個人で実現できることはそこまで多くありません。より大きなプロジェクトやお互いの活かし合いはチームだからこそ出せる価値であり、可能性です。
では、反対にチームで働くに向けた課題は何でしょうか?

チームを組む際の課題感。

これまでTEAMKIT上を含めて、色々なプロジェクトチームを見てきました。プロジェクトごとにチームを組む際に、感じている課題感には以下のようなものがあります。

その① どう出会うのか問題
チームを組んだことがある人はわかると思いますが、誰でもイイわけではありません。一般的には仕事に対するスキルや実績を見ることが多いと思いますが、そこに加えて人柄や考え方・仕事に対する姿勢なども含めた相性など見るべきポイントは多いです。
今、それらは実際に会ってみないと多くがわからない上に属人性も高くてかなりの手間が必要です。むしろ、会ってみても失敗することもあるのです。

その② 関係性の築き方問題
出会ってしまえば、終わりというわけではありません。
プロジェクトを進める中で、どんなコミュニケーションや連携を取っていくのが最適なのかもまだまだ課題があります。
そして、これまで日本では自前主義とも言われるように外部も含めて色々な考え方や価値観のある人同士が一緒にチームを組むことに慣れていません。

TEAMKITは何を大事にしてるんだっけ?

正式ローンチの際に「TEAMKIT正式ローンチ!少しだけ想いを整理してみる。」を書いてました。僕自身の考えはこの時から1ミリも変わってません。繋がりこそ、信頼であり価値なのです。

個の時代にとっての本来的な状況とは一部の限られた人のためではなくて誰しもが小さくとも周りとの関係性の中で「個を活かし合うことが出来る」ということ。

僕らは前述のような課題感に対して、繋がりや周りとの関係性がひとつの解決手段になると考えています。
自分が信頼している人が紹介してくれた人は相性や人柄・価値観などが合うことが多くて進めやすかったという経験はありませんか?
それは、前提条件であるこういう人だよ!が繋がりの中で共有されているからなのかなーと思っています。

初志に立ち返って考える。

これまでのTEAMKITがどうだったか?と言えば、オーナーさんに頑張っていただいたこともあって全プロジェクトの70%以上がプロジェクトメンバーを見つけることが出来るようになってきました。
では、それが繋がりや周りの関係性の中で生まれてきたかといえばまだまだ弱い部分があるなと感じています。

そこで、今回のホームリニューアルです。これまでのホームはこのような形で、カテゴリーごとにまとまっていますが表示としては全数が羅列されているものでした。

リニューアルでは初志に立ち返ることで周りとの関係性の中でプロジェクトと出会うことを目指して「出会いの精度」をあげていきたいと思っています。

アクションと関係性の中からアナタへのおススメを。
「For You」というフィードを作りました。
ここではアナタがTEAMKITで起こしたアクションやこれまでの繋がりや関係性情報からアナタ自身へのおすすめプロジェクトが表示されています。

実際には、どんなデータを基にアナタに最適化していくのかはまだまだこれからです。今後もユーザーの皆様の意見も聞きながらどんどん改善していきたいと考えています。

これからもプロジェクト単位で働くを。

今回のホームリニューアルでは、「繋がりは、信頼であり価値」という価値観に従って課題感にアプローチしたものです。でも、これだけで解決できるとは思っていません。人とチームを組むことは可能性でもあり、難しさも大いにあります。実際に色々なプロジェクトの話を聞きながら、日々難しいなと感じることも多いです。
今後も僕らはそういった課題を見つめて解決に向かって色々な方と協力しながら進んでいきたいと思っています。

色々とそんなことを考えながらtwitterも更新しているので、もしよければフォローしていただけると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?