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【Original Song】「あの星よりも美しい」配信直前 世界観紹介其の1

はじめに

こんばんは、Sparrowです。「音楽はもっと面白いと証明しよう」というコンセプトのもと、大学生アーティストの卵として活動しています。
この度、「あの星よりも美しい」という楽曲を9月30日に配信する運びとなりました。個人名義の公開曲としては初の歌詞付きの曲なんです。
歌ってもらったのは、nemuさん。
ジャケットはまつやまさんに描いていただきました。
本当に素敵なジャケットで、僕自身も陶酔してしまっています…
インスタグラム、TikTok、YouTubeにてTeaser(イントロ、歌い出し)を公開しているので、是非聞いていただけると幸いです。

@sparrow_rt.03

「お星様になりたい」と思った。 優美で幻想的な言葉だ。 でも本当は、心の奥底で自分を否定し続けた言葉だ。 ・ 【あの星よりも美しい】 作詞作曲 @sparrow_rt.03 詩 @nemu_649 絵 @matsuyama_8555 9/30(土) 0:00~ Apple Music, Spotify, Amazon Music, LINE Music, YouTube Music等各種配信サービスで配信開始 Instagram, TikTok でも音源化 20:00~ YouTubeにて歌詞付き動画を公開予定 ・ 心に残る一曲に仕上げました。聞いていただけると幸いです。 #あの星よりも美しい #sparrow #nemu #まつやま #originalsong #songwriter #オリジナルソング #作詞作曲 #音楽 #イラスト

♬ オリジナル楽曲 - Sparrow - Sparrow

楽曲制作にあたって、僕なりに世界観やメッセージ性を込めています。勿論、楽曲の楽しみ方は人それぞれではありますが、僕なりの世界観を紹介することで楽しんでいただけることもあるかと思い、つらつらとnoteにまとめてみます。記事の最後に各種配信サービスで視聴できるリンクをのせています。聞いていただけると幸いです。

「生まれ変わったら星になる」


この曲のテーマは「生きること」。もう少し踏み込んでいうと、「自殺」や「自己肯定感」に近いニュアンスの表現があります。
幼い頃、「人は、天寿を全うしたら星になるんだよ」と母に教わりました。
いや、ドラマで聞いたのかもしれません。
いずれにせよ、生まれ変わったら星になるという発想が、
素敵だなと思った記憶が、曖昧ながら今でも心に残っています。
以来、夜空に浮かぶ星を見るのが、好きになりました。
街の光が残る地域だったので、あまり鮮明には見えないし、
星座に詳しいわけではありませんでしたが、
目に映るのがおかしなほど遠い世界の光に、
ひたすらに魅了されるあの時間が好きでした。
しかし、大人になっていくにつれ(まだ20歳ですけども)、物事が上手く進まなかったり、自分のことを認められないようなことも多少はありました。
特に近年は、インターネット上でも人が人を傷つけ、元来単なる記号であったはずの伝達情報に、日常に転がっている小さな幸せはおろか、人の貴い命さえも奪われる世界になってしまいました。
この世界は、残酷な因子で満ち溢れている。
自分なんか生きてていいんだろうか。
そんなことを考えている時、ふと思うんです。
「生まれ変わったら、星になりたい」
その言葉はいつの間にか、
「逃げ出したい」
「今の自分は、あの星の輝きに敵わない」
といった感情の延長線上になっていることに気づきました。

夜への没入

ここからは、少し物語チックになります。
この世界観の中で、昼は現実世界を、夜は死後の世界と夢の世界の狭間を暗示しています。小説なんかでよく見かける、「君はまだ生き返れる」状態の世界に近いのかもしれません。しかし、この世界には特段番人などが存在するわけでも、現実世界ではありえない超常現象が起こるわけでもありません。
昼間に見える陽射しに誘われ、自ら望んでか、はたまた無意識反射的にか、夜に駆け出していきます。ちなみに、この表現は若干YOASOBIリスペクトだったりします。
入口は川ではなく、森。
コンクリートだったはずの足場はいつのまにか砂浜になっている。
視界が開けると、そこには、満天の星空と、それを反射する一面の海が広がっていました。

かつて人は星空を見上げ、星々を見えない糸の線で結び、一つの造形物を想像したとされています。
そして、その形から様々な神話が創作されました。今でも人々はこれらを星座と呼び、その嗜みは受け継がれています。
自然の優美に没入し、想像を膨らませ、心の中に世界を棲まわせる。
ある意味で藝術の真髄を捉えたような行いに、
「綺麗やね」
誰かに話しかけるわけでもなく、一言添える主人公。
(主人公という概念もこの世界観では曖昧なのだが)
いや、無意識に口が動いたというべきかもしれません。
こと座の一部であり、夏の大三角形の一角をなす恒星ベガがひと際綺麗に映る。
日本では七夕伝説の織姫として名と物語が冠されている星です。
(私の出身地は、七夕伝説が受け継がれている大阪府枚方市であり、作詞や自身の世界観については、この物語に影響された部分があります。YouTubeに作曲を始めたばかりだった私のショートソング「天の川」を投稿しているので、お時間ある方は聞いていただけると幸いです。正直、編曲のレベルが低く恥ずかしいです…💦)

ベガが織りなす琴の音色が、波音に乗って聞こえてくるような気がする。
耳に届く波がこんなに心地よかったのか。
私たちはそんな世界で、「今を生きている」。
先刻、死後と夢の世界の狭間と紹介したので矛盾しているように感じる方もいるかもしれません。
まあ、矛盾はしているのですが…
感覚が研ぎ澄まされているからこその「生きている」という自覚と誇りのようなものが言葉として表れた瞬間を連想しました。

最後に


ご閲読ありがとうございました。
ここまでが一番までの内容になります。
実際の歌詞が楽しみになりましたか?
ここから、夜がさらに日中に戻ったり、一番の内容の一部が更に深化したりと、まだまだ世界観は続いていきます。
これから、二番以降の世界観の紹介や、歌詞の事前公開など、皆さんに楽しんでいただけるコンテンツをご用意しようと思っているので、是非続けてご閲読いただけると幸いです。
そして、9/30以降、以下のリンクが有効になります。Apple Music, Spotify, Amazon Music, YouTube Music, LINE Music等、各種配信サービスにてストリーミング、ダウンロードが可能です。また、同日20時には、YouTubeでも歌詞付き音源動画を公開いたしますので、チェックしていただけると幸いです。
今後ともSparrowをご贔屓に!ありがとうございました!


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