自己肯定感を高めるシンプルなコツ
「自己肯定感を上げたい人いいねしてね~」というツイートをしたところ、たくさんのいいねを頂いたので、読みたい方向けに簡単な記事を作ることにしました。
そもそも僕は極端に自己肯定感が低い人間でした。
他人と喋ることが怖かったですし、目を合わせることすらできないほどの対人恐怖症でもありました。
それがいまや、自分が好きで好きでたまらないほど自分を愛しており、ひとから「自己肯定感のかたまりだね」と言われるほどになりました。
これはツイートにも書いた通り「なんだそんなことか」と言われるような、簡単な発想の転換によってなされました。ひとによっては拍子抜けするかもしれません。それほどにシンプルだからです。
ただ、シンプルだからこそ、効果があるともいえるでしょう。シンプルイズベストという言葉がある通り、原理原則はいつだってシンプルなのですから。
それではいきましょう。自己肯定感を高めるシンプルなルール。
さんざんもったいつけましたが、本当に簡単です。
それは
「自分に期待しないこと」です。
シンプル過ぎますが、これだけなのです。
そもそも、自己肯定感とは自分を受け入れることとイコールです。
どんな自分でも許し、受け入れる。自分が自分を肯定する。どんな自分でもオッケー。いいよ、私が愛してる。
それが自己肯定感なのです。
そのうえで、なぜ期待を捨てるのが重要なのか。
それは、期待が大きすぎると、期待を下回ってがっかりすることが頻繁に起きてしまうからです。
自分の能力がミジンコ並みなのに、ひと並み以上のことを要求し続けていたら、求めていた基準を達成できず、自分を嫌いになってしまいます。
ちなみに僕は15歳の時に「なぜ俺はドストエフスキー以上の小説を書けないんだ」と苦しんでいました。はい。思い上がりもはなはだしいですよね笑🤣✨
でも意外とこういうことを気付かずにやっている人が多いんです。
自分がどの程度の能力を持っているのか客観視しない限り、こういった期待と失望のミスマッチが延々と起き続ける羽目になります。ですから、自分の能力に対する過大評価は自己肯定感が高いように見えて、じつは自己肯定感が低くなる最大の要因になるのです。
そして客観視するということは、自分の能力を正しく査定するという事です。
自己肯定感を得るには、自分を客観視しなければなりません。
それは辛い作業になります。自分の劣った部分と向き合い、受け入れねばならないのですから。
しかしその査定を終え、自分の能力を正しく認識できた時、無敵の自己肯定感の始まりです。
僕は飽きっぽいです。ひとつの仕事で長続きしたケースがほとんどありません。しかも遅刻の常習犯でした。まさしく社会不適合者です。これほど社会に適応しない男もまた珍しいでしょう。店長なのに365日中360日くらい遅刻してました笑。大人になっても24時間ゲームしたりして昼夜逆転を頻繁に繰り返しています。大きな小学5年生といったところです。また地図が読めません。旅に出ればしょっちゅう迷います。グーグルマップを見ながら真逆の方向に歩いていきます。それも自信満々に。四国は徳島県から西の松山に行こうと思っていたのに、北に進んでしまって本州の岡山県に到着したこともありました。飛行機に乗り遅れて空港で6時間待っていたこともあります。生活リズムもぐしゃぐしゃです。超ずぼらですし、予定がなければ風呂にも入りません。きたねえ。基本的に引きこもりですし、時間があればスマホを触ってます。女癖が悪く、いい加減な性格をしています。ドストエフスキーや太宰治に憧れ、小説を書こうにも到底そのレベルには及ばず。あと結構口が悪いですね。これは母親譲りです笑。
とまあ、これが僕です。自堕落で、意志薄弱で、ポンコツな男です。
けれども、それをいったん受け入れてしまえばもう大丈夫です。だって僕はその程度の男なのですから。過剰な期待がなければ失望もあり得ません。ただしく客観視し、それを受け入れることで、失望を手放せるのです。
そしてなぜそのように自分を受け入れられるのか。それは「大した奴じゃなくてもいい。立派な男じゃなくてもいい。それでも俺はきみが好きだ」と自分に向かって言ってあげられるからです。「だらしなくてもいい。最低な男でもいい。きみは俺にとってかけがえのない男だ」といつでも声を掛けてあげているからです。
これが自分を受け入れるということです。
なんの美点もなくていい。生きているだけで君が好きだ、と言ってあげるのです。これが真の全肯定です。いいところを無理矢理探して無理にほめ続けるのが全肯定ではありません。でこぼこしている自分のすべてを、ありのままに認めること。それが全肯定なのです。
いいところもわるいところも、すべてをそのままに愛してしまうのです。
