見出し画像

かっとばせ!㊗️入園入学の野球少年に贈りたいワンポイント野球英語③=inside-the-park homerun⚾️走れ、クワン!

サンフランシスコジャイアンツ時代のバリー・ボンズの代名詞と云えば、右翼上空を越えてマッコビー湾に飛沫を上げて飛び込む場外ホームラン、いわゆる”スプラッシュヒット”でしたが、このボールパークで2012年に開催されたオールスターゲームに於いて、イチロー選手が放ったランニングホームランを記憶しておられるベースボールバグ【野球の蟲】の方も多いのではないでしょうか。

今週はオイっこ達の入園入学式が重なり、我が家の野球小僧どものバッティングピッチャーやキャッチャーをどっぷり陽が暮れるまで、途中から肩が上手く回らなくなり悪送球連発して、叔父の面目潰れるまでヤラされて、ようやくお役御免で広島に帰ってきましたが、普段、野球少年少女が、学校の校庭や公園で打つホームランって大概、和製英語のランニングホームランのことでしょう。で、イチローがオールスターで放ったあの一撃が英字新聞でどう表記されるか、と云うと、inside-the-park homerunです。ボールパークの内側で完結するホームランと云うわけです。この英単語が、この春から中学生になる野球少年のオイっこに、叔父さんがはじめて教えてあげた記念すべき野球英語になりました。

MLBの日本人野手もワシらの鈴木誠也を筆頭に、総じて脚力を持ち合わせたスラッガーばかりで楽しみですが、ラース・ヌートバー同様にニッポンにルーツを持つ魅力あふれるスピードスターが他にも存在します。クリーブランドガーディアンズの斬りこみ隊長、スティーブン・クワン選手です。祖父母が山形県出身、母が日系、父が中国系のアメリカ人で、昨年のWBC前には日本代表としての出場資格を巡って議論され、結局、残念ながら資格を与えられずに、本人もショック極まって涙を流した、と噂された左打ち左投げの俊足巧打の外野手です。三年目の今年も開幕から絶好調で、ここまで12試合を終えて、打率386,打点5,ホームラン2本、盗塁も一つ記録しています。昨年は21盗塁記録していますので、今春、開花を迎えている打撃を伴って、ワシがinside-the-park homerunを最も期待しながら応援している選手です。
i,e;
Cleveland Indians outfielder Steven Kwan hit an inside-the park homerun in the first inning, that grinds a leadoff inside-the-parker!
(インディアンスのスティーブン・クワン外野手は初回いきなり先頭打者ランニングホームランを記録した)って感じでしょうか。走れ、クワン!

追伸、インディアンスのあのかわいいロゴとかネーミングとか、実に名残惜しいですなぁ、、世の中変なところに神経質で残念でなりません。世界野球遺産として遺しやがれ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?