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「Iメッセージ」&「Youメッセージ」

気づけば4月。
新学期、新生活など新たな気持ちで迎える新たな時間が始まった。僕自身も大学2年生。履修登録期間も終わり、ミスがないことを祈るばかりである。大学は必修科目や選択必修科目、選択科目という科目の種類があり、卒業するためにそれらの科目の単位を取得する必要がある。昨年度はほとんどオンライン授業だったけれど今年度は対面授業を続けることができるのか……。それともまたコロナの影響で再びオンライン化になってしまうのか。今の状況だと少し不安もある。

「Iメッセージ」&「Youメッセージ」

「Iメッセージ」とは「私」を主体とする表現やメッセージのことを指す。特徴としては、自分の気持ちを相手にわかってもらえやすく、トラブルになりにくいというメリットがある。主語が相手ではなく、「私」であるため自分自身の感情や意見をそのまま伝えられるからだ。一方で、「Youメッセージ」とは「あなた」を主体とする表現やメッセージのことを指す。特徴としては、思い違いが生じる恐れがあるというデメリットがある。主語が私ではなく、「相手」であるため相手に対して、「あなたは〇〇であるべきだ」などと責めるニュアンスになり、命令口調のようになったり断定的に伝えてしまったりする可能性があるからだ。

例えば、「Youメッセージ」の例でいうと、「キミは何度言ったらわかるんだ?」と上司や先生に言われたとしたら、この場合「あなた」に対してのあきれた態度やダメな人間だと決めつけている行為が伝わってくる。どうしてほしいのかもわからないし、子どもであれば何回も失敗するし、間違いだって起こるし、ただ単に「ダメだ」と言われ続けても何も変化は起きないと思う。こういった時は「Iメッセージ」に変換できる。「私が間違えたときは〇〇してみたよ」「私も手伝おうか?」「私が伝えたことは重要だから〇〇を覚えてほしい(気をつけてほしい)な」などと言われたら少し印象も変わるはずだ。

どちらが良いのかといわれれば、確実に「Iメッセージ」だと思う。コミュニケーションは本当にその場その場で変化するものだから難しいけれど、少し意識を変えて「Iメッセージ」を多用することを心掛けることで相手への伝わり方や相手との関係性もより良いものになると思う。

新生活で一番あせるのは相手との関係性の前に、自分自身の状況の変化や気持ちの変化かもしれない。新学期の学生も、入学したばかりの新入生も、入社したばかりの新社会人も、そして僕自身も、環境に慣れるまでは不安と付き合いながらちょっとした休憩も取りつつ楽しんで、1日1日を充実した日々にできるといいな。




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