見出し画像

目からビーム!39 バナナもひと皮むけば ~反日日系人を警戒せよ

 グレート東郷といえば、日系悪役レスラーの草分け的存在である。第二次大戦直後、まだ反日感情の強かったアメリカLAのマット界で活躍、対戦相手の背後からゲタで殴る(パール・ハーバー・アタックという“ワザ”だそうだ)、塩の目潰しを浴びせる、リング上で意味もなくお辞儀をする等のギミックを用いた、「卑怯・卑劣・卑屈なジ●ップ」像を売りにし、観客の憎悪と引き換えに巨万の富を稼いだ男だ。日本人からすれば、まさに「国辱」レスラーそのものであり、事実、日系社会からは数スカンを受けていたという。

左からグレート東郷、ミスター・サトー(芳の里)、ショウヘイ・ババ(G馬場)。LAマットを荒らしまわった東洋ヒール軍団。

 近年、複数の関係者の証言によって東郷が実は日系ではなく韓国系米人だったことが知られている。なるほど、韓国人ならば、どんな(日本人にとっての)国辱的なキャラクターを演じようが、一寸の心の痛みも感じなくてすむわけだ。
 韓国人といえば、サンフランシスコの日本人街リトル・トーキョーも今ではすっかり、韓国系ニューカマーに乗っ取られ、リトル・ソウルの様相だという。
 ロバート・カジワラという怪しげな自称日系米人がいる。ハワイ出身の四世で、作曲家、映像作家などの複数の肩書をもつ左翼活動家だ。このロバート、さる6月の第41回期国連人権理事会に出席、「日本は不当な手段で琉球を併合し」「沖縄戦を利用し琉球人を大量虐殺した」「日本軍によって虐殺された琉球人は14万人で、それは全島の人口の三分の一に及ぶ」などという仰天のデタラメ演説を行い、善良な沖縄県人、いや多くの日本人の怒りを買っている。しかもこの男、デニー知事の友人だというから、二度呆れたものだ。
 マイク・ホンダ、ミキ・デザキ、そしてロバート・カジワラ…近年、これら反日“日系人”が大手を振り、国内で、海外で、さまざまな手段でジャパン・ディスカウントに余念がない。彼らは果たしてどこから湧いてきたのだろう。

ロバート・カジワラと玉城デニー沖縄県知事。小野ヤスシにも似ている。
マイク・ホンダ元下院議員。李容洙とのツーショット画像は無数にある。彼の背後に中国系抗日組織の影もちらつくが、どうやら使い捨てに終わったようだ。
フェイクメンタリー映画『主戦場』で悪名を馳せたミキ・デザキ。品性は顔に出るというが、その典型ではなかろうか。こやつの手綱を引くのが上智大教授・中野晃一だ。

 アメリカで、「バナナ」といえば、白人社会にべったりの東洋人を軽い揶揄を込めていう古いスラングだ。外見は黄色いが、中身は白いというのがその意味なのだそうだ。
 ロバート・カジワラやミキ・デザキの皮をむくと、はて一体どんな色をしているのだろうか。その前にまず、デニー知事の皮をはぐべきなのかもしれないが。

初出・八重山日報
・・・・・・・・

(追記1)ロバート・カジワラは、自らのツイッターで、日本名・梶原孝昌で、うちなー名を比嘉孝昌といい、さらに魏孝昌という中国名をもつと堂々と公言する、まったくもって謎の人物。胡散臭さでいえば、ミキ・デザキの上をいく。沖縄独立の他、ハワイ独立も主張している。活動資金はおそらく中国系団体から得ているのではないか。

ウィキによれば、父方の祖先はアフリカから南米に奴隷として売られてきたという。またLopaka Kapiwalaというハワイアンネームもあるという。まさに国籍不明・謎の覆面レスラーだ。

