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【中国ドラマ】眼福のきわみ!『梦华录(夢華禄/A dream of splendor)』が中国で人気急上昇に納得

中国で古装ドラマが量産される今「これぞ!」というドラマに巡り合うのはなかなか難しい。

ラブコメディは「金太郎アメ」の絵柄の違いを楽しむような感じだし、歴史スぺクタルドラマやファンタジードラマは陰謀が延々と続くうちに飽きて離脱してしまうことが珍しくない。でも、突如金字塔が生まれるので、やめられない。
 
そして、今年の初夏は、中国の古装ドラマにハマっている。最新話を見るためにWe TVのアプリに課金してしまった。
 
『A dream of splendor』(夢華禄)というドラマ見たさに。

6月8日時点で14話まで配信されているが、このドラマの魅力は「シスターフッド」「ラブ」「役者」「映像美」「陰謀」の黄金比だと思う。
 
・「シスターフッド」・・・それぞれに痛みを抱えた3人の女性が連帯し、打ちひしがれながらもたくましく支え合って個々の特技と知恵を活かしていく場面は、ずっと見ていられる。
 
・「ラブ」・・・主役の男女の視線の絡み方が色っぽい。セリフ外の含蓄あるしぐさは2人のキャリアのたまものだと思う。ハプニングに頼らずに徐々に惹かれ合っていく過程がうまい。この2人、ずっと見ていられる。
 
・「映像美」・・・建築物や水辺の映像美は圧巻。ずっと見ていられる。
 
・「役者」・・・男主、町田啓太に似ててかっこいい。今や沼がすぐそこに近づいている。かっこいい。ずっと見ていられる
 
・「陰謀」・・・陰謀の割合が多くなるとつまらないが、今のところちょうどよいさじ加減。
 
物語はまだ序盤。時々「最初は面白かったのに、失速」ということもあるのだが、回を重ねても役者の魅力と映像美とシスターフッドの要素は残っていくだろうと信じている。

『We TV』でAIが翻訳した不自然な字幕であっても熱量と想像で補いながら十分楽しめるのだから、細かい言語のニュアンスがくみとられた母国語の字幕で見られたら、もっと面白いに違いない。
 
サブスクリプションで早く見られますように。
 


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