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山の気候

💡まりっか様の画像を使わせていただきます。

ありがとうございます。

本日は「山の気候」をテーマに書いていきます。

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先日、山に関する勉強をしている中で学んだことを共有したい。

結論から言うと山の気候は標高によって大きく異なる。

ここまでは何となく知っていたが、実際に何メートル付近が地上とどのくらい違うのかというのは知らなかった。

前提として、地上の気温を20度として考える。

標高は上がるにつれて気温が低くなる。

そもそもこれはなぜなのか。

標高が上がると気圧が低くなり、気圧が低くなると空気の分子の数が減る。分子の数が少なくなると、空気同士の熱を伝える力(熱伝導)が弱くなる。

だから標高が上がるほど気温が低くなる。

なるほど、分子という目には見えない丸い粒のようなものがあるのか。

それが多いと熱が沢山伝わって気温が高くなると。

ここで標高何メートルだと何度落ちるのかまとめてみた。

例.)地上を20度とする
・標高100m:地上より0.6〜0.7度下がる→19.4度〜19.3度
・標高200m:地上より1.2〜1.4度下がる→18.8〜18.6度
・標高1,000m:6〜7度下がる→13〜14度
・標高2,000m:12〜14度下がる→6〜8度

このように山の気温は標高によって大きく左右される。

例え地上が夏のように暑くても、標高1,000m級の山へ行く際にはマストで羽織るモノが必要になる。

突然の雨で体全体が冷えて風邪をひくのを防ぐメリットもある。

標高が低くなると気温も低くなる理由と、標高差による服装の違い。

見逃せない視点である。


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