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「バスケが好きなのに観戦はできない(笑)」ってどういうこと!?|スポカレ社員インタビュー vol.2

こんにちは、スポカレです!

今回はスポカレ社員インタビューの第二弾!スポカレのプロダクト担当、玉地さんのお話をお届けします。玉地さんは出向でスポカレに参画しているメンバーで、幅広いスポーツを観戦するスポーツラバーでもあります。が、「バスケが好きなのに観戦はできない(笑)」と爽やかに語る玉地さん。それってどういうこと...!?本音に迫るインタビューをぜひご覧ください。


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玉地さん 神奈川県出身
2013年4月に株式会社ジェイ・スポーツへ入社。編成部にてチャンネルの編成業務を行う。チャンネルマネージャーを経て2019年2月よりスポカレへ参画。現在はプロダクト責任者としてアプリのデータベース管理やアプリ改善業務に従事。学生時代にバスケットボールをプレー。よく観戦するスポーツはラグビー・ダーツ・WWE(プロレス)など。

チャンネルマネージャーからスタートアップへ出向。

―J SPORTSへ入社した玉地さん。簡単に、担当していた業務を教えていただけますか?

J SPORTSへは新卒で入社し、編成部へ配属となりました。J SPORTSには1から4まで4つのチャンネルがあり、そのうちのひとつで番組の編成業務に携わりました。映像やコンテンツの権利取得を渉外部と進めたり、中継や自社制作の企画などを制作部と調整したり、放送に至るまでの広範な業務を社内のハブとなって進めていました。大まかな番組構成は2ヵ月程前に決めてしまい、あとは直前の状況を踏まえて細かな調整を行います。また競技ごとにも担当がいて、私はMLBやバスケットボール、WWE(プロレス)、自社制作のドキュメンタリーも担当しました。入社4~5年頃にチャンネルマネージャーを任せていただけるようになりました。

―そんな玉地さんが、スポカレに参画することになった。そのきっかけは何だったのですか?

私の上司にあたる方が荒木さん(スポカレ代表取締役)と繋がりがあり、あるプロジェクトを一緒にやらないか?とお誘いを貰いました。そのプロジェクトがアプリ『スポカレ』の立ち上げの話。J SPORTSはスポカレに出資をしているのですが、私はキックオフの段階から資料作成や準備を上司と一緒に行っていました。当初、出向の予定はなかったのですが、出資の話を進める中でスポカレへ出向者を出すこととなりまして。その上司から「出向は君がいいんじゃない?」と。(笑)

―ということは突然の出向だったのですね!正直、不安ってありませんでしたか?

出向自体が初めての体験だったので、そういう不安はありました。ただ、スポーツが盛り上がれば放送配信も盛り上がる、スポーツ観戦の市場を広げていけば相乗効果があるということを感じていたので、出向することのビジョンは明確に決まっていました。なので、そこに対しての不安はありませんでしたね。

―では、行くからにはスポカレでスポーツをもうひと盛り上げしよう!という気持ちがあったのですね。

まあ、そんなに高尚な気持ちが当時の自分にあったかは、わからないです。(笑)

アプリの中核を担う。

―玉地さんは、今どんなお仕事をしていますか?

ひとつはアプリ『スポカレ』の中身を作るデータベースの管理業務『スポカレ』に掲載されている日程情報を、アルバイトさんと連携しながら登録、管理していく仕事です。どの競技や試合まで掲載するべきか、どういう形で登録していくべきかをユーザー視点に立って常に検討しています。例えば『野球』と一括りにして登録してしまうと、ユーザーさんからしたら範囲が広すぎて管理しづらくなってしまう。なので、適切なカテゴライズを常に検討しています。
もう一ひとつはアプリ『スポカレ』のプロダクトの機能改善・改修業務です。コードを書くなど専門的なことは行いませんが、ユーザーさんの体験に沿って「こういう機能があったらいいよね」というアイデア出しや、細かな仕様の確定を行っています。そこに付随して、ユーザーさんがアプリ内でどのような動きをしているかの確認や、カスタマーサポートの返信も行っています。

―カスタマーサポートも玉地さんの役割なのですね!ユーザーさんから「こんな機能がほしい」など、要望や質問って結構来ていますか?

