見出し画像

趣味趣味音楽のこと。

日本のジョンとポール。

陳腐だけど、はっぴいえんどの大瀧詠一と細野晴臣は、そう喩えてしまう
(もう少し下ると小沢と小山田だが、無論バンドではないからアウト)。

ビートルズみたく、少なくとも初期は頻繁に共作したかはさておき(詳しい方、教えてください)。

YMOでの仕事やJ-POPにない低音の魅力から、これまで圧倒的に細野派だったが、
歳を重ねるにつれ、大瀧の甘さや過剰なまでのユーモアが許せ、いや気持ちよくなってきた。

中でも、ロック育ちの私には、はっぴいえんど以降、本名名義になるまでのナイアガラ期、その中でも前期が肌に合う。
(標題曲は、’76年の「GO!GO!NIAGARA」収録)

この曲は、Apple Musicによると
「自身の作品への批判に対する返答の意味合いを持った一曲」
だそうだ。

なるほど、納得するが、音楽を思想や宗教にまで敷衍して、もめるのは仕方ないけど仲良くやりましょうや、というある種能天気なメッセージと解釈した。

と書くと凡庸だが、この声とメロディに乗ると、確実に魔法が起きている。

後期のバラードでやや気になる(私だけ?)ヘタウマ・ヴォーカルも、ロックなので無問題。

よければいっしょに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?