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ジュール・マスネ:オペラ「タイス」より「瞑想」

バイオリン独奏:ニーク・バール
管弦楽:オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団 ・オランダ放送合唱団
指揮:マルクス・シュテンツ
収録:2018年10月19日 at ユトレヒト音楽ホール、オランダ

「タイスの瞑想曲」として名高いバイオリン独奏曲 です・・・

ご存じの方は常識としておられるでしょうが、ご存じない方は、「タイス」という人が作曲したものと考えておられるかも。

それは、実は、ちょっとした大間違いで、この曲は、フランスの作曲家 の
ジュール・マスネさん(1842年5月12日 - 1912年8月13日)が作曲した
『タイス』というオペラの、第2幕第1場と第2場の間の「間奏曲」であります。

曲名は「Méditation」(メディテーション:瞑想、心を静めて無心になること、心を静めて何かに心を集中させること、目を閉じて深く静かに思いをめぐらすこと)
(何故か、日本では「瞑想曲」と訳されます。「曲」が余計ですね)

世間的には「ヴァイオリン独奏曲」として人気の曲ですが、本来は、オーケストラと独奏楽器(ヴァイオリン)と、コーラスによって演奏されるものなのです。

ですが、YouTubeでも、独奏曲スタイルがほとんどで、オーケストラ曲としての映像はなかなか無いのですね~。

本日、なかなか良いオーケストラ演奏を見つけたので、ともかくもご紹介しよう、という訳です。ハイ。

オーケストラの後ろに合唱団がいて、途中、ハミングしているのがお判りでしょう?!

これが、本来の演奏なのですゥ (o^―^o)ニコ

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