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シアトル・ダラス・デンバー・LA・フェニックス・ツーソン:最前線のスタジアム・アリーナの現在地へ#MSBS

今回、米国の各都市:シアトル、ダラス、デンバー、LA、フェニックス、ツーソンを訪問し、スタジアム・アリーナ、課題テーマ:SDGs、スポーツベティング、暗号資産、トップコンテンツ:NBA playoff、NHLスタンレー杯、WNBA、MLB、大谷翔平二刀流登板、NCAA・全米大学スポーツ(ソフトボール、ラクロス)などを現”在”地で、訪問・リサーチ・深掘りした。私自身、米国には2回留学(ボストンカレッジとコロンビアビジネススクール)経験と、コロナ前にもスポーツの仕事で、数回米国に主張していたが、コロナ後、最前線のアリーナやコンテンツ、課題テーマを現地で深掘りすることにした。実際に訪問したのは、下記である。

今回訪問したスタジアム・アリーナ


シアトル:Climate Pledge Arena
ダラス:American Airlines Center、Globe Life Field、AT&T STADIUM
デンバー:Ball Arena、Empower Field at Mile High、Coors Field
ロスアンジェルス:Angel Stadium of Anaheim、 Crypto com arena
フェニックス:Footprint Center、Chase Field
ツーソン:University of Arizona (Arizona Stadium、McKale Center)

スタジアム・アリーナ訪問には、目的・チェック事項がある:


・所有/運営・オペレーション
・命名権
・アクセス
・大型ビジョン
・スポンサーシップ・パートナーシップ
・見やすさ
・飲食(コンセッション)
・演出・エンタメ
・マーチャンダイジング、グッズ
・トイレ(清潔さ、並ぶかなど)
・IT・DX・スマートスタジアム化、Wi-Fi
・周辺地域開発(ホテル、PV施設・レストランなど)
・VIP・ホスピタリティ
・ホームチーム

私が主宰しているミッションスポーツビジネススクール(MSBS)の『スタジアム・アリーナ・ホスピタリティ』ゼミでも、顧客視点のスタジアム・アリーナの在り方と評価、ビジネス視点でのスタジアム・アリーナの在り方を、集約しているところでもある。MSBSでは、まずは「稼働と採算性」に注目し、課題としている。

現地で掘下げる課題テーマ:SDGs、スポーツベティング、暗号資産、マーチャンダイジング、スポンサーシップアクティベーション

・シアトルのClimate Pledge Arena: アマゾンによる、アリーナ命名権に、社名・ブランド名ではなく、Climate Pledge Arena (気候誓約アリーナ)と、アマゾンのSDGsや気候変動に関するメッセージを命名にし、循環型のオペレーションや内装でのメッセージを掲げている。実際に、そこを訪問し、WNBAの試合を観戦・リサーチした。
スポーツベティングの米国での現”在”地を深掘りするために、アリゾナ州フェニックスで、FANDUEL BOOKINGやCAESARS BOOKINGの施設や、デンバーでのPOINTS BETのプロモーションやアプリ、さらにESPNでは、日中、スポーツベティングの賭け率も含めたニュース・情報予想番組を、ずっと流している。
暗号資産のCryptoによる、LAのアリーナ命名権、Crypto com Arenaも実際に訪問リサーチした。
・各都市・各チームのマーチャンダイジングのTEAMSHOPや、それぞれのグッズ、アイティムをくまなく見て周り、プレーオフ限定品などを購入した。
・ミッションスポーツの専門領域でもある、スポンサーシップ、パートナーシップ、スポンサーアクティベーションに関しても、各スタジアム、アリーナ、試合、大会での、アクティベーションや、テレビ番組での連動CM、選手肖像権使用、ネット・SNSでのアクティベーションなどもリサーチした。

最前線のスポーツコンテンツ:NBAplaypffs、NHLスタンレー杯、WNBA、MLB、大谷翔平というコンテンツ、NCAA・大学スポーツ

NBAPlayoffs :ダラス・マーベリクス対ゴールデンステート・ウォーリアーズのプレーオフをダラス・アメリカンエアラインズセンターで観戦。前後の、イベントやプロモーションも視察。
NHLスタンレー杯:コロラド州デンバーのBall Arenaにて、コロラド・アバランチ対セントルイス・ブルースの試合を観戦。
大谷翔平というコンテンツ・エンジェルス:大谷翔平の先発ローテーション日に合わせて、エンジェル・スタジアムにて、エンジェルス対ブルージェイズの試合を観戦
MLB・ダイヤモンドバックス:アリゾナ州フェニックスのチェイス・フィールドにて、ダイヤモンドバックス対ドジャースの試合を観戦
WNBA・シアトルストーム:シアトル・ストーム対LAスパークス。シアトルストームには、スーパースター(五輪5回?金メダル)のスー・バードもいて、プレーを観戦することができた。このホームアリーナ・Climate Pledge Arenaは、NHLの新チームシアトル・クラーケンのホームアリーナでもある。
NCAA・大学スポーツ:NBAスティーブカーの母校University of Arizona(ワイルドキャッツ)を訪問。また、現在、ソフトボールのカレッジワールドシリーズの真っ最中。
プレミア・ラクロスリーグ:現在、プレミア・ラクロス・リーグ(PLL)が行われており、その試合やメディア、放送をチェックする

『海外』と一括りにするツイートや記事は、事実に基づいていない。

今回、米国のスポーツビジネスの特に、西と南部の各都市を深く掘り下げたわけだが、それぞれの特徴や課題、可能性、独自性がある。これからも、『海外では』という一括りにした記事や煽りは無くならないだろう。しかし、日本各地、世界各地で、個別に、それぞれ、スポーツビジネスは成長し、課題がある。それが愉しい。

シアトル:Climate Pledge Arena
WNBA: Seattle Storm 対 LA Sparks

Climate Pledge Arena

最前線コンテンツや課題テーマを現地で深掘りすることにより、プラニングやナレッジ共有を行なっていく。#MSBS

スポーツビジネスは、稼ぎ方が多様で、様々なナレッジ、ノウハウ、リソースが必要である。ミッションスポーツビジネススクール(MSBS)では、そのナレッジや経験を共有し、信頼できる”仲間”と成長していく、持続的に稼いでいく。それは、日本各地、日本全体、海外各地、アジア、米国、欧州などそれぞれで、それぞれの競技・スポーツ、レイヤー(スポンサー、メディア、選手、FA、リーグ、クラブ、IF、国際大会)などで。

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