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桜を愛でる余力はあるか。


    人間の感情は40代から老化するそうで(諸説あり)年々、感受性が乏しくなっているように感じます。

今年の桜前線も駆け足で北上し、今週は九州から関東まで一気に桜の見頃を迎えて賑やかな週末となりました。

    SNSやニュースも桜の写真や映像で溢れかえり、例年ならば早くからお花見の計画を練り、いつ満開を迎えるかソワソワと過ごしているのですが、今年は感情の機微もなく、感慨に浸ることも無く、日々殺伐と過ごしておりました。

今日一日であらゆる用事を片付けるため、7箇所を巡らなければなりません。移動時間だけでも3時間…。
もたもたしてる余裕はありません。

しかし、出かけた先で車を停めて満開の桜を見上げると、なんとも言えない幸福感に包まれました。

    新年度から部署異動になり、職場の人間関係も仕事の方もいっぱいいっぱい。
母の介護を手伝うため、毎日夕方に実家に顔を出し、帰ってからは家の家事で寝るまでバタバタと慌ただしく疲労困憊な日々を過ごしています。
正直、お花見に行く余暇もなく、今年の桜は泣く泣く諦めていましたが、やっぱり写真で見るより、本物の桜が良いですね。

ほんの短い時間でしたが、なんとも言えない幸福感でいっぱいになりました。
新年度も頑張って行こうと思います。

桜を愛でる余力があるなら、多分大丈夫。

先々週から無駄に気負い過ぎて、心に余裕が無かったので、ボチボチとマイペースを取り戻して頑張ります。

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