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アジアカップ⚽️を観ながらインドネシア語で”ヨーロッパ=エロパ”組に思いを馳せる:バリうけるインドネシア語講座①

こどもの時分から野球やサッカー、それにもみあげがチャーミングなスモウレスラー・高見山大五郎がマニアックなほどに好きで、ニューヨークメッツやリバプールFC、そしてジェシー高見山関のケバくビビッドなコスチュームに憧れて、どっぷり欧米に夢を抱く少年時代だった。
なのに、タマタマ、途上国の開発みたいな学科に進学してしまったことで、自らその未来に暗雲をもたらした。大学の第二外国語の選択肢は、中国語・スペイン語・インドネシア語の3択しかなく、仕方なくスペイン語を選択したものの、まるでその新しい外国語には新鮮味が感じられなかった。溜息まじりで、講堂から逃げるように何処に在るのかさえ把握していなかったインドネシアとか云う島国の、変な言語をイチから教えている授業を覗いてみた。

一目惚れだった。「インドネシア語で”ヨーロッパ”は”エロパ”言いますねん。」とか京都出身の藤田泰伸先生が講義なさっている。エ!?EROパ!?ナニ~!!その授業を聴講し終えるや、スペイン語の講師に暇を乞い、インドネシア語の受講届を提出した。皆さん、特に男性諸君、よろしいですか?エロパですよ、エロパ!

森保Jのアジアカップは、そのインドネシアとベトナムに善戦を許し、独裁者サダム・フセインのイメージしか湧かないイラクに敗北を喫する不穏なグループリーグを終え、決勝トーナメント緒戦は同じ島国、バーレーンと対戦する。問題は、その先に待ち受けるイランや開催国カタールであろうが、ここまで、ニッポンのゴールマウスを任された鈴木彩艶とDFラインの連繋や間の悪さが、幾度もの隙と敵の得点機を演出してしまっている。しかし、グループリーグ?そんなの関係ね~そんなの関係ね~よ!最後に優勝していればいいんだよ、と小島よしおさん+セルジオ越後さんも仰っていますので大丈夫でしょ、たぶん!

アジアカップ代表に名を連ねた26人の日本人選手が所属するチームのロケーションを国別に纏めると、
日本×5人、カタール×1人、イングランド×4人、スコットランド×2人
ポルトガル×1人、スペイン×1人、モナコ×1人、フランス×2人
ドイツ×4人、オランダ×2人、ベルギー×3人
の内訳である。せっかくなので、これらの国々をインドネシア語にすると、
日本=Jepang、カタール=Qatar
イングランド=Inggeris、スコットランド=Skotlandia
ポルトガル=Portugal、スペイン=Spanyol
モナコ=Monako、フランス=Perancis
ドイツ=Jerman、オランダ=Belanda、ベルギー=Belgia
と表記し、筆者のツボとしては、フランス=プランチスと読ませる辺りのインドネシア語の響きにも無茶苦茶ハマったものである。だってかわいいんだもん、プランチスとか、イングリスとか、エロパとか言っちゃってさ。そりゃハマりますよ、どっぷりインドネシア語のガムランみたいな愉快な響きにハマるっしょ。ついでに私のレパートリーであるチェコを、日本語同様にチェコ(Ceko)と読ませるインドネシア語に、ますますの親近感を勝手に覚えている今日この頃である。

さて、GK鈴木彩艶くんに国内からのみならず、国外からも野次が飛び交って止まない昨今だが、肝心のバーレーン戦以降、決勝Tのヤマ場で、守護神らしく神セーブを連発して優勝をもたらしてくれさえすれば、マスコミもファンも野次馬も掌返しで、HACHIMURA!じゃなくてSUZUKI!と称賛してくれることだろう。世界一の人口を誇るインドなんてSUZUKI大国だから、アジアがSUZUKIを後推ししまっせ。ちなみにオートバイが主流なインドネシアでも、SUZUKIなのにオートバイ⁇と云う日本人のイメージには意外に思われる通勤の足も割と活躍しているのを目にする。それにしても鈴木彩艶と八村塁って、双子の兄弟と言われても、信じてしまうほど彼らは似ている、、と感じるのは私だけかなぁ?

さて、其の鈴木彩艶の所属するベルギーのシント・トロイデンと云うチームだが、これまでも鎌田大地や遠藤航、富安健洋など、今やニッポンが世界に誇るタレントを橋渡しして来た。2017年11月に、そう云う目的も孕んで、DMM.comが経営権を取得したことがきっかけになった。DMMといえば、元々はムーディーズと云う現在でも傘下に持つAVメイカーなどのDM本だったと記憶しているが、2022年からはシントトロイデンのイメージガールズなども輩出されていて、やはりエロ派(エロパ)の流れは古今東西変わっても止められないようですな( ´∀` )。
まさに中東の中心からムンクの如く叫び続ける鈴木彩艶くんであるが、決勝Tからは、ベルギーの小便小僧の如き周囲をあざ笑いつつ、二律背反の汚名返上、名誉挽回を果たして欲しいものである。その頂に必ず森保Jのアジア戴冠とエロパ組のますますのエロパ内での席巻を予感している。
アメリカのオータニさんは暫く投げれないわけだし、今年はエロパにサッカーを観に行きたいものである。


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