iPhone修理ビジネスで独立開業を検討中のかたに伝えておきたい5つのこと

iPhone修理ビジネスで独立開業を検討中のかたに伝えておきたい5つのことをnoteにまとめてみました。
iPhone修理ビジネスを始めてみたいけどどんな感じなの?とか現状を公開します。

まず、真っ先に言っておくことがあります。

①安易な気持ちでは稼ぐことはできません。

どのビジネスにも共通できるあたりまえの考えですが、安易な気持ちでiPhone修理ビジネスで稼ぐことはできません。

iPhone修理事業の現状についてお話しします。

iPhone修理といっても修理業者の形態は3つあります。

・Apple社による修理

・Apple認定修理プロバイダによる修理

・それ以外の修理(非正規店による修理)

もちろんApple社による修理とAppleの認定修理プロバイダになることはできません。
ですので今から始めるかたは非正規店の形態で修理を始めます。

ちなみにiPhone修理ビジネスを始めるにあたってAppleの許可をとる必要はありません。

はっきり申し上げます。iPhone修理店舗は年々増加し、既に過剰な状態にあります。
撤退や閉店する店舗も多く、ブルーオーシャンの市場とは言い難いものがあります。

店を構えたらお客さんがやってくるという甘い考えで始めてしまい、戦略もなしにそのままズルズルと営業してそのうち撤退する。
残念ながらこのようなケースを何件も見てきました。

ただし、撤退・閉店する店は店内に、入った瞬間の雰囲気でわかってしまいます。撤退・閉店する店はなるべくして撤退・閉店しています。戦略をもってしっかり運営すれば、まだまだiPhone修理で利益をあげることは可能です。

あなたには戦略はありますか?それは思い込みによる戦略ではないですか?

独立自体は簡単ですし他の業種に比べたら安くスタートはできます。ただ、しっかりと利益をあげるにはある程度の知力・体力・気力が必要になってきます。

知力、主に戦略については私が全面的にサポートしますのでご安心ください。(今後開始予定の有料メルマガに入会する必要があります。)

開業費用は突き詰めて安く抑えること

iPhone修理ビジネスは開業費用は他の業種と比べるとやりかたによっては安く抑えられます。とにかくここを安く抑えることが大切です。

iPhoneの機種
iPhone4/4s
iPhone5/5s/5c
iPhone6/6Plus/6s/6sPlus
iPhone7

iPad修理も対応するならば、
iPadの機種
iPad初代
iPad2/3/4
iPad Air/Air2
iPad mini/mini2/mini3/mini4
iPad Pro

そして機種ごとに下記のパーツが個別に必要となってきます。
デジタイザ
バッテリー
カメラ
イヤスピーカー
上部センサー
ドックコネクター/スピーカー
バイブレーター
スリープボタン
ホームボタン

などパーツが分かれています。(iPhone5と5sで違う別のパーツです。)
つまり単純に計算して、iPhone8機種72パーツ(※細かく分離するとこのパーツ数ではありません)を用意しなければなりません。

全てのパーツを揃えないと開業してはいけないと思っていませんか?
出店初期費用を抑えるためにはどこをポイント的に削るかわかりますか?

開業するためには全てのパーツを揃える必要はありません。
例えば、iPhone4/4sなんて修理は今やほとんどありません。バイブレーターの故障なんて年に数回レベルです。大型のチェーン店であってもこない修理はこの程度なのです。
それを律儀に全て揃える必要はありません。
機会損失が発生する可能性はあるかもしれませんが、機会損失をなくすために全て揃えて初期投資するという考えではいけません。
あたりまえですが、コストをなるべく抑えること、これがiPhone修理ビジネスで利益を上げる為に最も大切な考えです。

このように、初期投資を抑える方法はいくらでもあります。

③開業する店舗選びよりも開業する地域は十分に検討すること。

この辺りは有料ノートにて詳しく説明します。とある大手iPhone修理チェーンの会社では、1店舗出店するのに2・3週間もあれば出店場所の賃貸契約から開店まで漕ぎ付けます。

ただし出店する場所については数ヶ月という時間をかけじっくり考案します。iPhone修理ビジネスにおいてスピード感を持つことはかなり重要ですが、それと同時に出店する地域についてはしっかりと考える必要があるということです。

出店する地域を選ぶポイントを知っていますか?

・競合店の価格帯はいくらでどの程度だと顧客が見込めるのか
・商圏(店舗に集客できるエリア)はどの程度なのか

このあたりをしっかりと考える必要があります。

安く開業できる・どこでも開業できるは本当?

