" お昼の短歌 "
脇だけで
持ち上げられる幼子の
ヘルメットから下がる体重
午後1時
白シャツたちが戻りゆく
小さく前へならえの満腹
小食で
シャカシャカと振る漢方が
少々食事をじゃまする食前
◇ ◇ ◇
先日、オフィス街の方へ行ってきました。写真はその時のもので、あくまでイメージ用に撮りました。
短歌は、もう少し前に、違う場所でふと見かけた光景です。
◇
隣のテーブルに、3人のスラリとした若いサラリーマンの方たちが、食事されていました。入社してまだ年数が経っていない感じでした。
食事を終えられた3人が立ち上がった時、
中のひとりが、シュッポッポみたいに? 小さく前へならえのように? 両手をお腹に当てて、お腹いっぱいだーっとしている、その仕草が、
可愛らしかったです。
この世代は、爪楊枝チッチはしません。絶対に。
歩道の方では、お母さんが小さい子供の脇の下に両手を差し込んで持ち上げ、自転車に乗せようとしていました。子どもはお母さんにされるがままで、ヘルメットを被ったぬいぐるみの様に見えて、可愛らしかったです。
スギ、ヒノキの次に出てくるイネ科の花粉が、もう飛んでる…( >д<)、;'.・気がします。
で、最後は、花粉症で小食の私が、鼻づまりに効く漢方薬を飲んで、食前に少しお腹がいっぱいになってしまった……… サ行を増やしたかっただけの
ササヤカな短歌です。
◇ ◇ ◇
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