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【映画】オール・ユー・ニード・イズ・キル(All you need is kill)

明けましておめでとうございます。新春早々、弊記事にお立ち寄り頂き、
誠に有難く存じあげます。
昨年8月末よりnoteを始めさせて頂いた初心者ですが、本年もますます精進致したく存じ居りますので、よろしくお引き回しの程お願い申し上げます。

本年最初にご紹介いたします この映画、「トム・クルーズ主演」というキャッチコピーにつられて、3年前の2019年1月に NHK・BSで初めて観て、自分の足元が吹っ飛んだかのような、強い衝撃を受けた作品であります。

素晴らしい想像力・息をのむ奇想天外さ・緻密なシナリオ作成力、等々に
ショックを受け、その発想力には敵わないと思い知り、「もう小説も
読まない、SFも見ない、自分に残された小さな世界の中だけで生きる!」と、やけっぱちの決意をさせられた映画・・・。

「何がそんなにショックだったか」というと、原作は日本で2004年に発表され、それをハリウッドが見事に映画化したのが2014年であることを全く知らなかったこと。
私スピンが見たのは2019年ですから、なんと15年もの間、この見事な発想の作品を知らずに、のんびりまったり過ごしていた自分自身に呆れ果てた、のです。

その15年の間に、自分の情報探知能力は全く古ぼけていたことを目の前にブラ下げられ、見事に小気味よく組み上げられたシナリオと、映画化したアメリカ人の想像力に仰天させられ、イヤー、ホンマについていけないワー、と思い知ったのです。しかも、公開後5年も経ってから・・・アァーー、情けない!!。


原作は、日本の「桜坂 洋」という人。
その発想の素晴らしさに仰天しました。

それは、映画「2001年宇宙の旅」を観た時感じた、小説「地球幼年期の終わり」を読み終えた時に感じた、「やるせなさ」に似た「ショック!」でした。
こんなのが、しかも「日本」で「15年」も前に作られていたなんて!
そのストーリー展開の見事なこと、それを15年間も発見できなかったなんて!

「ミッション・インポッシブル」でも「トップガン」でもなく、この映画
こそ、トム・クルーズの最高傑作だと信じて疑いません。
(ブラッド・ピットが主演候補だったそうですが、いーや、トム・クルーズがピッタリです)

いつものように映画の詳細は記載いたしません。
近未来の、異星人の地球侵略との「戦闘」を舞台にした秀逸なストーリー。

主演トム・クルーズ演ずる主人公は、ある特殊な事象の為に、何回死んでもタイムループして、ある時点に戻る能力を身につけます。
戦闘が失敗して戦死する羽目になっても、ある時点に戻り、失敗の過程を学習して、やり直すことができるようになります。
つまり、戦闘に失敗したら、ワザと防御を解いて、死ねば良いのです。
そして同じ失敗を繰り返さなければ、勝てる筈です。
その能力を利用して、敵をせん滅しようと試みる・・・というシナリオ。

ヒントは、以上です。是非、ご覧いただきますように願っております!

この映画のご紹介を新春の第1講にした理由・・・(o^―^o)
新しい年を迎えるたびに古ぼけていく私スピンの脳にカツを入れ直し、
二度と敗北感を味わう醜態は演じないぞ!・・・との自戒を込めて、
と、ご理解くださいマセ。

ア、書き忘れる処でした。
「 All you need is kill 」って、現代英語ですかネ? 
何か抜けてるように思うのですが、スピンの語学知識すらも、終に極まったのでしょうか? アリャーー ????

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