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あなたにもっとスキを届けたかった

最近すごく思うのが、noteには私と同じように「数」を気にするクリエイターさんがたくさんいて、そっちの方がよくあることなのではないかということです。

ここで「気にしないでいいと思います」という言葉は、届きにくいと考えています。何故なら既に気になってしまっているからです。何事もそうなのではと思いますが、固定化された考えは覆すのが難しいです。

強いて言うのなら、一度全く気にならない状態になって判断や考え方を改めるきっかけがあることが必要なんじゃないかと思っています。もしかしたら一言で切り替えることのできる方もいるのかもしれません。けれども、私にはできませんでした。

私の場合は一度こちらを離れ、他の場所で活動することでまず気分転換しました。その後戻ってきたときに尊敬しているクリエイターさんの言葉で立ち直ることができました。その場合も「気にしないでいいと思います」という言葉ではなかったことをここに明記しておきます。



スキという機能について

ところで話は逸れるようですが、あなたはスキという機能をどのように活用していますか?私は主に「好きなクリエイターさんを応援する」という形で押すようにしていました。それはそのまま好きだと思った記事に対して押すという意味です。

そして最近この考え方に加わったのが「好きなクリエイターさんを支える」というものです。いつも押して下さる常連さんの存在で自分が力をもらったということにもつながっています。

スキの押し方にはいくつかの種類があると思います。
1、クリエイターさんの記事が気に入ったときに押す
2、好きなクリエイターさんの記事でも気に入ったときのみ押す
3、好きなクリエイターさんの記事を読んだ時にはできるだけ押す
4、自分の記事に反応して下さった方へのお礼で押す
5、宣伝目的で押す(ランダムも含む)
6、義務的に押す(中身を読まない場合も含む)

私が思いついたのはこのあたりですが、他にもいろんな活用法があるのでしょう。先ほど書いた私の使い方(3)も入れておきました。似たような使い方をしている方もいるのではないかと思います。

といいましても私はnoteに毎日来ているわけではないので、どうしても訪れたときに読める分しかスキを押せないということもあり、その点では心苦しさを感じています。


見守っていた「つもり」

「好きなクリエイターさんでも気に入った記事にのみ押す」との方法を、最近私はあまりしないようになりました。もちろん、この方法が悪いということでは全くありません。本来ならばこの方法で行うほうが普通でしょう。けれども、私はこちらを選びました。

何故なら、その方法で関わってきて好きだったクリエイターさんがいなくなってしまったからです。そのクリエイターさんが「スランプでうまく書くことができない」と悩んでいたことを私は知っていました。

そして実際に悩んでいた時期の記事はあまり納得のいくものではないんだろうなと感じるもので、そのクリエイターさんの調子が良くなることを私は見守っていたつもりでした。

けれどもその期間に私がしたことは、あちらから見れば「今まで押してくれた方たちにも見捨てられてしまった」と感じるものだったのかもしれないと、今となっては反省しています。

私はその方にとっての常連さんでもありませんでした。好きなクリエイターさんにも関わらず、コメントもしたことがありませんでした。どんどん減っていくスキの数を知りながらも見ていただけです。私は気付けば単なる傍観者になっていました。

そしてそのクリエイターさんはひっそりといなくなってしまったのです。


気軽にスキを押すことで

このごろは「ありのままの自分で受け入れてくれる人がいる」という考え方があり、他人の目を気にせず自分らしく振る舞うことがいいとされます。それでも私の場合は、反応のあまりない記事のほうが自分らしく書いた記事だったりすることもあります。

そんな記事でも変わらず読んで下さる方がいたり、スキを押して下さる常連さんがいることでどんなに救われているのだろうかと思っています。うまく書けなかったかもしれないと感じる記事でも、いつも通り読んで下さった方がいたということでほっとしたことが何度もあります。

このことが「好きなクリエイターさんを支える」ということなのではないかと私は考えています。これは「義務的に押す」でも、表面的には相手にどういう意図かまでは伝わらないので、少なくとも一人分は支えることができます。

気軽に一回だけでもスキを押す――こういった行動で救われるクリエイターさんが何人もいることでしょう。実際に活動を再開することになるひともいるかもしれません。それがスキでもコメントでも、反応はクリエイターさんたちにとっての力になります。


いつまでもはいられない

それでも、私ひとりの力ではたくさんのクリエイターさんを救うことはできません。どうしても手の届く範囲で、個人でできることでしか関わることができないからです。もっと手を伸ばせば、いなくならなかったかもしれないクリエイターさんが何人もいます。

誰もがいつまでもそこにいるとは限りません。noteの話でないとしても、いつか別れることになるひとたちのほうが、圧倒的に多いことでしょう。私自身、いつやめるということになるかもわかりません。そしてそれはあなたも同じではないでしょうか。

スキの使い方次第で救われる、あなたの好きなクリエイターさんもいるのかもしれないと伝えたくて書きました。後悔先に立たずという言葉もあります。私はこれからもその思いを忘れないようにします。

そしてあなたもまた、誰かのスキで励まされることを祈って。



いつも読んで下さって、本当にありがとうございます。




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