 ミキ・デザキも沖縄と少なからず縁がある。沖縄と山梨の中学校で英語の講師をしていたときがあったそうだ。
。慰安婦問題を扱ったフェイクメンタリー映画『主戦場』の情勢差し止め裁判では、原告側(藤岡信勝・ケント・ギルバート・山本優美子氏ら)がまさかの敗訴。判決後の記者会見で、僕(但馬)は、「もし原告側が反論の映画を製作、あなた(デザキ)に出演の依頼があれば、その用意はありますか」と質問してみた。「私があの方たち(藤岡氏ら)に出演してもらったのは、慰安婦問題の専門家として教えを乞うためです。私は慰安婦問題の専門家でないので、彼らの映画に出るつもりはありません」がデザキの答えだった。ああいえば、こういうの典型的な厚顔。頭もそれなりに切れる印象だった。「日本語がわからない」というポーズなのだろうか(にしては、僕の質問に即答している)、通訳を介しての会見だったが、日本語の喋れない男が果たして日本の中学の教壇に立てるだろうか。
 自称・日系人というのは、反日勢力の工作員としては使い出がいい。「日本人」が日本を告発する、という図式が、国際社会で妙な説得力をもってしまうのだ。今後、新たな、カジワラ、ホンダ、デザキの出現に警戒が必要だろう。

(追記2)グレート東郷に関し、卑劣なジ●ップを演じることに民族的な葛藤はなかった、と書いたが、彼がそれだけの代償を払ってきたのも事実である。東郷の腹には縦に大きな刃物傷がある。興奮した観客にリング下で斬りつけられたときのものらしい。東郷は当初、グレート東條をリングネームにしていたという。第二次大戦直後のアメリカで東條を名乗ることは、どれだけの憎悪を買うものかは想像に難くない。彼の身を案じて、というよりも、これ以上、商品を傷つけられてはたまらんというプロモーターの配慮で、東郷に改名させられたのだとう。アドミラル東郷は欧米でも尊敬されているから、というのがその理由だ。それはともかく、グレート東郷のクソ度胸だけは認めてもいいだろう。

東郷のジ●ップ・ギミックがよくわかる動画。ハッタサン(八田さん?)という従者を携えてリングイン。お香を焚き、お茶で口をすすぎ、塩を撒いてリングを清める(相撲からの発想だろう)。こういう東洋的(とアメリカ人が感じる)な儀式をながながと見せつけ、客をイラつかせるという寸法である。試合では、突然四股を踏み出したかと思えば、ニタニタ笑いでお辞儀をし、相手の気勢を「マッタ!」で削ぎ、やられれば「イタイイタイ」と悲鳴を上げる。
 戦時中は財産を没収の上、ゲットーに押し込められるなど辛酸をなめ続けた”本物の”日系人たちはこれをどんな思いで見たであろうか。

 グレート東郷のスタイルは日系悪役レスラーのモデルとなり、数多くのフォロワーを生み、東郷の弟分として〇〇東郷を名乗る者も複数いた。その中では、実力、人気ともにダントツだったのは、トシ東郷ことハロルド坂田(本名・坂田敏行)だろう。もともとは重量挙げの選手で、ロンドン五輪(1948年)の重量挙げのメダリストだった。プロレスに転向後は東郷に見出され、トーゴ―ブラザースとして売り出す。坂田の頭に臼を乗せ、東郷が杵で餅をつく、なんてパフォーマンスの写真も残っている。
 しかし、なんといってもハロルド坂田の名声を世界的にまで高めたのは、『007ゴールドフィンガー』(1964年)の、刃物を仕込んだ帽子を武器にした殺し屋オッドジョブ役であろう。
 オッドジョブのキャラクターのまま、ヴィックス(喉の薬)のCMにも出演しているし、最晩年の81年には香港映画に招かれ、ブルース・リ(ブルース・リーのそっくりさん)相手に帽子を投げていた。

ハロルド坂田のサイン入りポートレート。よく見ると、帽子が飛んでいる。「東郷」と漢字で添えることもあったようだ。

 しかし、坂田の功績といえば、力道山をプロレスにスカウトしたことだろう。この人なしには、日本にプロレスが定着していなかったと思うと、やはり恩人ということになるだろう。

オッドジョブ(ハロルド坂田)が出演したVICKSのCM

 

よろしければご支援お願いいたします!今後の創作活動の励みになります。どうかよろしくお願い申し上げます。