自分を愛する事に、いえ、何かを愛する事に、条件など必要ありません。
愛に条件は必要ないのです。
これは絶対に忘れないでください。
わかりやすい例をあげます。猫や犬、赤ちゃんを愛するとき、そこに条件はありますか? デブ猫、言う事を聞かない猫、寝てばかりいる猫、壁で爪をとぐ猫、喧嘩ばかりしている猫。とんでもないことばかりするような猫。それでも、愛している事には変わりがないと思います。それは子供もそうです。どんな子供でも、条件は関係なく愛しているでしょう。
他人を無条件に愛せるのであれば、自分自身を無条件に愛せないわけがありません。
もっと言ってしまえば、生きていること自体が愛です。
自分を本当は愛しているから生きているのです。
その奥底にある愛を、ただ感じて受け取ればよいのです。
それを認めていいし、許してもいいのです。
あなたはただただ愛されています。自分自身から。そのことを思い出すのです。
自分を全肯定し、自分を愛しましょう。
いいところもわるいところも、すべてを認めたうえで愛しましょう。
愛に条件は必要ありません。自分を愛する事になんのためらいも必要ありません。
そして。完全に客観視し、自分の事を割り切ってしまえば生きることはとても楽ですよ。
俺は褒められた人間じゃありません。
浮気して離婚し、競馬で生活、博打で勝った金で養育費を払っていたような男です。
でもそれがどうしたって話ですよ。他人の評価と自分の価値とは一切関係がありません。自分の価値は自分で決められるからです。それは他人によって左右されることは本来ありません。自分が自分をどう思うか。たったそれだけのことなのです。
もしも外野の声が気になるのであれば、自分に教えてあげましょう。
「他人は幻想だ」と。
誰にどう思われても、構う事はありません。他人とはすべて心の外側に存在するものです。しかしあなたが感じられる声、理解できる事柄は、本来は心の内側にしかないのです。あなたは心の内側に集中し、自分が自分をどう思うかだけを気にしていればよいのです。
そしてさいごに。
あなたはどこまでいってもあなたです。
どんなに振り切りたくても、どんなに逃げても、あなたがあなたでいることからは離れられません。
僕は自分がすごく嫌いでした。死にたいと思いながら生きていました。何度か自殺を実行しかけたこともあります。
しかし、ある日気付きました。
「死にたいと思いながら生きるのは矛盾じゃないか」と。
こんなに簡単なことに気が付くのに、何年もかかりました。
矛盾しているから苦しいんだ。そして、生き続けていくのであればこの矛盾を解消するしかないんだ!と20歳のときに気が付きました。
自分が自分であることをやめられない。しかし逆に言えば、この変化し続ける世界で、唯一確かなものは自分が自分であることだけなのです。
生きている、という事実。
それを実感したときに、はじめて僕は自分を愛おしいと思えるようになりました。
だって僕は生きているんです。
この世界に二本足で立ち、心臓を動かし、血液をゆきわたらせている、この体が愛おしくなりました。
いままでありがとう。苦しめてごめん、と心の底から感じ、いたわるように自分を抱きしめました。
僕が生きている限り、僕であることは変わらない。
離れる事も、逃げる事もできない。
だったら受け入れて愛そう。
矛盾をなくし、自分を好きになって、生きたいと思いながら生きよう。
僕はそのように考えたのです。
はい、ということで自己肯定感を高めるシンプルなコツでした。
最後におさらいすると。
・期待をし過ぎない
・客観視して能力を見極める
・いいところもわるいところも受け入れる
・愛に条件はいらない
・自分が自分から離れることはできない
・生きるなら愛するしかない
ということでした。
ちなみに勘違いしやすい点を正しておきますが、客観視した能力は、あとからいくらでも伸ばすことができます。僕も日々成長していってます。だからもし仮に能力が低かったとしても「いまのところはこんなところかな。でも来年はもっと伸びてるでしょう。まあ低くてもぜんぜんいいけどね」と、こんな感じで思っておけば大丈夫です笑🤣✨
最後に、この記事を書いた俺は…
記事中にも自画自賛しちゃいます!!笑
そうそう、大事なことなので言っておきますね。
客観視して自分の能力を見極めた後、自分を二歳児レベルに扱い、たくさん自分を褒めてあげる事もしてあげてください😊✨
また自己肯定感に関する動画も最後に貼っておきますね✨
面白かった&参考になったよ、という方はフォローやRTなど拡散してもらえると、めちゃくちゃ嬉しいです😊✨
それではまたYOUTUBEやTwitterでお会いいたしましょう!!Bye✋✨
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