僕は霊感犬ポチ。
昨日から今日にかけて、僕たちの街にも、雪が降った。
そんな時に、思い出すのが、この歌だ。

♪雪や、こんこ。
あられや、こんこ。
降っても降っても、まだ降りやまぬ。
犬は喜び、庭駆けまわり、
猫はこたつで丸くなる～♪

でも、この歌を思い出すたびに、僕は、この歌は間違ってるぞと思うのだ。
なぜなら、僕は、雪が降ったら、こたつで丸くなっていたい派だからだ。
寒い日は、ホットカーペットの上で、ヌクヌクして、窓から降ってくる雪を眺めているのが一番だ。

でも、そんな日でも、僕は、トイレのために、散歩に行かなければならない。
ご主人様が、僕が寒くないようにと、いろいろ着込ませて、連れていってくれるのだが、やっぱり、寒いものは、寒い！
あと、身体が冷えると、昔、手術した痕が痛んで、動けなくなってしまったりする。

そうすると、ご主人様は、「やっぱり、寒いか～」と言って、僕を抱き上げて、家まで連れて帰ってくれるんだが、そんな時が、僕は一番、大好きだ。
なぜなら、ご主人様に抱っこされながら、上から落ちてくる雪を見上げることができるから。

この時の雪ほど、綺麗だな…って思う雪はない。
そんな雪を見ていると、僕は、これは、神様が与えてくれた楽しいご褒美なんだなって、心から思う。