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頑張らない働き方 【要約】

「頑張りますって言ってませんか?」

職場で、「頑張ります」や「頑張る」って言葉をよく聞きませんか?
仕事で、目標やノルマを達成できそうになかったら、「頑張らなきゃ」と思い、残業や休日出勤どうにかしようとしてしまう。このやり方では、うまくいかない。頑張らないほうが、うまくいくのです。

皆さんこんにちは、Sparkyです。
今回のテーマは、「頑張らない」です。

職場の上司にボリュームのある仕事を振られてさらに、「急ぎで頼む」と言われた時、殺意が沸いてきませんか?(笑)他にも急ぎの仕事があった場合、両方終わらせなきゃと思い、遅くまで残業したり家に帰っても、仕事する人もいると思います。
Googleの成果を出す仕事術を試してみませんか?
それでは、本編スタート!


著者情報
連続起業家、投資家、経営コンサルタント、執筆者。モルガン・スタンレーを経て、Googleで人材開発、組織改革、リーダーシップマネジメントに従事。

✅頑張らない方が上手くいく時代

頑張る=ソリューション(問題解決)ではない。
日本人に多い、頑張れば何とかなるという働き方をしてしまうと、いずれ疲弊してしまいます。
その為、業務の内容や意味を深く考える余裕がなかったり、仕事を楽しむ事ができなかったり、課題を解決する事もできません。
なかには、指示されたタスクを頑張ってこなせば、給料がもらえるからいいじゃないかと思う人もいると思います。しかし、手を動かせば進んでいくような単純作業は、ITの発達やアウトソーシングにより、自動化や効率化されています。AIによって自分の仕事を代替する時代がすぐそこまで来ているかもしれません。

昔のように、頑張れば評価される時代は終わったのです。
マンパワーで頑張れば、会社の業績と給料が上がる時代は無くなりました。
これからは、主体的で学び続け成長する人材が求められます。
ゼロから、新しい価値を生み出し自分にしかできない仕事を作り出し、「社会にインパクトを与えるような仕事をする」

ここでのインパクトとは・・・
同じ時間で生み出す価値が大きいこと

日本人は、働きすぎています。給料は上がらないし、残業も多いです。
こんなに頑張ってるんですが、生産性低さは、外国と比べ群を抜いています。
日本人は、頑張っているのに結果的に非効率な働き方をしているんです。
日本人が忙しいのは、不要な仕事まで頑張ってしまうからです。

筆者が以前勤めていたGoogleは、生産性が高い企業で10Xが掲げられていた。

10Xとは・・・
今の10倍の成果を上げようとすること

この目標の為に、Googleの社員は「楽に」働けるように工夫した。
それが、捨てることである。
不要な仕事を捨て、やるべき仕事にフォーカスすれば、世界にインパクトを与える仕事ができる。

🟦しないことリストを作る

Todoを使ったことは、ありますか?
目の前のやるべきことを忘れないようにリスト化するやつです。
その反対のしないリストを作ります。

何をしないかというと、「インパクトが小さく学びも少ない」仕事全部です。

・単純作業や自分以外の人でも差支えのない仕事
・議題のない会議やミーティング

など。これらを、断るか仲間や部下に振ることで時間を作り。
組織や自分の優先順位の高い仕事からやる。

✅昔の価値観を切り捨てよ

○○しないと上手くいかないという考え!

Googleでは、生産性向上のため、職場環境を徹底的に工夫していたそうです。それは、日本の大手企業の常識とは、大きくかけ離れたものでした。

・どんな服装でもOK
Tシャツ短パンなど個人の好きな服装で構わない

・フレックスタイム制を導入
自分で仕事をする時間を振り分けることができる。趣味や習い事の時間が取りやすい

・会社に来なくてもいい
自宅やカフェなど好きな場所で、仕事ができる。

日本の大企業は
会社のデスクにいない→仕事をしていない。という常識から抜け出せない。

仕事=頑張って我慢を重ねやるべきこと     
オフィス=9時~18時まで上司が部下をさぼってないか監視できる場所

これらの常識を捨てないかぎり、圧倒的に生産性を高めることは不可能。
優れたアウトプットを出せるように、職場環境も仕事の進め方も自分にってベストを作り上げる事が大切。

✅ロジカルシンキングを捨てよ

ロジカルシンキングとは・・・
筋が通ってること。論理的思考。

新し価値を生み出し世の中にインパクトを与える場面では、ロジカルシンキングよりも直感やセンスのほうを大事にする。
新しく何か面白いことを思いつく時は、パソコンの前で数値的なデータを分析している時ではなく、散歩や入浴中あるいは友達や違う業種の人との雑談をしている時。ふとした瞬間に降りてくることが多いいんです。

変化の激しい時代には、時間のかかるロジカルシンキングよりも、直感による素早い決断と行動力が大きなアドバンテージになる。

✅最後に

いかがだったでしょうか。
Googleでは、部下が上司を説得して仕事を断ったり、新しいプロジェクトを進めたりするのを当たり前にしています。上司もその方が生産性が高いことを理解してるからなんです。

この本は、企業の経営者の方に読んで頂きたいと強く思っています(笑)
会議と言いつつも、決定事項をただ伝えられるだけとか多くないですか?それ、メールでよくないですか?という内容の会議。
仕事=上司からの指示や命令。この様な考え方では、生産性が上がりませんよね。(;^ω^)
経営陣が、仕事環境や仕事の進め方を考えてくれないとなかなか難しかなと感じます。

今回は、愚痴が多くなるのでこの辺で(笑)
これからも役に立つ記事を書いていきますので、スキ・フォロー・サポートをお願いします。

それでは、また次回で。




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