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腎生検結果発表 ~ハイ 次いってみよー。

8月9日、時々うっかり階段登ったり面倒臭くなって重めの物運んだりしはじめる頃に 腎生検の結果を聞きに病院へ向かいます。

あの『バチン!』で採ったちゅん。の腎臓組織を顕微鏡で診て 病名の特定及び今後の治療方針が決まるのです。
果たして 食事制限しながらこのまま様子見ましょうとなるか 入院・手術が必要となるか…
昨年 四国八十八箇所を歩き遍路で結願しているちゅん。ここぞとばかりにお大師さまに祈ります。

採血と検尿の後 腎臓内科で呼び出し待機。
nyoが溜まった状態で検査するため待機してたお爺ちゃんが行方不明になったとご家族と看護師さんが探してるのを心配したり。
お爺ちゃん、ちゅん。の向かいに座ってたはずなのに全然気付かなかったわ。

外来のときのようにモニターに番号が表示されることなく、診察室のさらに奥の処置室っぽい部屋に通されました。
そこで腎臓を刺してくれた女医さんとご対面。
数値の経緯が打ち出された紙にキレイな字で書き込みながら説明してくれました。

まず 組織を確認した結果やはり「IgA腎症」でした。
主に扁桃腺で作られるIgA抗体が何らかの理由で腎臓を攻撃していて、
そのため腎臓の糸球体にあるふるいの目が破損し 本来漉しとられて体内に残らなきゃいけないたんぱく質などがnyo内に流出していること。

尿たんぱくは 腎生検当日の7月25日から今日の尿検査まで一貫して+2
潜血も(今日はお月様だったけど)ずっと+2~+3
クレアチン(尿毒素)  7月25日1.06、8月9日1.14(健常女性は0.8以下)
一日当たりの尿たんぱく 1.7gは、健常者0.3~0.5g 即入院級の重症者3.5gの中間くらい。
なので急いで入院しないといけない訳ではないけど、
eGFR(糸球体濾過値)が 7月25日45.40、8月9日41.93 と低い状態なので 早めにステロイドと扁桃腺摘出で治療した方がイイ とのこと。
えッ、やっぱり取るの扁桃腺ッ!?Σ(゚д゚lll)

今まで滅多に腫れたり痛んだりしたことのないお利口な扁桃腺なんですが…と一応の抗弁を試むも、
ステロイドだけで治療する人もいるけど、ちゅん。の年齢を考えると扁桃腺を取った方が予後が良いと思われるので取りましょう とのこと。
ハァァ さよなら私の扁桃腺…(´Д`)

ステロイド治療と扁桃腺摘出を1回の入院で済ます所もあるそうですが、ココでは別々に行うそうです。
まずは ステロイド点滴×3日、ステロイド内服×4日、ステロイド点滴3日の10日間入院コース。
入院中に耳鼻科を受診して扁桃腺摘出の日程とか相談しましょう とのこと。
今回は刺されたり寝たきりになったりは無さそうなので少し安心。


さて 入院はいつからにしましょう と言われ慌てて手帳を取り出します。
この後も何度かあって学んだのですが、入院が伴う病気における 病院での検査結果聞きとか△△科の受診とかの最後にはイキナリ入院日程の即決を求められます。
入院するとなるとどの日から何日くらいイケそう という目算をしっかり立てて 職場や家庭に軽く相談してから病院へ赴くことをオススメします。
これこれこーゆー手術で何日入院が必要なので日程調整して後で入院スタート日教えてください なんて悠長なことは言ってくれません。
病院も忙しいから仕方ないんでしょうけどね。

ちゅん。も手帳を握りしめて お盆に帰省してくる友人の予定や仕事の担当コーナーの締切、会議の準備期間などを目まぐるしく確認し、入院Xデーをはじき出します。
よし、これなら諸方面への影響を最小限に抑えられる という日を先生に伝え、入院日程を確定。
入院支援センターで連絡先や注意事項を聞いて帰途につきました。
支援センターの説明、入院2回目だからか担当者の性格か 今回えらく簡略化されてたような。

さァ、次の入院だ。まずは関係者各位に結果と入院日程を伝えなきゃ。
ちょっと気分を落ち着かせるためにカフェにでも…というタイミングで そういや相棒さんが日程ずらしてお盆休み取りたいって言ってた!というのを突如思い出す。
注文したアイスコーヒーもそこそこ 相棒さんに休みの日程を確認ッ。
バッチリ入院日程にかかっていたので 再び手帳とにらめっこ。
今度こそ取りこぼした案件はナイと確認した第2Xデーをはじき出し、病院へ日程変更の電話。が
「どうしてもお急ぎの用件でなければ2~4時にお電話ください」
って。あぁん。

急ぎの用に該当するか分からないし そもそもがコッチのポカだから…とすごすご帰宅。
ご希望の2時過ぎに再度電話して 入院日程の変更を依頼。
第2希望日まで聞かれて 決定は明日また連絡するとのことでした。
なんか電話口の人機嫌悪かったなァ。

そして次の日 病院からの電話で、ちゅん。のステロイドパルス入院の日程が8月23日(第2希望だった)~9月1日と決定したのでした。
いよいよ というか ようやく治療が始まるのです。

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