Harman Kardon Luna 音質比較  ノラ・ジョーンズ 「サンライズ」

スピーカー音質比較 Harman Kardon Luna

00:00 動画冒頭
00:08 Harman Kardon Luna
02:02 BOSE SoundLink FLEX
03:57 JBL FLIP6
05:52 JBL CHARGE5
07:47 YAMAHA WS-B1A
09:43 Anker Soundcore Motion X600


◆◆ 課題曲

Norah Jones 「Sunrise」  (ノラ・ジョーンズ 「サンライズ」)


◆◆ 評価

Harman Kardon Luna
重厚で、落ち着いた音質。 部屋に響くほどの質感で鳴らす低音が、特徴で、冒頭の弦楽器の響きからして、雰囲気がある。 一方、高音の抜けが、さほどでもなく、ノラ・ジョーンズのボーカルが、やや、こもって聞こえる。 数曲で決めるのは早計だが、ボーカル曲より、ジャズや、オーケストラで、真価を発揮しそうな音。 定番の、横長タイプのスピーカーだが、デザインが、よりスタイリッシュなので、筐体の前後左右上下が、一瞬分からないほど (操作ボタンがあるのが上、ロゴが付いてるのが正面)。 アラさがしをすると、bluetooth名が、「HK LUNA」だけなのが、分かりづらいのと(なぜ、"harman"と表示しないのか)、bluetooth接続音が、安っぽい電子音なのが、アンバランス。
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BOSE SoundLink FLEX
「Harman Luna」と、同じ"重厚な音"でも、こちらはボーカルを中心に、音域広く、迫力をもって低音を鳴らし、ボーカルの質感、聞きやすさ、全体の音質…と、1ランク上のバランスの良さ。 弱点としては、長財布型、という筐体の形状上、自立させると不安定なので、スタンドに置く必要があるのだが、この曲は、ウッドベースの低音が、とてつもなく響くので、本体が共振してしまう点。 スタンドに置いても、置き方を工夫しないと、低音の迫力で、スタンドまで共振するほど。 この録音でも、スタンドの振動音が聞こえてしまうかもしれませんが、御容赦を。
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JBL FLIP 6
低音の迫力、重厚さ、という点では、「BOSE SoundLink FLEX」に一歩譲るが、充分な低音に、ボーカルの明確さが加わり、満足の音質。 さほど重低音にこだわらない、あるいは、賃貸住まいで、大きな音が出せない、なら、こちらのほうが、断然聞きやすいはず。 一回り小さい筐体で、まったく遜色のない音質を鳴らすのは、見事。 ただ、本体サイズの影響で、電源ボタンが本体後ろにあるのが、惜しい(音量ボタンは、本体上部に有り)
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JBL CHARGE 5
「JBL FLIP 6」より、筐体のサイズが一回り大きいこともあり、さらに音域が広く、迫力のある音。 冒頭のウッドベースの低音も、ボーカルも、ど直球で鳴るので、ボリュームは1段下げられる。 ただ、「JBL FLIP6」のボーカルの明快さと比べると、若干、音がこもる印象も。 ボーカル重視なら「JBL FLIP6」、幅広いジャンルを正統派の音質で聴くなら、「JBL CHARGE5」
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YAMAHA WS-B1A
ボーカルの入りの、最初の一声で、声の瑞々しさに、ビックリするはず。 ボーカルの聞きやすさに定評のある「JBL FLIP6」より、声を、中音域で厚く出し、より、リアルに、ボーカルを聴かせる。 低音は、さほど強調されないが、バランスが取れている。 2台でのステレオ再生は出来ないものの、デザインも良く、省スペースで、本当にひさしぶりに、音質で、BOSE、JBL に、真っ向勝負できる、日本メーカーのスピーカー。 ボーカル系の曲を中心に聴くことが多いなら、候補に入れるべき。
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Anker Soundcore Motion X600
こちらも、重厚な音質。 "BASSモード"をONにしていることもあり、ウッドベースの音が強め。 ボーカルは、「JBL FLIP6」「YAMAHA WS-B1A」ほど明快ではなく、丸みがあるが、音域広く出るので、しっかり主役として聞ける。 低音の迫力もあり、音質面で、特に不満は出なさそうだが、良くいえば、そつのない音、悪く言えば、可もなく不可も無い音質。
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 【 結論 】

