スピカ

ゆっくりまったりが好きです。好きな場所はモスバーガー、スタバ、雑貨屋さん。エッセイ集を…

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ゆっくりまったりが好きです。好きな場所はモスバーガー、スタバ、雑貨屋さん。エッセイ集を発行した経験があります。

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「ずっと」を使わない勇気

ずっと前から好きだっただとか、ずっと考えていたんだけどだとか、最近そういったことがなくなってきていることに気付きました。それは米津玄師さんの新曲である「Pale Blue」を初めて聴いたことがきっかけです。 この曲はリコカツというドラマの主題歌です。「ずっと、ずっと、ずっと……」という歌い出しの曲なのですが、冒頭のようなことを思いつくきっかけになりました。 最近私は熟成下書きというタグがやりたくて、記事をいくつかストックしては推敲しています。この溜めている感覚はこの言葉の

    • 本当の自分と出会える瞬間

      先日PCの中身を整理していたら、数年前(といっても2~3年ではありません)に作成した書き殴りのような小説が一部分だけ出てきました。全く覚えていない話だったため、初対面のような気持ちになって読み進めます。 いかんせん実力不足なのでストーリーは矛盾していたり、突然脱線したりといわゆる「難あり」な出来でした。とにかく思いついた勢いそのままに書いたんだな、という印象しかもてなかったくらいです。ただその中で妙に気にかかった台詞がありました。それは「俺らしいって、どんなのだよ」という言

      • 最近のnoteを見ていて感じること

        私は2020年の12月にnoteにて執筆活動を始めました。当時主にやっていたTwitterでは140文字という文字数から表現の限界を感じ、他の媒体を探していたので見つけた時はとても嬉しかったのを覚えています。だから私としては大体2021年組に入るのだと思っています。 これはもしかしたら懐古厨と思われかねない発言なのかもしれませんが、たまにそのころの空気というか体制が懐かしくなることがあります。今のnoteとはまるで投稿される記事の傾向性や、クリエイターさんのタイプが違ってい

        • これは冒険か、反抗か。それとも犯行か?

          先日Youtubeにてとある動画に出会いました。どこだったのかはもう忘れてしまいましたが、私の世代ど真ん中の懐かしいものがたくさん紹介されている動画でした。 平成初期あたりのものが私にはより心に深く突き刺さります。けれども、今回ピックアップされていたほとんどは前々からX(旧Twitter)などで何度も見てきた光景で、懐かしいと感じてももう目新しいものはありませんでした。 例えばそれはスーパーファミコンやゲームボーイです。他にも昔よく食べていたホームランバーや、みんなで集め

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        「ずっと」を使わない勇気

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        • noteについてまとめ
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        記事

          アドバイスに対して食らいついていく強さ

          鳥山明先生が亡くなってから、私は呆然としながらいろんなものを見ていました。ドラゴンボールやドクタースランプアラレちゃん、ドラゴンクエストなどの仕事がどんなに素晴らしく、後世に影響を及ぼしたか――その偉大さを思い知らされるものがほとんどでした。それだけの偉人であったということを私はあらためて実感し、何度も何度も頷きながら見ていました。 すると、ある動画を見つけました。それは鳥山先生の初代担当であった鳥嶋和彦さんがインタビューに答えているものでした。その名前にぴんと来るものがあ

          アドバイスに対して食らいついていく強さ

          思い出すのはいつだって

          封印してきた過去を掘り起こしたとき、なんらかの感情が溢れるという人は多いのではないでしょうか。それは高揚する出来事だったり、悔しい思いをしたことだったり、当時の恋人や友達などとの印象深い思い出だったりするのかもしれません。 私はついさっき、そんな感覚を覚えました。YouTubeで思いがけず懐かしい曲を見掛けたのでなんとなくクリックし、聴いた瞬間でした。それはTHE FIRST TAKEというチャンネルでのことです。 ここでは一発取りの歌唱を動画として配信しています。まさに

          思い出すのはいつだって

          「失敗してもいいから」と前に進むこと

          今年の箱根駅伝を見てからというもの、なんとなく「嫌われる勇気」ならぬ「失敗する勇気」というものがあるんじゃないかと考えるようになりました。七転び八起きということわざがありますが、転ぶということができないと八回も起き上がることはできません。そこで転ぶ勇気(=失敗する勇気)というものが必要になってきます。 けれども、そんな「失敗する勇気」を持っている人は少ないのではないだろうかと思います。ほとんどの人が失敗から失敗しない方法を学び、また同じ失敗をしないよう努力をするようになるか

          「失敗してもいいから」と前に進むこと

          この1年、スピカでいられたことに感謝

          「3周年の記事、あんまりよくなかったかなあ」と思っていたら、そのしばらくあとになって読み返した本づくりについての記事にまんま同じエピソードが扱われていてなんだこれ! となったスピカです。 こんばんは。みなさんいかがお過ごしですか。同じ話何回もするとか本気でやばいなと思ったんですが、きっと今年一年はこのことばかり考えていたんでしょうね……。2023年のnoteといえば、となってしまう。 そう、この繰り返し語られたエピソード。 繰り返されること実に3回、やってしまっていまし

          この1年、スピカでいられたことに感謝

          3周年ありがとうございます!

