見出し画像

♯1 顔出しだけはしない「覆面シンガー」が増えたのは、お顔が微妙な女優が流行っているのと同じ流行現象。

<前段>

この記事は流行りの「ルッキズム批判」と同じ論調。
「歌に顔は関係ないだろう」って?
「ルッキズム批判」する人は、なんで「美しい女性タレント」を好きな男のファンがターゲットなの?ジャニーズのファンを批判しないとね。

「ルッキズム批判」する人は殆ど女性だから、女性顧客を敵にしたくない?と言うよりジャニーズは好きなんだ?(笑い)
「ルッキズム批判」する人は、まず女性のイケメン好きを批判してくれ。
ブ男を旦那にして、「幸せです~~」ってブスな子供と一緒にSNSに出ているなら傾聴しますよ。
男女関係なく、「ルッキズム」と言われている人間の本能に根差す生存戦略を無くすことは出来ない。



1.『Ado』、『ずとまよ』、[yama]…顔出しだけはしない「覆面シンガー」が増えた“納得の理由”とは?「覆面シンガー」は女性が圧倒的に多い理由は?。

文春オンライン 2022/12/25(日)
スージー鈴木/ノンフィクション出版

■「顔出しだけはしない」という戦略

顔出ししない理由として、まずは話題性獲得があろう。このあたり、同様に当初、顔出ししないことで、一定の話題性を獲得しながら、突然、メディアに姿を見せることで、一気にブレイクしたYOASOBIの影響が強いはずだ。

■「顔バレ」は強烈なストレスの種になる

面白いのは、「覆面シンガー」たちの顔の流出画像を掲示したサイトがやたらと多いこと(「顔バレ」という)。もちろん、そのほとんどはデマだと思うのだが、重要なのは、「隠されると見たくなる」という心理が、彼女らの話題性獲得に、大きく影響しているだろうということだ(なお、Adoについては、22年4月のライブで顔出しをしたと報道があったことを付記しておく)。

3つ目の理由として、そもそもがネット発、つまり匿名メディア発のシンガー/ユニットだということ。多少の違いはあれど、彼女らは、アマチュア時代、顔出しをせずにネットに上げた作品が話題を呼び、その流れで、メジャーレーベルと契約しブレイクというルートを辿っている。  逆に言えば、顔出しが前提の、リアルな場としてのオーディションやライブを経由しない、言わば「純粋覆面性」を、音楽活動の端緒から保ち続けていることになる。

■「覆面」の本質的理由とは?

 以上、「覆面シンガー」たちの「覆面」の理由を追ってきた。加えて、さらにもう一つ、私の考える、より本質的理由があり、それこそが今後の音楽シーンを占う上で、非常に重要な要素と考える。
それは――「歌(音楽)に集中したい」というピュアな想い。  思えば、これまでの日本の音楽シーンにおいて、女性の音楽家、特にシンガーは「女性シンガー」「女性アイドル」などと、性別込みで分類されてきた。  さらには、この「女性」という記号を抱えた瞬間、歌(音楽)そのものだけでなく、外見やファッション、ダンス、その他の立ち居振る舞いも含めたパフォーマンス全体で評価される傾向があった。  もちろん、歌/音楽の実力だけで生き残った女性音楽家もいることにはいる。それでも思い出すのは、例えば『恋人よ』(80年)で大ブレイクした五輪真弓が、そのルックスに関して「妖怪人間ベラそっくり(のキツい顔)」と、主に芸人界隈からさんざん揶揄(やゆ)されたという事実だ。  松任谷由実や中島みゆきとて、例外ではなかった。それくらい、この国においては、女性音楽家が音楽のみで勝負することは難しいのだ。

■「覆面」は構造的産物

 もうお分かりだろう。「覆面」は歌や音楽に集中する絶好のツールなのである。  加えて「リアル」を放棄することによる副次的効果として、話題性も獲得できるし、日常生活のストレスも感じることはないし、さらには、ネットの世界で活躍していたアマチュア時代とシームレスな形で活動ができるのだ。そう考えると「覆面」を外す理由などまったくない。そう、「覆面」は構造的産物なのだ。  この状況が進めば、10年後の本誌で、私は書くかもしれない――「顔出しシンガーが増えた理由」という原稿を。 ◆このコラムは、政治、経済からスポーツや芸能まで、世の中の事象を幅広く網羅した『 文藝春秋オピニオン 2023年の論点100 』に掲載されています。



2.【筆者のコメント】

1).スージー鈴木さん、散々綺麗ごと書いているけれどそれは真相を薄める為のすり替えの記述でしかない。

しかもメディアでは言えない事が真相。

真相は!『顔出したら売れない』

たったそれだけ。

★その意味では、『音楽グループ GReeeeN』とは事情が違う。

『GReeeeN』は現職歯科医であり、歯科医を辞める気はないから、音楽で売れなくても良いという覚悟で覆面でやっている、誠に贅沢な環境条件。

Ado、ずとまよ、yamaは、本人も周りの関係者も売れなければ困るんだろう。
Adoが顔出しして素性がばれたら困る事あるのではないと邪推している。
少なくても、彼女は将来売れなくなったら『顔出しする』という衝撃を使うと思うけれどね。
周りの下衆な大人たちは、『顔出しだけはしない「覆面シンガー」』は
<売り出し方・プロモーション>の手法としか考えていないだろう。

Adoの所属事務所『株式会社クラウドナイン』は、
2019年2月設立と歴史は浅いが、いわゆるボカロPやイラストレーター等を多く抱え、特にAdo『うっせぇわ』の大ヒットで存在を知られるようになった。

沿革2019年2月 株式会社ハイスピードボーイズでGReeeeNなどをマネジメントしていた千木良卓也が独立し設立。「クラウドナイン」という社名は千木良が命名し、 最高に幸せな状態や意気揚々を意味する言葉である

株式会社クラウドナインCloud Nine Inc.種類株式会社本社所在地:150-0001東京都渋谷区神宮前1-5-10 神宮前タワービルディング設立 :2019年2月業種:サービス業事業内容:アーティストマネ-ジメント及び音源制作等代表者代表取締役社長:千木良卓也外部リンクhttps://cloud9pro.co.jp/


2).「覆面シンガー」は女性が圧倒的に多い理由は?。

■音楽業界もテレビ業界も市場規模が半減する位に衰退しているので、製作費低減の為に、「ギャラ安いわりに演技が上手い女優」や「お顔が微妙でも歌が上手いアーティスト」が進出しているだけ。

女優はお顔を出さないわけにいかないが、アーティスト(単なる歌い手だけれど)は顔を隠しても活動できるというだけ。
わざわざお顔が微妙な女性を狙っているわけでは無い。

■ルックスが良くて、演技力が高くて、声も良くて、歌も上手い芸能人は超極小数だからギャラが高くなる。

ギャラが安くて演技力が有ると言われる「お顔が微妙な女優さん」も、売れっ子になればギャラが上がって行く。
同じギャラなら、ルックスの良い・女性に嫌われない女優が視聴率が取れる女優が最後に勝つ。視聴率を取るには男の視聴者を引き付ける女優さんが生き残る。その頃には、素人が分からない位の演技力もついてくる。


続き



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?