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今更ながら(乃木坂46)「君の名は希望」は名曲 生田絵梨花の声がこの曲を名曲に押し上げた。



1.紐解いたら凄すぎた。「君の名は希望 / 乃木坂46」をバンドマン目線で分析してみた。

Crahsの大人バンドマン生活 2023/02/26

バンドマン的な解説は、上記の動画を見てください。

『圧倒的に美しい』そうです。
Aメロが核。
Aメロのイントロ→Aメロ→Bメロ→ブリッジ→Aメロ→サビ
サビ迄1分半掛かっているのはJ-POPではレア。

等々の話が聴けますので見てください。



2.杉山勝彦さんとAkira Sunsetさんがご出演生田絵梨花について話しています。

2022年2月11日(金・祝)にNHK-FMで乃木坂46の特別番組「今日は一日“乃木坂46”三昧 ~第二章~」が生放送された。

その番組に、「君の名は希望」の作曲杉山勝彦さんが出演して、乃木坂特に生田絵梨花を絶賛しています。

「君の名は希望」が無ければその他の楽曲もなかったとおもうので、僕にとっての一番の曲は「君の名は希望」。

当時AKB48が最強時期で到底かなわない相手。ももくろも強かった。アイドルはファンに元気を与えるという楽曲が多かったが、自分がフラゲやヘビロテを創れる人ではなかった。
自分の作る楽曲に合ったグループが有ればいいなと思っていた。ピアノ主体でストリングスが入って来て清楚に歌い上げる楽曲を提案したのが「君の名は希望」で秋元康さんすぐに採用された。

歴代のメンバーの中で、ミュージシャンとして声質が好きなのは、生田絵梨花さん。
歌が上手な事に加えて、張りすぎないでハイトーン迄伸びて綺麗に伸びやかに歌えるのは凄い。一人でステージ経ってピアノ弾き語りで歌えるのは、本当に凄い。その上、歌っているときの表情が抜群に良い。彼女の歌声があると、他のグループと違う乃木坂の色になっている。

乃木坂の色と言えば、生田絵梨花と言ってもいいんじゃないか。

それぐらいの財産を今の乃木坂に残したと思う。生田さんが卒業した後、どうしていくのか今のメンバーは試されると思う。
歌が上手いメンバーが居る事は知っているが、生田さんと比べて追いかけてもしょうがないので、現メンバーで新しいサウンドを創っていくか?




3.筆者にとっての「君の名は希望」は、

乃木坂46と言うグループが初期の乃木坂のセンターである生駒里奈からの卒業楽曲だと思っています。

生駒里奈が体現していたのは、クラスの隅っこで根暗に誰にも見つからない様に過ごす「いじめられっ子」。生駒に共感する根暗なファンが大勢共感した楽曲。

AKBのはちゃけたクラスの中心で威張っている人たちとは明らかに違う「乃木坂というグループが目指す世界観」をはっきりと明確にした楽曲。
秀逸なのは、それと共に生駒が根暗から脱して『温かい仲間の中に居場所を見つけたという希望』を現わしている。つまり、ドラマ性を持って、その根暗ファンですら将来の希望を感じさせる、正に未だに乃木坂の代表曲。

その乃木坂の希望とは、
生田絵梨花の様な高スペックで富裕層をも巻き込む様なコンピテンシーを持った高みに行く事。

全曲通して生田絵の声が響いているが、特にラスさび部分は、意図的に生田絵梨花の声を前を出している。
透明人間だった生駒里奈が乃木坂46という居場所を見つけて居心地が良いと言い放っていて、その後のラスさびで イジメられた過去を清算して希望を持って行こうと生田絵梨花が言っている様だ。

2012年で生田絵梨花の高い音楽性や「16人のプリンシパル」での無双状態等、一人元々高みに入る人である事をメンバーもオタクも知って、生駒に代表する「いじめられっ子・引きこもり」を表舞台に引きずりだしてくれた。

特徴的なラスさび部分は、生田絵梨花の声が前に出て来て壮大な終焉に向かう希望を表現している。生田絵梨花の高音の飛び抜けて響く地声ベースのミックスボイス(地声の筋力を残しつつ呼気でボリュームを上げていくパワフルな歌い方)はメンバーの誰も出来ない生田絵梨花の特徴。

★大さび → Cメロ → ラスさび

大さびから、生田絵梨花の声の構成が大きくなって来る

大さび <歌詞>
こんなに心が切なくなる恋ってあるんだね
今日だって僕らの足跡は続いてる
君の名は希望と今知った

◎『Cメロ』 <歌詞>
もし君が振り向かなくても
その微笑をぼくはわすれない

◎ラスさび <歌詞>
君の名は 希望と 今知った
希望とは 明日の空
wow wow wow

ラスさびの声は正に生田絵梨花であり、乃木坂の希望は生田絵梨花の歌声が現わしている

乃木坂46 『君の名は希望』Short Ver.
乃木坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL  2013/02/14


君の名は希望のMVは2本あり、ショートバージョンが上記。
この動画は、映画「超能力研究部の3人」のオーデションという形式になっている。オーデションで選ばれた3人は、生田、橋本、秋元。



生田絵梨花が卒業したあとの乃木坂は、一時迷走してしまった。

それは、杉山勝彦さんが言っている様に、これからの乃木坂のカラーをどうするかという大きな課題に『間違った対応』をしてしまったから。
それを元に戻すのに1年を要してしまった。


終わり


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