見出し画像

#39 通学路を久々に歩く

大人数の友人達と学校から家に帰る時、
グループの1番前か1番後ろにいることが多かった。

1番前にいればグループを先導できて
スピードを調整できる。
沢山話したいことがある時はゆっくり歩き
早く家に帰りたい時はズンズン歩く。


1番後ろだとワイワイと騒いでいる
みんなの様子を俯瞰して見ることができる。
少し引いたところから友人達をみると、

(意外と気をつかってるんだなぁ)
(めちゃめちゃ適当に話聞いてるやん!)
(いつもニコニコしてる!)

それぞれの新しい一面が見えてより
その人を好きになったり、苦手になったり。



楽しかった1日の終わりが近づいている。


本当は寂しいんだけど、寂しくならないように、目の奥にみんなの姿を焼き付ける。
帰り道はそんな時間だったんだよなぁ。


昨日、久しぶりに中学時代の通学路を歩いた。

凄いくだらない話やゲームの話、
人間関係や恋愛話。

(この道で色々な話題について
色々な人達と言葉を交わしてきたんだよなぁ)

もう何年も前の話だけどその時の記憶を
思い出せたことが何だか嬉しくなった。


中学校の前にたどり着き、
不審者だと思われないくらいの少しの時間
正門の前に立つ。


そこからまた少しだけ歩いて、
友人達との集合場所に向かう。




通学路を歩いて、中学校の前を通り
中学からの友人に会いにいく。
エモーショナルな気分になるって
多分こういうことなんだろうな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?