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CoachEdと私

2020年9月〜12月まで、リーダーのためのコーチング習得プログラム「CoachEd(コーチェット)」を受講していた。
コーチングを受けながら学び、人を生かしチームを育てるリーダーになる。そんなCoachEdが私にとって何だったのか、記憶の新しいうちに書いておきたいと思う。

CoachEdは居場所だった

一言で表すなら、そう言いたいなと思った。

コーチングで一番重要なのは、クライアント(コーチングを受ける人)の可能性を信じ切る、クライアントの最大の味方でいるマインドだ。そのように私は教わった。

CoachEdのプログラム中、トレーナーの木村さんとコーチの小川さんは、ずっと私の味方だった。
疑い深い私はなかなか味方でいてくれることを信じられなかったのだけれど、今思えばお二人は最初から最後までずっと私の味方でいてくれた。

変わりたいと願っている私の存在自体を肯定してくれたし、ネガティブな感情や考えを抱き上手く行動できないときの私も認めてくれた。
毎週そんなお二人のもとに「帰れる」と思ったからこそ、私は1週間を課題に向き合いながら過ごせていったのだと思う。

「今日は人を生かし育てるリーダーとして、こんなことが嬉しくて、こんなことが残念だった」
それをデイリーログに毎日残していけたのも、「見てくれている」安心感があったからだと思う。

居場所をつくる、ということ

CoachEdの受講を始める前から、私にとって「居場所」はキーワードだった。会社でダイバーシティ推進を担当していることもあるが、「その人がその人らしく在れる場所」をつくりたいと思う。

居場所って、なんだろう。
ある場所を居場所と感じ、居心地よく居るのには、そこでなんらかの役割を果たせていることが関係するのではないか。

そう考えると、私は職場でうまく自分の役割を果たせていない感覚をずっと持っていたのかもしれない。それを変えたくて、出会えたのがCoachEdだったのだ。

自立とは、依存先を増やすこと

CoachEdプログラムは私にとって居場所だったから、そこに依存してしまうのではないか、終わったら私はダメになってしまうのではないか。そんな不安もあったけれども、プログラムを修了した今、私は自分の足で立っている感覚に溢れている。
役割を果たせていないと感じていた職場に対しても、自分が貢献できる方法を提案する行動を起こすことができた。

プログラムが終了して、心にぽっかり穴が開くのではなく、映画の続編が始まる。そんな感覚に今なっている。

つらいときに誰かが話を聴いてくれたら、その人にどっぷり頼りたくなることはある。だけど、顔を上げて周りを見てみれば、私に力を貸し支えてくれる人はたくさんいる。夫、息子、両親、友達、同僚、行きつけのカフェの店主…そうやってたくさんの人に依存して、私は自立している。そんなことにもCoachEdを受講して気づくことができた。

私を支えてくれる人たちのように、私もこれからは人の話を聴き、支えていきたい。私が誰かにとっての居場所の一つになれたらいい。微笑みの爆弾を唇の裏側に隠して、その機会をうかがっていようと思う。

大切なことに気づかせてくれてありがとう。
CoachEdを受けた3ヶ月間は、間違いなく私の人生を変えた3ヶ月でした。


※CoachEdをずっとカラオケボックスで受講していて、馬渡松子さんの名曲「微笑みの爆弾」を毎週受講後に歌っていたのは裏話。

#私の学び直し



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