とあるFC募集のサイトを一通り見させていただきました。
安く開業できる・どこでも開業できる。甘い誘い文句が謳われています。しかし、どこでもというのは間違いです。出店してはいけない地域があります。例えば地域によっては修理店が多すぎて過酷な価格競争でしか勝てない地域もあります。

そこで「サービスを充実させるので問題ない」といった考えを持つかもしれませんが、そういった戦略も実際には通じない地域があるのです。

こういったところに出店してしまうと、最初っから負け戦にでるようなものです。

しっかりと考えて出店する地域を選びましょう。

④修理の技術を身につけることは実は簡単。だけど・・・。

不安になっている方がいるかもしれませんが、修理技術そのものは比較的簡単に習得できます。

ただし、お客様が壊れてもってくるiPhoneは同じようで1つずつ違います。

それもそのはずです。お客様は1人1人使い方が違うのです。端末のもちかたひとつ違えば、端末に負担がかかる場所がそれぞれ違うわけですね。そういったことが積み重なれば、修理する時にデジタイザ(ガラス+液晶のこと)を開けるのに同じやり方では開かないとか様々な違いがでてくるのです。

これは、修理を積み重ねていくしかありませんが、ある程度はこちらでサポートします。

また営業していく中で、様々な修理トラブルが発生します。

・照度センサーが使用できなくなった。

・端末そのものが起動しなくなった。

これはほんの一例です。照度センサーが使用できなくなったなどは、正直パーツを交換すれば問題ありません。問題は私自身が経験しているのですが、端末が起動しなくなったケースですね。
何千件も修理していると、このような事態も起こるのです。

修理技術を覚えるには簡単だけど、修理するにはいくつも気をつける点があります。

⑤FCで開業をしないほうが良い

FCで独立開業という、ウェブサイトをよく見かけます。

FCで開業するメリット・デメリットを十分に把握していますか?

FC独立開業によるメリットは2点です。

・開業までのサポート
・本部ウェブサイトによるウェブ集客効果

これだけを見るととても良いですね。

だけど、このFCに加盟するには多額の金銭を投資しなければなりません。

・初期費用で多く負担する。
・初期費用なしだけど、後々負担(月額費用がかかる・部品仕入を本社から費用を負担した形で仕入)する。

このような形で、結局支払うことになります。開店から数ヶ月経ちある程度のノウハウを積んだらこれらは、ただの余分な経費となります。

しかし、契約をしている以上簡単に辞めますといって辞められません。

最悪には、訴訟問題にも発展します。

高額なFC費用により、お互いがWin-Winになるように出来上がっていません。本部が儲かるようになっているのです。

ノウハウを積んだ後も、お金を払い続けたいですか?

FCになってしまうと、手足が拘束されたように自由に経営ができなくなります。私はiPhone修理ビジネスというものが未来永劫続くものとは考えていません。ある程度稼いだら、スマートフォンアクセサリー事業や白ロム事業など事業転換をする必要があると考えています。

iPhone修理ビジネスはiPhoneという盤石とは言い難い、上に成り立っています。今はiPhoneが売れています。が、来年はどうですか?この先10数年もiPhoneが人気だと確信を持って言えますか?

私は、iPhoneがこの先もずっと人気であるという確信は持てません。

ですので、一定の稼ぎが出たら他の事業に転換・他の事業に手をつけるべきだと考えています。そこでFCに加盟している場合、経営の自由が利かなくなる恐れがあります。ですので、FCは必ず避けるべきです。まだコンビニや飲食店のFCのほうがよっぽどマシです。

余談ですが、この業界とにかく従業員がよく辞めます。本部のFC担当が入れ替わりで信頼関係を結べないといった相談をよく受けます。ひどいところはFC担当者がアルバイトというところもあります。とにかく若い業界なので、こういったことはよくあります。

ではどうすればiPhoneビジネスを上手く開始することができるのか?

iPhone修理店で独立開業する方に向けて、伝えておきた5つのことと題して、私から何点かあなたに疑問を投げかけました。

まとめると、以下の点です。

・あなたには戦略はありますか?それは思い込みによる戦略ではないですか?
・全てのパーツを揃えないと開業してはいけないと思っていませんか?出店初期費用を抑えるためにはどこをポイント的に削るかわかりますか?
・出店する地域を選ぶポイントを知っていますか?
・FCで開業するメリット・デメリットを十分に把握していますか?

こういったことがわからないのは、当たり前です。なぜならiPhone修理店を出店する経験はないはずなので。
もし、こういったことを考えたくない・とにかく接客だけやりたいというならば、FCで開業をした方が良いです。もしくは、iPhone修理店で働くというのもいいかもしれません。

だけど、自分の店を持って利益をあげたい・FCという形では嫌だという方は、一度私に相談する方法があります。

申し遅れました。
私iPhone修理ビジネス専門のコンサルタントをしている、yamatoです。
他にも、様々な肩書きはありますが。

noteというプラットフォームにて、iPhone修理ビジネスの情報について公開していきます。
主に有料の資料と月額課金マガジンという形で料金を頂戴します。

料金を頂戴しますが、FCに加盟するよりもはるかに安く・質の高い情報を提供します。

有料の資料は、集客方法や修理技術まで様々なことを資料にまとめたものを提供します。
月額課金のマガジンでは、既にiPhone修理ビジネスや営業をされているかたや会社に向けて、最新の情報を提供します。

個別相談は月額課金のメルマガに入って頂ければ、月に何度でも相談にのります。
出張技術研修サポート(別途料金制)もできますので一度ご相談下さい。
それではよろしくお願いします。



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