見出し画像

転職活動の辛かった部分をまとめました

転職体験記第二弾です。
前回は大まかな流れと、そこで感じたこと、得たもの(感覚)についてお伝えさせていただきました。

今回はその中でもう少し細かい部分、主に辛かった部分にフォーカスしてお伝えできればと思います。

すべては先を読む力の弱い私が原因なのですが、過去の私と同じように勢いで考えて行動する人が同じ苦しみを味わうことのないように参考になればと思い書き始めました。

転職なんて何とかなるでしょ!と思っていた1年前の私に一番読んでほしいです笑


うまくいかない辛さ

教員からの転職は難しいと聞いていましたが、確かにその通りと感じました。と言うのも、私が希望する職種には書類が通りませんでした(ちなみに希望していたのは塾以外の教育業界です)。

私が東京に出られない関係でそもそもの求人が少なかったこともありますが、教材販売系の営業職など面接に辿り着けず、書類で落とされました。

自分が希望するところに挑戦すらできない、転職エージェントから紹介される求人は興味がわかないなど、うまくいかないことが続くと、だんだん気持ちも不安定になってきます。

今の教職についているのなら、まずは希望する職種に書類が通るか通らないかを確認するために、試しに応募してみた方が良いでしょう。

上手くいっていても辛い

上手くいかない転職活動の中でも、いくつか選考が進んだ企業もありました。大手企業の営業職です。契約社員でしたが、ネームバリューがあることや、未経験でも営業に挑戦できて将来的なキャリアップを図るには良いのでは?と思い、第一候補にしていました。

選考は全部で4回ありました。書類審査&筆記試験+面接3回です。

面接のたびにエージェントの方と対策をして面談に臨んでいくうちに”ここが良い”という気持ちが強まっていったわけですが、努力をした分、結果発表日がどんどん怖くなっていきます。

落ちたらどうしようという気持ちに心が1日中支配されている感覚で、常に不安を抱えていました。考えたところでどうにもならないと自分に言い聞かせているのですが、それでもどうにもならないのです。結果発表が近づけば近づくほど、眠れなくなっていきます。睡眠不足から体調も悪くなり、肌や口内が荒れていきます。本当に辛かったですね。

最終的には最終面接で落ちました。落選理由も妥当で、それが余計に辛かったのを覚えています。

金銭的な辛さ

貯金は十分したつもりでした。私は派遣社員、妻はパート(アルバイト)として働いていたので一応収入もあるし大丈夫だろうとも考えていました。しかし、夫婦で教員をしていたころの感覚で生活していてはもちろんお金は足りないわけで、貯金はどんどん減っていきました。

また、貯金の半分以上はNISAなどで購入してきた投資信託でしたので、いざ現金化しようと思ってももったいなくてこのままにしておきたいという気持ちが強くなりました。生活費は現金で十分に用意しておくことをお勧めします。

今もそこには手を付けずにいられているので本当のギリギリまでは追い込まれなかったのかもしれません。ただ、手を付けないためにも節約は必須でしたし、趣味に使えるお金も当然減ります。生活のためとはいえ、我慢して節約しなければならないのは精神的にも辛くなってきます。

転職活動や日々の勤務で頑張っているからこそ週末や趣味くらい楽しみたいと思ってもそのお金がないのです。今までできていたサッカー観戦や音楽ライブも回数を減らさなければならなかったのは悲しい思いでした。

一番辛かったのは

一番辛かったのは何かと聞かれたら、合否の発表を待つ時間だと答えます。
試験は終わっているのでやれることもないですし、待つしかないという状況が辛いのです。

どうしても悪い方に考えてしまうもので、落ちたらどうしようとばかり考えていました。なんなら落選ですとわかった後の方が気持ちを切り替えられる分、楽だったかもしれません。

この経験を今後につなげたい

最終的には次の職場も決まり、うまくいったので良かったですが、全体として非常に辛い体験でした。教師を続けながらなら、収入にも余裕があったし、落ちても今の仕事を続ければ良いだけと考えることができたかもしれません。できたかどうかは別として、私にはその方がよかったのかもなと今は思います。

もし次転職するとなったら、その時は今の仕事を続けながらできる範囲での転職活動をしようと思います。

よく考えてすぎて行動できないのも考え物ですが、何も考えずに行動だけしていても痛い目に会います。

転職を考えるからには今の仕事や職場に不満があるのでしょうから、その場をすぐに離れたいと思ってしまうかもしれません。しかし、一度落ち着いて、今の状態でできることは何かないかと考え行動することが非常に大切だと思います。

私の様に目先のことに捕らわれて行動して後悔することのないよう、みなさんには広い視野を持って転職活動に取り組んでいただければと思います。

#転職体験記


この記事が参加している募集

転職体験記

もしサポートしていただけたら、文章力を上げるための何かに使わせていただきます!ぜひ私の最初のサポーターになってください!