          こんにちは。スピカです。昨日、ついにこのアカウントも3周年という節目の数字を迎えることができました。読んで下さる方のおかげでここまで続けてくることができました。いつもスキを下さる方、コメント下さる方、記事を読みに来て下さっている方。本当にありがとうございます。 素直な感想3周年のバッジを見て一番最初に思ったのは「新卒の人が『ここまでは最低減頑張ってみろ』といわれる期間はやりきった」という感慨のようなものでした。お試し期間とされる年月は過ぎ去った、よくここまでやり切ったなあと

          3周年ありがとうございます!

          noteをできるだけ傷つかずに続けていく方法

          最近noteにてある実験をしていたのですが、今日はその結果をレポートのようにして書いていこうと思います。ちなみに、例外のケースについても後程触れてあります。このテーマについて気になる方はよろしかったら読んでみて下さい。 記事を傷つかないように書いていきたいのなら「自分なりの他人に対してどう見せるか」ということを大体のバランスでもいいので決めておくこと。そして何より、noteでモチベーションを維持していくことになります。 後者に対しては誰かとのつながりが必要で、ある程度承認

          noteをできるだけ傷つかずに続けていく方法

          世界が終わるときの景色ってこんな感じかな

          先日友達に会ってきました。コロナ禍ぶりです。実は流行が少し落ち着いたころに一度「一緒にごはん食べに行かない?」と誘われたこともありました。けれども、心配性な私は持病のこともあり、必要最低限の外出に留めたかったので断るしかなかったのです。 この前自分自身の病気についての真実を知ったとき、私がまず思ったのは「後悔しないように友達には会えるだけ会っておきたい」ということでした。そして一番先に確認したのは年賀状でした。数年間「また会いたいね」ということばを送りあっていたという記憶が

          世界が終わるときの景色ってこんな感じかな

          コメント返信がうまくできるようになりたい

          私はコメント返信で「そうですね、私もそう思っています」のように相槌から入ることが多いです。なんとなく、そのほうがマイルドに話を始められると感じているからです。 よく言えば当たり障りがなくシンプルな――悪く言うのなら、自分らしさがなく主張もない返信です。また、基本的に相手のコメントに受ける形になるので控えめな印象にうつるかもしれません。 実は、私の書いている相槌ばかりのコメント返信はちょっと寂しい印象なのかもしれないとちょっと前から思っていました。コメント欄が賑わっている方

          コメント返信がうまくできるようになりたい

          誰かの存在があるからこそ輝く命もある

          長い間彩りを失くしていた感情が、数か月前から戻ってきたように感じています。とてもきらきらとしていて、おそらくは「ときめき」に近いようなものです。いろんなことで感動するようになりました。それはわくわくと胸が躍るような、終わってからもじんわりと余韻が続くような、そんな感覚です。 私は少し前まで、どうしてかいろんなものから心の距離を取っていました。新しく何かを知ろうとする気もなく、Youtubeでは同じ曲をシャッフルでずっと流していましたし、知らないことへの好奇心のようなものを失

          誰かの存在があるからこそ輝く命もある

          noteでの同期さんたちに感謝を

          私には何人かのフォロワーさんにコメント欄で頂いたことのある、嬉しいことばがあります。それは「noteを同じような時期に始めたので、スピカさんのことを同期のような存在だと思っている(意訳)」というものです。私はこのことばをとても大切にしています。 私はこちらのアカウントを2020年の12月に始めたのでほぼ2021年生のようなものです。つまり2年くらいはここで書き続けているということになります。もうすぐnoteを始めてから3年です。コメントなどで声をかけて下さる方たちとは長い間

          noteでの同期さんたちに感謝を

          誰かに思いを届けたいときに

          プレゼントは価値観の交換のようなものかもしれないと思います。 こちらが渡したものを心から喜んでもらってくれる人がいるとき、それはお互いに幸せになれるパターンです。渡す側はプレゼントで喜んで欲しいという気持ちでいっぱいですし、相手もこんな素敵なものをもらうことができて嬉しいという気持ちになります。いわゆるwin-winの関係というもので、こういう人たちは気が合うことが多いですし、そのあとも仲良くいられる確率が高いのではないかと思っています。私の経験上でもそんなことが多いです。

          誰かに思いを届けたいときに

          最後の晩餐はプリンになった

          最近ちょっと太ったのを忘れていたら、ご近所さん(仮)に「あら!しばらく見ない間にグラマーになったじゃないのよ」と言われてしまいました。私は「いえ、ちょっと太ったみたいで……」と消え入りそうな声で答えることしかできませんでした。どうやら現実逃避している時間は終わってしまったようです。ちょっと落ち込みました。 久しぶりに友達に会ってきました。しばらくコロナのせいで会うのが延びてしまっていたのですが、顔を見てすぐに毎日顔を合わせていた頃の自分たちに戻ることができました。これが友達

          最後の晩餐はプリンになった