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あお

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ありがとうございます。

本日は「あお」をテーマに書いていきます。

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昨日「あか」にまつわる漢字について記事を書いた。

今日は「あお」について書いていく。

結論から言うと、「あお」には主に3つの漢字がある。

青い、碧い、蒼いである。

意味は以下の通りになっている。

青:一般的なあお。
碧い:ツヤのある青。ダイヤモンドなどの宝石のように緑がかったあお。
例)碧い目(欧米人には緑色の目をした人もいれば、碧い目をした人もいる)
蒼い:顔に血の気がない。顔が真っ青で顔色が良くない。
例)顔面蒼白

このように、1つめの青は一般的に使われるカラーとしての「あお」を指す。

2つ目の碧いは、ダイヤモンドなどのよ宝石のような色。
青色と緑色の中間、いやどちらかというと青寄りの色である。

欧米人に一定数いるブルーアイは碧い目に該当する。

眼光と相まって、どこかキラキラしているように見えるからだ。

そして3つ目の蒼いは、具合が悪そうな印象を受ける。

顔色が悪い時のあおじろさは「蒼い」である。

人に対して使えば「顔色が悪い」という意味になるし、モノに対して使えば「蒼くてまだ熟していない状態」を指す。

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ちなみに果物が青いなどと表現することがある。

これは「青」じたいに未熟であるという意味もあるからである。

だからバナナやリンゴがあおいときは「青い」と使う。

このように「あお」だけで漢字が3つ、それぞれに固有の意味がある。


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