来てますよ!例えば「コレクション機能がちょっと使いづらい」ですとか。あと、スポカレの使い方に関する質問も多く寄せられています。そういったところのアドバイスもしながら、いただいた要望は社内で検討して改善改修を進めるようにしています。

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スポカレの情報提供で、
観戦者が少しでも増えたら嬉しい!

―今のお仕事をする中で、やりがいを感じるのはどういう時ですか?

こちらが「スポーツファンなら観るべき!」と感じる試合情報をアプリ内のおすすめ欄やピックアップに掲載することで、多くの方にその情報をお届けできるというところにやりがいを感じています。例えば今日(取材日:2021年4月21日)は東京五輪サッカーの組み合わせ抽選会がある日なのですが、こういった情報もおすすめ欄やピックアップ、プッシュ通知など活用して発信しています。そういった努力を通じてアクティブユーザー数が増えたりすると「これで東京五輪サッカーを観る人がちょっとでも増えたかな」と思ったりしています。今後もっと『スポカレ』内でのコミュニケーション機能が発展して、アプリ内でユーザーさん同士がコミュニケーションを取りあって観戦に繋がるようなことが出来たらいいな、と思っています。

―たしかに、コミュニケーション機能があったら素敵ですね!そこで出会った観戦好き同士がオフ会的に「〇〇ドームで一緒に試合観ましょう!」となったり。

そうですね!球場までいかずとも、パブとかそういうところでのライブ観戦があるのもいいと思っています。

前例のないサービス。
大変だけど、だからこそやりがいもある。

―逆に、仕事をする中で苦労していることはありますか?

データベース管理で言うと、とにかく情報量が多いことですね。(笑)『スポカレ』は競技だけでも約100競技、大会でいうと約1,500大会を掲載しています。もちろんそれらの情報更新という点も大変ですが、それだけある競技の中から「果たしてどの試合が注目すべき試合なのか?」を見極めることに難しさを感じています。アプリ内のおすすめ欄、ピックアップに出す試合を選ぶ際、例えば観戦者のマジョリティを取ると野球やサッカーが無難ではありますが、テニス好きのユーザーさんからすると、その情報は特に興味がない可能性が高い。そう考えた時に「世間一般に、どの試合が注目されているのだろう?注目されやすいのだろう?」ということを常に考えておすすめやピックアップを選定しています。あとは民放や地上波などで放送があるなど、より多くの方が観ることが出来ることも判断材料になっています。

―なるほど。では一方でプロダクト改善についてはどうでしょうか?

プロダクトの改善に関しては、他にモデルケースがないことです。『スポカレ』は「スポーツの日程を扱う」ことに特化した今までにない新しいサービスを提供しています。例えば「スポーツニュースをまとめたサービス」は過去にモデルケースがあるため参考に出来ますが、私たちのサービスはそうではない。日々、試行錯誤しながらアプリの改善に取り組んでいます。
今、「スポーツの日程を確認したい人」が今日観戦したいものチェックしているのか、一か月先の観戦予定を立てるためにチェックしているのか、などのデータはある程度蓄積されてきています。こういう情報は“スポカレならでは”の情報なので、それらを活用した施策を検討するのは面白いところだな、と思っています。

―日々検証・改善を進めているのですね。新しいものを作っていくって大変でもあるし、でもとても楽しいことでもありますよね。

実際は大変なことの方が多いです。(笑)
でも、新しいサービスだからこそやれることもある。全体としてのビジョンを全員共通で持って、そこに進んでいくことが重要だと思っています。ちなみに、今は任せていただく裁量も大きく、そういったところも面白味だなと感じています。

“やってみよう!精神”はとても大切。

―玉地さんは、どんな方と一緒にお仕事したいと思いますか?

データベース管理で言うと、情報の収集力がとても大切です。各団体の公式発表に合わせてデータベースを管理していますが、公式HPだけではなく公式SNSでの発信や、会場にいる方の「雨だから試合中止みたいだ」のようなSNS投稿を拾うこともあります。そういったことを手広く出来ると良いと思います。
プロダクト面では、ユーザー視点で物事を考えられることがとても大切です。今スポカレが持つユーザーさんの行動データを活用して、より良いアプリにするための施策を「まずはやってみよう!」精神で進める心意気を持った方がいいと思います。何度も言う通り『スポカレ』は初めてのサービスなので、何かしら施策を実行すると大小関わらず反応が返ってきます。それをちゃんと振り返って次の施策に生かせる考え方を持っている方は、とても向いていると思っています。

―他に、心がけ的なところでは何かありますか?

