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6月見聞録 【ライブ編】-2019-


6月は2本だけ。
でも、どちらもかなり思い出深い。戻るなら時間を巻き戻して、それぞれの公演をもう一度見たい。

6/9 THIS IS JAPAN×空きっ腹に酒×ナードマグネット “NOT FORMAL” @十三ファンダンゴ

7月いっぱいで営業終了&十三から堺へお引越しするファンダンゴ。移転前に見届けておきたいと思ってチケットを買った。

演者側も観客側も、音楽に対する愛情をいろんな形で爆発させていてとても尊かった。ミクスチャーバンドの空きっ腹に酒、パワーポップのナードマグネット、オルタナティブロックバンドのTHIS IS JAPANと、ジャンルはぜんぜん違うけれど、全バンドかっこよかったなぁ。

ディスジャパの時、ナードのメンバーは完全にお客さんとしてフロアから観てらしたんだけど、須田さんはダイブしまくってて本当にたのしそうだった(笑)。

ナードマグネットの新譜が良すぎて、聴きながらずっとニヤニヤしています。ライブもっともっと観たい!

ディスジャパはお客さんの熱量が半端なかった。

空きっ腹に酒はそろそろアルバム出るかしら。いまのところ何もアナウンスないけど、勝手にたのしみにしてます(笑)


6/13 奇妙礼太郎 @Billboard Live Osaka

すでに書いている通り。
公演が終わった直後はこのライブの良さをどう表現していいのかわからず、しばらく胸だけを熱くさせていた。心底感動すると、それを表現できる言葉って出てこないのだなと思った。間違いなく2019年上半期第1位のステージでした。

「好きなヴォーカリストはだれ?」と聞かれたら私は奇妙さんと答えます。それほど、彼の「歌の力」って本当にすごい。自分の持ち歌ではなくても、奇妙さんの声で、奇妙さんの解釈で曲が再構築される。

バンドメンバーも全員魅力的。もともと音楽センスや技術が卓越していらっしゃる方たちなのですが、全員いたずらっ子みたいな部分も持ち合わせているので、演奏がとてもチャーミング。なのにかっこいいところはパリッと仕上げて、情動的なところはしっかりと心のど真ん中に打ち込んでくる。すてき of すてきです。

ギターの潮田雄一さんはQUATTROで弾いていたり(サムネ左のテレキャス使い)、

ソロもやってたりします。
奇妙さんから「やばいギター」と言われるくらい、本当にやばいギターを弾きます。大好きなギタリスト。

ベースは口ロロの村田シゲさん。
シゲさんはいつもたのしそうに、でもものすごいベースを弾いている。

ピアノはゴメスさんこと中込陽大さん。
でも彼はピアノ以外にもほとんどの楽器が弾ける。
奇妙さんのメジャーソロファーストはゴメスさんと制作しています。

ドラムは松浦大樹くん。
「最近の日本のおしゃれなバンドの9割は大樹がドラム叩いてる」(by Sundayカミデ)とはその通りで、この他にソロもやっていたりする(TENDREとLucky Tapesはサポート)。スーパー同世代。

あぁ、来年のビルボードまで待てないよう。秋くらいにライブハウスツアーしてくれないかしら、とひっそり願っています。


最後まで読んでくれて、ありがとうございます!