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北京五輪を楽しく見る!一足早い注目ポイント紹介【⑧ショートトラック編】


気付けば2月4日に開幕が迫った北京五輪。

スキーやスケートなどウインタースポーツ全15種目が、20日までの15日間にわたって開催されます。
また、それに向けて日本代表選出のための選手権大会などもこれから続々と行われます。

例えばフィギュアスケートは、五輪以外でも毎年頻繁に大会が開催され、テレビ中継もあるのでどんな選手がいるのか、を知っている人も多いでしょう。ですがそれ以外の競技はあまりなじみのない方も多いのでは。

そこで五輪開催前にチェックしておきたい、各競技のルールや注目ポイントを紹介します。今回は「スケート・ショートトラック編」です。
五輪前にいち早く知っておけば五輪も、そして代表決定戦も楽しめること間違いなし!

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ショートトラックの種目は?


ショートトラックとスピードスケートの違いはトラックの距離

スピードスケートが400mなのに対して、ショートトラックのトラックは111.12mと半分以下。
直線も少なくカーブばかりなので加速も難しく、いかにカーブを曲がるかが勝負になる競技です。

また、スピードスケートと違って集団での滑走になるので選手同士の接触もあったり、インコーナーを巡る争いなど、スリリングな展開が持ち味です。競輪をイメージしていただければわかりやすいですね。

ちなみに平昌五輪ではスピードスケートではなく、フィギュアスケートのリンクで行われました。

北京五輪では9種目が行われます。

男子 500m、1000m、1500m、5000mリレー
女子 500m、1000m、1500m、3000mリレー

更に、2000mの混合リレーが新たに加わります
各国の女子2人と男子2人がチームを組んで18周を滑ります。タッチして次の走者に交替します。


ショートトラックのルール・採点基準は?


タイムで競うスピードスケートと異なり、ショートトラックは集団での滑走のため、ゴール順で順位が決定します。
どのタイミングで仕掛けるか、前に出るか等の駆け引きが重要なポイントとなります。

また、追い抜きの際に前の選手を押したり引っ張る、といった妨害行為は失格になります。

他にも靴もスピードスケートと異なったり、転倒なども多いことからヘルメットの装着なども必要です。装備などについてはこちらのサイトに詳しく掲載されています。



日本代表が決まるのは?


既に日本のショートトラックの代表枠は、男子で4枠、女子で3枠で確定しています。
北京五輪代表選手は、10~11月のワールドカップ4大会と、12月18・19日に大阪で行われる全日本選手権の成績で判断されます。


詳しい選考基準は日本スケート連盟のサイトに掲載されていますので、チェックして下さい。



五輪出場が期待される注目選手は?


基本的に、ワールドカップに出場登録されている下記の選手の中から選ばれます。

男子は、当時高校三年生で平昌五輪にも出場した #吉永一貴 選手
ワールドカップ第一戦では1000mで4位につけるなど着実に力をつけて、準々決勝敗退に終わった4年前の雪辱を誓います。

この他平昌五輪に出場した選手では #渡邊啓太 選手もワールドカップに参加しており、二大会連続出場の可能性があります。

女子は、#菊池悠希 選手、#菊池萌水 選手、#菊池純礼 選手の菊池三姉妹に注目。
中でも菊池悠希選手、菊池純礼選手の二選手は平昌五輪にも出場。先日開催されたワールドカップでは混合2000mリレー5位に貢献しています。
成績次第では、三姉妹揃って大きな注目を集めるのではないでしょうか。

他にも9月に行われた全日本距離別選手権で1000、1500mを制した #平井亜実 選手が、初の五輪出場を目指します。

一年前に掲載された注目選手のコメント集がありますので、ぜひチェックしてください。


まとめ

1998年の長野五輪でのメダル獲得を最後に、メダリストのいないショートトラック。
似た競技であるスピードスケートなどに比べて、注目度が低いのは否めません。

ですが、ショートトラックの名前の通り、狭いリンクの中を選手たちが激しく順位を競う様子は、スピードスケートとはまた違った魅力があります。

北京五輪をきっかけに、沢山の方々にショートトラックの魅力が伝われば、と思います


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