マインド的なもので言うと、特定スポーツだけに寄ってしまうのではなく、オールジャンルでスポーツが好きな人ですかね。いろんなスポーツの試合を普段から見ている方もとても向いていると思います。多くのスポーツを扱うので、そういった好奇心は必要だと感じています。

アプリの専門知識?なくても大丈夫!

―ちなみに、玉地さんはスポカレに参画する前からアプリ開発などの知識を持っていらっしゃいましたか?

まったくなかったです!アプリのことも知らなければ、デジタル系の知識もほとんどない状態でした。今現在も専門的なスキルを取得したわけではないのです。逆を返すと、そういった知識がなくてもやれる仕事だと思っています。アプリの知識は日々の業務の中で触れて覚えていきますし。それよりも、ユーザーさんの気持ちになって、どういうことが必要か?を想像しながら行動できることが重要かなーと思っています。スキルや専門知識は、あったらなお良し。という感じです。

―まずはやってみたい!という気持ちを持って飛び込んでもらえれば、ということですかね?

そうですね!わからないことをわからないとしっかり言えることも大切だと思います。スポーツビジネスで言うと、第一線で活躍している社員も多くいるので、わからないことははっきり言うことで周りがフォローしてくれる体制はスポカレにあると思います。

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まるでサッカーチームのような、
オープンスキルのチーム。

―スポカレの社員や、スポカレの雰囲気って、どんな感じですか?

まず圧倒的に若い。(笑)
私が所属しているJ SPORTS編成部の平均年齢はおそらく40歳近いですが、スポカレは20代後半ぐらい。みんな明るいですし、スポーツ好きが集まっているんだなという感じもする。まるでサッカーのチームのような組織だなと思います。完全分業のスタイルではないので、サッカーのようにお互いが支えあいながら、それぞれの持つ良さやスキルを活かしていくオープンスキルのチームのように感じます。突出したスキルに依存するのではなく、総合力の良さで進んでいくチームだと思います。

バスケが好きなのに、バスケ観戦はできない。

―玉地さんはどのスポーツが好きですか?

ずっとバスケをやっていました。けど、観るのはあんまり好きではなくて。
...実は、“スポーツを観戦する”ということがちょっと苦手なんです。(笑)バスケみたいにとても展開が早いのは疲れてしまうし、サッカーのようにあまり点が動かないスポーツも退屈になってしまって。
そういう意味では、ラグビーはちょうどその中間ぐらいの感覚があって、時間を忘れて観ることができます。あとはダーツをよく観ます。イングランドのPDCという大会があるのですが、それをぼーっと観ているのもとても好きです。

―ラグビーとダーツ。共通項があんまりない感じがしますね。(笑)

たぶん、みんなで一体となって応援するスタイルがあんまり得意ではないのかもしれないです。みんなが自由に、思い思いに観戦している雰囲気が好きなのかな、と。MLBもよく観るのですが、あれも個人が好きなように観戦していますし、ダーツなんかはその最たる例だと思っています。観客がベロンベロンに酔っぱらいながら大騒ぎしているというか。(笑)そういう風にやっている試合を、テレビでゆっくり観るのが好きですね。なので、一番好きなスポーツはバスケだけど、一番観れないスポーツもバスケなんです。疲れてしまうので。(笑)

―なんだか、玉地さんの好きな観戦スタイルが見えてきた気がします!(笑)

「いいから一緒に観ようぜ!」であふれる世界に。

―これからスポカレをどう成長させていきたいですか?

「スポーツを盛り上げる」ということを考えた時に、今の『スポカレ』のフェーズで言うと、まずは「こんなスポーツがあるんだよ」ということを多くの方に知ってもらうことが大切。その先に、スポーツ観戦好きのユーザーさんが集まるコミュニティをアプリ内で体現できればいいな、と思っています。そこには「いいからみんなで観ようよ!」というオープンな空気があって、他スポーツのファンを自分の好きなスポーツに引っ張ってこれる繋がりが理想的だと思っています。なので、『スポカレ』を通じて世の中に「いいから一緒に観ようぜ!」をいっぱい作れるといいなと思っています。

―『スポカレ』を通じてたくさんのスポーツファンが、新しいスポーツや観戦ファンに出会う。そんなコミュニティを実現できたら、もっとスポーツが身近なものになりそうですね。玉地さん、ありがとうございました!!

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