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マイナースケールの事

マイナースケール、マイナーハーモニーの考え方は、シンプルながら色々応用的に考えを発展させるきっかけにもなれる考え方だと思います。

今回はざっくりマイナースケールについて考えてみようと思います。

まずマイナースケールという言葉の事を考えると、大きく分けて2つ考えなければいけないと思います。

ひとつはナチュラルマイナースケールを表す場合、もうひとつは色々なマイナースケールを一括りにして表したい場合です。

ナチュラルマイナースケールについては後ほどきちんと考えたいと思いますが、その前に、そもそもマイナースケールって、どういうものなのでしょうか。

マイナースケールと言う以上、きっと暗いのかな。。。いや暗いと言っても、どのくらい暗くてマイナーっていうのか、その前にマイナーってなんで暗いのか、いつどこでどう使っても暗いのか。。。色々考えてしまうのは私だけでしょうか。。。

えっと、マイナースケール。。。何がありますかね。

ナチュラルマイナー、ハーモニックマイナー、メロディックマイナー、ドリアンマイナー、フィリジアンマイナー、エオリアンマイナー。。。っとこれはナチュラルマイナーと同じ並び。。。なんだか作れば他にも考えれちゃう気がしますが、これ、やはり共通する特徴はズバリmin3rdですよね。

どうやらマイナースケールという名前を持っているスケールには、例外なくルートからmin3rdのインターバルの音が入っています。

ではスケールに、ルートから見て、min3rdのインターバルの音があればマイナースケールなのかというと。。。例えばディミニッシュスケールはマイナースケールとは言わないのに、ルートからmin3rdのインターバルの音を含んでいます。

つまり。。。このスケールの名前はきっと、コードとセットで名付けられたものなんでしょうね。

そのスケールからできるコードネームがマイナーコードであれば、マイナースケールという名前をつけるということのようです。

くどくてすみません。。。でもこの、スケールとコードがセットという考え方は、後々曲の分析をしたり、とあるコード進行にあうスケールを探したりする際に重要になってくると思います。

まぁ、先ほども書きましたが、何しろマイナーと名前のあるものは、コードでもスケールでもとにかく3番目はmin3rdということですね。

で、雑に言えばこれが暗いというイメージに合致するハーモニーということなのでしょう。

言葉の考察はこのくらいにして、次にマイナースケールのメジャースケールとの関係について考えてみたいと思います。

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Cメジャースケールを単純にラから並べ直したものがAマイナースケールで、このCメジャースケールとAマイナースケールの関係をrelative keyなんて呼んだりします。

。。。ですが、実際はただ同じ音を並べ直しても、スケールの名前は変化しません。。。コードのルート、つまりはベースの音が変化しないと変わらない事はいつも頭の片隅に置いておいてくださいね。

ちなみにこのドレミをラから並べ直したマイナースケールのことを、他のマイナースケールと区別したい時に、ナチュラルマイナースケールというようです。

relative keyへの変換は、最初は一瞬考えてしまうかもしれませんが、CメジャーがAマイナー、FメジャーがDマイナー、A♭メジャーがFマイナー等、いくつか例題を作ってみたりして慣れておくのが良いかもしれません。

さて、relativeに対してparallelは、含まれいる音は違ってもルートさえ同じであればparallel keyと考えます。

日本語では同主調なんて言います。

Cメジャースケールからrelative keyのAマイナースケールを算出するプロセスと比較すると、parallel keyはルートが同じなので話はシンプルです。

では上の図を見た時に、どちらがスケールの特徴をよりはっきり表しているかというと、これは同じ音のrelative keyよりも、同じルートのparallel keyの方がどこをどう変化させたかが、はっきり見えやすいですね。

これは実際に音で確認しても楽譜と同様、parallel keyで比較した方がスケールの特徴を聞き分けやすいでしょう。

このメジャースケールの3、6、7番目が半音下がったマイナースケールの感じを耳でも確認しておいてくださいね。

さて、parallel keyは日本語で同主調という事は前述しましたが、relative keyは日本語ではなんというでしょうか。

これが。。。平行調というようです。

平行って、英語でparallelですよね。。。これはかなりややこしい誤解を方々で生じる事態だと思います。

私はレッスンではあえてrelative、parallelという言葉を積極的に使うようにしていますが、日本語訳との関係は必ず注意として説明しています。

音は同じながら変換が少し面倒なrelative keyと、ルートが同じなので特徴を表しやすいparallel keyの関係、しっかりおさえておいて欲しいです。

後々理論的にこれらの変換を応用して、モーダルインターチェンジなどに発展していくわけなのですが。。。relativeは直訳すると親戚とか身内という意味もあるんですね。

身内は近くてめんどくさい。。。って事でしょうか。。。ただ、parallelの方をこれにならって例えれば。。。名字だけ同じで、親戚でもない人が同じ名前なんだからお金貸してって言ってきたけど、なんか面白いから貸したみたいな。。。違うな。。。


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