見出し画像

幸せ時間

近所の神社で4年ぶりの例大祭が行われた。数時間のゲリラ豪雨を除いて(!)概ね天候にも恵まれ、町じゅうを練り歩く神輿のお囃子が、ずうっとどこかから聞こえてくる幸せな週末だった。

最終日の夕方、ワンコ散歩のついでに神社に寄ったら、ちょうど神輿が戻ってきたところだった。狭い境内いっぱいに詰めかけた人々が手拍子をうち、私に抱えられた愛犬は目を丸くしてその様子を眺めていた。隣で若いママに抱かれていたちいさな赤ちゃんが、ふいに手を伸ばしてその頭を撫でた。皆が一瞬驚き、そして笑った。とても幸せな笑顔だった。ちょっと泣きそうな気持になった。

こういう時間を、もっともっと、たくさん過ごせるようにすることが、私にとっては一番大切なことなんだよなあ、と改めて思った。もう嫌だなあと思いながら惰性で続けてしまっていることは、ひとつづつ、やめていこう。

Noteを書き始めて3年。人生後半をどんなふうに過ごしていくべきなのか、悩み迷う自分の気持ちを文章にしてきた。書くことで考えが整理されてくる実感があり、途中まで毎日更新できていたのに、突然書けなくなったりもした。再開してもまた中断してしまったり、ずいぶん前に書いた文章に、「スキ」をもらって、なんだか励まされているような気持ちになったり。

そして、いくつかのヒトやモノや出来事との出逢いを経て、漸く、これからどんなふうに過ごしていきたいかを、クリアに思い描けるようになった。

それはつまり、自分と自分の周りの人たちの幸せ時間を、どうやって増やしていくかの道筋が見えてきたってこと。ぐるぐる回っていた私の人生のコンパスが、きっちり北極星を指したような、そんな気持ち。

山あり谷ありでも楽しい「100年人生折り返し旅」のはじまりはじまりー。
まずは少しづつ準備を整えるところから。具体的なストーリーは、これからぼちぼち語っていきますね!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?