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HSK3級受験しました!

おはこんばんにちは。大学一年,双子葉類と申します。今回は,HSK(中国漢語水平試験)受験体験記を書こうと思います。中国語の勉強をしている方,中国旅行,留学を考えている方,ジャッキー・●ェンと語りたい方は是非!


1.HSKって何?

手っ取り早く言うと,「中国語版『英検』」といったところでしょうか。中国政府公認の資格で1級から6級まで選んで受験できます。中国語のニーズがますます増していく今日,HSKの資格を持っていると,留学や就職など,様々な場面で役立つようです。(詳しくは,HSK公式ホームページをご覧ください。)

それでは,早速私のゆる〜い受験体験記をお伝えします!「ああしておけばよかったな」ということ,注意点なども併せてご紹介しますので,これから受験する人は是非参考にしてください!

※以下は全て私個人の感想,主観になります。正しい情報は,必ずHSK公式の情報をご確認ください。

2.受験まで

受験を思い立ったのは8月頃。私は大学で第二外国語として中国語を学んでいるため,腕試しのため(というより,サボらず勉強するため)にHSKを受けることに決めました。

受験申し込みはHSK公式ホームページ(以下,公式サイト)からすぐにできます。「受験するぞ!」という熱意を失う前にすぐ申し込めますね笑。受験料納入はクレカ,コンビニ支払いなど選べるので便利でした。

さて,HSKの級には6段階ありますが,どの級を受けようか迷ってしまいますよね。しかし!公式サイトでレベルチェックテストを受けられるから大丈夫!自分のレベルに合った級を受験できます。今回,私は要求される単語数や文法レベルを考慮した結果,3級を受験することに決めました。

受験日までは大学の教科書やHSK専用の参考書などを使い,文法,単語を総ざらいしていきました。(ここでリスニングをサボったのは反省…)また,過去問を積極的に解き,HSKの問題の雰囲気に慣れていきました。

試験1週間前には受験票が届きます。4×3cmの証明写真を貼る部分があるので,写真の準備をお忘れなく。

3.波乱の受験当日~腕時計は何処に〜

そして迎える受験当日。家を出ようとしたその時,私は重大な「ミス」に気づきます。

「あれ…腕時計どこだっけ…」

HSKの必須持ち物の一つに腕時計がありますが(実際,私が受けた会場には置き時計などはありませんでした),腕時計が見つからない!実は寝坊して時間ギリギリに家を出る羽目になってしまったため探す余裕もなく,慌てて駅チカのダイソーで腕時計(110円)を購入。ありがとうダイソー。事前準備大切。寝坊ダメ絶対。

どうにかこうにか受験会場に到着。会場では本人確認のため,受験票の他に写真付きの身分証の提示が必要です。私はマスクを着用していましたが,本人確認時には外すように言われました。しっかりチェックしているんですね。

また,時間厳守が試験の掟です。受付時間を1分でも過ぎると受験できなくなってしまうので気をつけてください。また,一度会場に入ってからお手洗いなどに出ると再入場の際に再び受験票を見せなければならず,ちょっと面倒くさいので会場入りする前に最寄駅などで済ませておくのをオススメします。

試験前には監督の方から注意事項などを説明されます。携帯電話の電源OFFの確認は近くの席の人と見せ合って行うので,「スマホのホーム画面見られるの恥ずかしい…」という方は予め電源を切っておきましょう。

試験はリスニング,読み取り,書き取りの3部で構成されています。各セクションで回答時間が定められており,その間他セクションの問題を解くことはできません。

4.問題を解いた感想

リスニングは勉強不足もあり,なかなかの難易度でした。マーク式だからと舐めていると痛い目に合います。早めの対策を。CDを聞くのも勿論ですが,自分で音読できるようになるのが一番です!私も発声できる文章,単語は明瞭に聞き取ることができたので音読練習は効果抜群でした。また,試験中は例題を読み上げている間に回答の選択肢などをチェックし,こんな文が読まれそう,こんな単語が出てきそう…と予測しておいたのも良かったです!

読み取りは文法,単語をおさえておけば怖いものはありません。「あの問題にめっちゃ悩んでたら時間なくなっちゃった〜」ということにならないようにさえ注意すれば大丈夫。

書き取りは並び替え作文と穴埋め問題の二種類あります。前者は文法の理解,後者は拼音も含めた単語の暗記を問われます。一問あたりの配点が大きいので,ここで一問落としてしまったのが痛いです…。

5.受験後〜HSKフェア〜

今回はHSKフェアが同時開催だったため,試験終了後にちょこっと覗いてみました!

HSK公式問題集の販売のほか,就職ブースでは中国語を使える人材を求めている企業の方々とお話ができます。また,中国での就職を考えている人向けのセミナーも開催されていました。

私が主に行ったのは留学ブースです。中国の様々な大学(厦門大学,中山大学など)の方と直接話し,その大学のカリキュラムや留学費用など,気になる事を色々聞くことができる絶好の機会です!「まだ中国語ペラペラ話せない…」という方でも大丈夫!どのコーナーにも通訳の方がいらっしゃいます。(私はずっと通訳さんに頼りっきりでした。早く流暢に喋れるようになりたい…)

採点は中国の本部で行われるようなので,受験結果は試験日の約1ヶ月後に公式サイトで発表されるのを待たなければいけません。(2ヶ月後には郵送もしてもらえます)緊張するなぁ…

6.まとめ

結果はまだわかりませんが,HSK受験を通して自分の語学力は確実に上がったと思います!勉強のモチベーション維持,レベルアップの実感にHSK受験は最適なのではないでしょうか。

ここまで読んで頂き,ありがとうございました!

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