2次元と3次元とちょっと5次元の話

リサ・ランドール と言うアメリカの理論物理学者がいる。彼女は、別の次元=異次元について研究していて、その存在を物理学的に提唱している人。

その人の、本を冒頭の数十ページだけ読んだ。

そこに書いてあったことを時折思い出すのだけど、ちょっとそれに関連して思うところがあったので忘備録的な。

本では、二次元と三次元とについてまず説明される。

ちなみに、一次元は直線の世界、二次元は平面の世界、三次元は立体の世界。

三次元世界(現在の我々の世界)で、大きなボールが落下してくる現象について考えてみる。まず、三次元にいる人は言わずもがな、ボールが落下しているという事実を目にする。この時、例えば高さ方向をzとしてみる。

しかし、二次元にいる人は、平面の世界にしかいないので、高さ方向Zは存在しない。三次元世界の、Zのどの部分でもいいので、ある高さのXY平面に住んでいる人を想定してみる。すると、そこでは、三次元世界でボールが落下していく運動というのは、ある点(円)が現れて、だんだん大きくなり、だんだん小さくなり、消えていく。という平面の現象として認識されることになる。
(ちなみに三次元ではボールは消えていない。でも二次元の人からしたら急に円が現れて、大きくなって、消えていって・・怪奇現象と思うだろうね。同じことを3次元の私たちが、5次元の何かを怪奇現象として怖がるところも想像できたり・・・。)

想像できるだろうか。

もしわかりにくい場合は、自分で想像するか調べて見てもいいと思う。

その本のほとんどを読んでいないのでそのあとどうなったかわからない(笑)けれど、5次元宇宙について説明したyoutubeなんかもあるので、興味ある人はそちらを見ていただきたい。

それで、(少なくとも理論上は)5次元世界というのがあって。

そこから先はふと思ったこと・・・

地球はこの後、5次元へと移行する、という風にずっと言われている。実際にそうなったとして、どんな感じなんだろう?というのは三次元にいる我々にはなかなか想像できない。

けれど、はっきりしているのは、今ある、3次元世界というのは、5次元世界の中に含まれるということ。つまり、今見えている現象は5次元世界にもある。だから全く知らない世界というわけではない。

同じ現象をどうみるか。

そこがきっと5次元を理解する一つのヒントなのだろうなあと思った。

そうすると、今起きている、見えている現象を今までの常識的な物の見方で見ていると、永遠に5次元的な見方はできないんだろうなということは想像できる。

ともかくも、今起きている現象の中に5次元世界の、一部が見えているのだなということを今日は何気なく思った。


さて・・・昨日は実は息子が、大怪我をして。何針も縫う怪我で、とてもとてもとても動揺した時間がすぎて、今日はようやくお昼寝をしてくれて、ホット一息ついているところなんであります・・・

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