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Project-Based Learning(PBL)って何??

こんにちは!!プロジェクト型学習の創造教室です!!

この記事では、近年日本で注目され始めている教育手法である、Project-Based Learning(PBL; プロジェクト型学習)について解説します。

出典は溝上慎一・成田秀夫 (2016)『アクティブラーニングとしてのPBLと探究的な学習』東信堂です。

この記事では、同じくPBLと略される、Problem-Based Learning(問題解決型学習)は扱いません。ご了承ください。

PBLの歴史

プロジェクト学習(PBL:project-based learning)の起源は、アメリカの哲学者ジョン・デューイ(1859-1952)の進歩主義教育にまでさかのぼられるとされます。20世紀初頭、彼の思想に影響を受けたキルパトリックは、初等教育において「プロジェクトメソッド(project method)」を開始しました。これが、PBLの始まりです。

その後、PBLは主にアメリカやヨーロッパにおいて、初等教育を中心に普及し始め、次第に中等教育、高等教育でも普及し始めました。現在、日本でも探究学習が取り入れられ始めており、それに伴ってPBLも注目され始めています。

PBLの定義

PBLとは、学習者主導型・教科横断的・協働的・長期的という特徴を持ったアクティブラーニング型教育の一種です。PBLにおいて、学習者は、3~5名ほどでグループを組み、学習者自身の関心と現実の社会に沿ったテーマ・課題・問いを設定します。

そして、学習者は学習・調査・実験等の計画を作成し、問題解決に向けた長期的なプロジェクトを遂行します。

最終的には、プレゼンテーション・論文・芸術作品・模型等で成果物を発表する、または、解決策を実践した結果を報告するなどして学びを終えます。

PBLでは、教師はファシリテーターとして、自由な学びの場の提供、各グループの相談役など、受動的な役を担い、学習者の主体的な学習を支援します。

PBLの効果

PBLの効果としては、既存の知識や技術を実社会に応用する能力、論理的・批判的思考力や協働力、学びへの主体性などの向上が期待できます。

また、学びの中で自分の興味が明確になり、進路やキャリアの選択につながります。

さいごに

私たち創造教室は、これまでに説明したプロジェクト型学習を用いた教育サービスを中学生・高校生に提供する事業を行っております。

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お問い合わせはTwitterのDM、またはこちらのメールアドレスにて受け付けております。→ sozokyositsu@gmail.com

告知です!!
2023年4月3日~5日に、創造教室が主催する『PBL体験プログラム』が開催されます!

日時:2023年4月3日(月)~5日(水)
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
住所:〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3−1
参加費:12,000円/人(宿泊費・食費込)
募集要項:新高校一年生~新高校三年生
定員:12人(定員超過の際は抽選となります)

詳しくはこちらの記事をご覧ください!!

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