「Harman Kardon Luna」は、「BOSE SoundLink FLEX」に勝るとも劣らない、
重厚な低音が、印象的。

ボーカル系より、ジャズ。 
ピアノソロより、ウッドベースや、ドラムが響く曲が、合いそう。

ボーカルも、男性の声だと、また印象が変わってくるはず。



◆◆ 雑記


知らないうちに、意外なところから、新製品が出たりしていて、楽しい季節。

メーカーによって、必ずしも、Amazonで、新製品を売るわけでないので、
たまに見る販売サイトで、新スピーカーを見つけると、ビックリしたりも。

このスピーカーも、Amazonで、取り扱い無しですが、
これまで、Bluetoothスピーカーで実績のある「Harman Kardon」だけに、
(奇抜なデザインも多いですが)

定番の横長タイプで、どんな音がするか、興味津々で、思わず注文 (^^;
思った以上に、重厚で、低音に迫力のある音質です。
 
 
BOSEや、JBLは、今のところ、横長タイプの新スピーカーが無いようですが、

 BOSE SoundLink FLEX  (発売日 2022/4/21)
 JBL FLIP 6  (発売日 2021/11/18)
 JBL CHARGE 5 (発売日 2021/4/14)

なので、2024年に、新製品があるかな? (^^;




「Harman Kardon Luna」 メーカー公式コメント


・ 洗練されたサウンド
2ウェイスピーカー構成のHarman Kardon Lunaの先進的なスピーカードライバーが奏でるバランスよい高品位なサウンドにより、音楽のあらゆるディテールに聞き入ることでしょう。 アイコニックなHarman Kardonのサウンドが、お気に入りの1曲にまったく新しい一面との出逢いをもたらします。

・ スタイルを追求した高品位デザイン
Harman Kardon Lunaの流線形でミニマルなシルエットは、どんなシーンにもマッチします。内部にファブリックを採用した構造と、アルマイト加工を施したアルミニウムのトップパネル。 どこにいても優れた外観と感触を楽しめる人間工学に基づいたエレガントなデザインです。

・ 内蔵バッテリー
お気に入りの曲やポッドキャストももう逃しません。連続再生時間12時間のバッテリーを内蔵するHarman Kardon Lunaが、あなたの好きな音楽をパワーアップ。1日を共に過ごす完璧なパートナーとして活躍します。

・ IP67防水・防塵対応
音楽を台無しにするアクシデントは、プールでの水没や、突然の雷雨だけではありません。HarmanKardon Luna は IP67 防塵・防水等級に対応しており、驚くほどの耐久性と音質、スタイリッシュな外観を兼ね備えています。

・ Bluetooth 音楽ストリーミング
音楽は共有されるためにあります。HarmanKardon Lunaは2つのモバイルデバイスでのシームレスな同時ペアリングに対応しており、友達や家族とプレイリストを交互に替えて、最高の音質で新しい思い出を作ることができます。

・ スピーカー2台で、ステレオサウンドをパワーアップ
2台のHarman Kardon Lunaをワイヤレスでペアリングすることで、真のステレオ体験を実現。より美しいサウンドディテールと、より広いサウンドステージをお届けします。




 
◆◆ 注意書き

2023年1月より、特に注意書きの無いかぎり、生活ノイズ低減のため、
音声フィルタを、かましています。

2021年7月6日より、動画の音量が上がっています。 ※ ボリューム注意

動画は、良さげなヘッドフォンで、聞いてください。
スマホのスピーカーや、安いイヤホンだと、全部、同じ音に聞こえます。

「賃貸アパートで、流せる音量」に、こだわって、比較しています。
(実際は、大きな音を出せないだけ)

スピーカーによって、音の大きさが違って聞こえますが、
できるだけ音量が同等になるよう、測定しつつ、録音をしています。
聞こえ方の違いは、実際に聞こえる"音質"の違い、と、考えて良いかと思います。


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