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西野七瀬 『Dr.チョコレート』で少し褒められているけれど、相変わらず下手だ

【筆者の独り言】
ジャニーズタレントの演技力の評価するなら、乃木坂の演技力も評価しないといけないと思った。

★直近の「Dr.チョコレート」の再放送が流れていて他に観る者ないから見てしまった。西野七瀬が出ていた。

※日本テレビ土曜ドラマ 「Dr.チョコレート」2023年4月22日 - 6月24日
原案:秋元康
企画:秋元康
脚本:渡辺雄介
主役野田哲也: 坂口健太郎
少女寺嶋唯:白山乃愛
新聞記者奥泉渚:西野七瀬

秋元康企画のものなんで、西野七瀬がキャスティングされる。
西野七瀬が2018年に文春砲で不倫スキャンダルを浴びて、運営サイドからも西野本人からもコメントは一切発信されず、その代わりに唐突に卒業の発表が行われた。想像するに、西野は素直な気持ち「好きだったと言いたい」と言いたいと譲らなかったのだと思う。だから、急いで卒業させた。

その影響が白石麻衣の卒業がキャンセルされて(年末に東京ドームで卒コンする予定だったらしい)2年遅れた事で白石麻衣のセカンドキャリアのスタートの好機がずれて、今あまり活躍できていない。

それなのに、事務所(乃木坂46LLC)トップの今野義雄氏は、西野七瀬に力を入れて強く推している。アイドル乃木坂と同じ事務所だ。
その状態は、ミニジャニーズの様に見える。
乃木坂の事務所としての力がジャニーズの50分の一とか足りないので、二人をドラマ枠に押し込めないのは判る。
だけで、何故白石では無くて西野なのか?論理的には判らない。今野社長にとって、西野が可愛いとか感情的な事なのだろうと思うと納得できる。

同じ事務所には、伊藤万理華と言う世間的に認知度が低い女優がいて、まあ地味ながら活躍できている。西野と白石と比較して女優としての演技力は上だろう。

西野が、凄い話題になった「あなたの番です」に出演していた時に、セリフもまともに言えないド素人と叩かれた。まあ、その通りなのでしょうがないが、西野はめげないで女優をやめないで続けている。そこが、彼女の強みなのかもしれない。
叩かれても痛くないと言うか「カエルの顔にしょんべん」と無視できる強さに驚いてしまった。

乃木坂ファンなので、びくびくしながら見ていたけれど、5年も続ければそこそこできるようになるかな。


★あなたの番です

※日曜ドラマ あなたの番です(2019年4月14日 - 9月8日、日本テレビ)
原案:秋元康
企画:秋元康
脚本:福原充則、高野水登(Hulu版)
主役手塚菜奈:原田知世
夫役手塚 翔太:田中圭
同じマンションの住民黒島沙和:西野七瀬




■日本の芸能事務所は、商品戦略を立案出来ないから育成出来ない。それが、日本のコンテンツの質が上がらない大きな一因。

沢山集めて、売れなきゃ捨てるだけ。沢山集める手段に金使うだけで、それを投資していると言って売れる芸能人だけ縛り付ける。オーデションや原宿のスカウトとかに熱心になる。
能年玲奈が突然売れ出して、母親が独立させると騒動になって、事務所であるレプロエンタテインメントが徹底に阻止してTVに出れなくなり、本名なのに能年玲奈が使えなくなった。
それはマネジメントと言わない。
その点では、ジャニー喜多川の足元にも及ばない。
ジャニーズと同じ構造であるが、ジャニー喜多川の方が選別・プロデュース能力は高かった。

芸能事務所としての乃木坂LLCは、所属タレントにトレーニングをしないで、いきなりド素人でドラマに出演させる様な、乱暴極まりない運営方法しかやれない。
厚顔無恥は西野ではなく乃木坂の事務所の方だと思う。

乃木坂LLCと言う芸能事務所は、所属タレントの品質向上に全く関心が無い。「やりたいなら自分でやれ」と言う事なんだろう。
でも、それが現在の日本の芸能事務所のスタンダードなのだろうか。

仕事取って来る事と、スケジュール調整と付き人の様に身の廻りの世話をする。
将来の戦略を練って、必要な武器を持たせて、その上で売り込むのではない。それでもマネジメントしていると言うの?
商品の企画開発・営業・宣伝はせず、並べて売れないものは切り捨てる。

生田絵梨花が、乃木坂LLCともめてでもミュージカルをやると覚悟して東宝のオーデションを受けて、自らの金でボイトレや体幹の強化等に投資したが、それと同じ事をやれと言う話なんだろう。音大授業料を含めてトレーニングに1200万円かけて来た。それ以外に、本場のミュージカルを見に行く費用も数百万円かけている。

乃木坂LLCは。スキルに関しての育成と言う観点は非常に薄く、4期生や5期生が深夜の冠番組を持っているが、私から見てプロモーションでしかない。
「チャンスを与えているのだから足りない処は自分で強化しろ」と言う方針は変わらない。

ならば、ギャラの配分は何%なんだろうか?(業界の常識では40%~50%)
生田の太田プロは、タレント側70%で業界一比率が高い。
その比率なら、自分の事は自分でやれは少しは理解できる。


その意味では、TBSの「私が女優になる日」の方が少しだけましかもしれない。すぐTBSのドラマに出演出来ているので、良し優れた素材の応募者が集まって来るでしょうから、スカウト中心の他の芸能事務所には脅威かもしれない。

TBSスター育成プロジェクト 私が女優になる日_
田辺エージェンシー、TBSテレビ、秋元康による日本の公開オーディション番組である。

Season 1の優勝者飯沼愛は、2022年10月16日から12月11日放送のTBS『日曜劇場』枠の『アトムの童』でゴールデン帯連続ドラマ初出演。
2023年には日曜劇場『VIVANT』に出演。


■それにしても、それが日本のコンテンツ業界の質が上がらない主要要員なんだと思う。

TVの衰退は、永年に渡る「TV局自体の安易な姿勢」と「芸能事務所のヤクザ的な経営方法」の両方が原因なのだろう。

【たとえ話】
日本の農業と漁業の大きな誓いが、研究開発やインフラへの投資に大きな金を使って来ているかどうか。
農業に関しては農地改良や作物に関する研究等に政府や都道府県が金を使っている事である。例えば、研究開発としては、種子や品種改良等公的研究機関が担っている。
漁業の資源確保や量に関する器具や手法等の研究機関はほとんどない。
資源の枯渇や地球規模での環境の変化に、個人の漁民が出来る頃は少ない。


そうだとしても、西野七瀬の演技力の未熟さを事務所が放置して言い訳はない。また、白石麻衣と西野七瀬のチャンスは平等ではない事も問題だ。



【参考】




終わり

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