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アイデンティティ再構築、はじめの第一歩(私の場合)

こんにちは、soyokaです!
「帰国子女」としての自分のスタンスについて帰国後10年以上にわたって向き合い、悩んだ経験をnoteマガジンに書いています。

  • 「帰国子女」の看板が「重たい/合わない」と感じている方

  • 海外や異文化圏での経験を持つ自分について集団で生きづらさを感じたことのある方

  • そんな自分を自分を新たな方向から捉えなおしたくなった方

  • 自分のこれまでとこれからについて考えてみたくなった方

  • 他の記事を読んでいてsoyokaのこれまでが気になった方

に読んでもらえたらうれしいです。


今回は「(帰国子女とは別の)新たなアイデンティティを見出すための、はじめの第一歩」の話をします。

前回の記事で紹介した通り、私は当初帰国子女で英語が得意なことを売りにしていましたが、
中学卒業後、高校では理系選択をし、大学も理系の大学に進学することを決意します。

そこに至るまでに何をどのように考えたのか、その過程を紹介します。


理系選択に至るまで


中学時代、「帰国子女」な自分や「周囲の期待に応えるために英語を頑張っている」自分に違和感を抱いた私は、英語と距離を取り、別の分野で自分の可能性を見出せないか試してみたいと考えるようになります。

その方向性を考えるにあたって、以下の2つの指針から理系選択を決めました。

①「英語」「帰国子女」の肩書がつく前の自分を振り返ってみた

  • 今後自分がどうしたいか考えたい

  • 帰国子女以外の部分に自分のアイデンティティを見出したい

と考えた時、
真っ先にやってみたのは、アメリカにいるときによくやっていた行動や
当時よく読んでいた本を振り返ってみることでした。

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