2022年1月24日(月）
ヨーロッパ・クラブのアフリカ戦略
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アカデミーと言われるとマーケティングの観点で参入していくということは大きな理由の一つです。しかし、アフリカの中ではいかに才能を早く見つけるか、発掘できるかが勝負です。そんなアフリカでアカデミー展開をしているヨーロッパのクラブをご紹介します。

その前にいくつかお知らせです。1/23に途上国や国際協力・開発をテーマとするメディア・ganasさんに取材をして頂き掲載をしてもらいました！
ありがとうございました！！クラファンのことを書いてもらったので、クラファンのリンクと共に貼り付けさせて頂きます！
ぜひよろしくお願い致します！！！

https://www.ganas.or.jp/20220122beer/

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★ アフリカのアカデミーの重要性
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この世界的にネットワークが発展した世の中で、アフリカの各国代表に選ばれた選手から良さそうな選手を獲得する。それはもう遅いこと。いかに、年齢が若いうちにタレントを探し出し、見つけられるか。もちろん国際移籍は18歳なので、それまで海外に移籍することはできない。しかし、自前のアカデミーで囲い込めるか、見つけ出すか。その勝負です。
アフリカ各国のクラブと提携をし、タレントがいたら国際移籍可能な時まで保有権を持ってもらう。どれだけの情報網と、信頼できるパートナーが現地にいるか。また自クラブのスカウトをアフリカに駐在させ、目を光らせられるか。
フランスにフランス語圏のアフリカの選手が多い理由は、フランス語というハードルが一つなくなることが大きな理由の一つでもある。しかし、それともう一つ、西アフリカとフランスは地理的にも恵まれていて、直行便で行ける範囲内であり、現地にはスカウトを駐在させているクラブも多い。それは結局、優秀な選手がいても自分のクラブに合うのか、どのような選手が今必要なのかということを自分たちで理解し、人任せになることなく行えていることがよりフランスで活躍する選手を連れてくることができている理由である。
フランス語圏ではセネガルとガボンに訪問した経験がある。当時は2016年。その当時で、セネガルに行った際はあるクラブが自前でアカデミーを持っていた。世界的に見ても、西アフリカはタレントの宝庫である。かけている予算が、サッカーへの投資は東アフリカとは0が1つ違ったような印象だった。
ここではいくつかのヨーロッパのクラブのアフリカのアカデミーを紹介する。

マルセイユ・Marseille - Senegal

これはパートナーの例だが Diambarsというセネガルのアカデミーとパートナーになった例である。 Diambarsというと日本ではあまり馴染みが薄いかもしれないが、アフリカのいや、ヨーロッパのクラブからも知らない人はいないんじゃないかというくらいの名門アカデミーである。整った環境であり、既に多くの選手をヨーロッパに輩出したという実績と、そのノウハウを手に入れたのはとても有意義なパートナー戦略である。
PSGに所属するIdrissa Gueyeもそのうちの1人である。

バルセロナ・Barcelona - Nigeria

ナイジェリアは2億人という人口であり、マーケティングの観点からも外せない。ヨーロッパのクラブもこぞってオープンしているが、何よりナイジェリアは実力的にも折り紙付きだ。アフリカの中でもNo.1のタレントの宝庫と言っても過言ではなく、日本でもお馴染みの選手も多く輩出してきた。ある程度、実力がわかっていると現地に進出しやすいという面もあり、ナイジェリアはアカデミー戦略の中でも欠かせない。もちろん現地のパートナーとなってという形もあるが、人口爆発の中で、有名なクラブは自分のクラブの名前だけで選手を呼び寄せることができる。トップチームにも繋がっているとなれば入学希望者が多くなるのは目に見えている。ナイジェリアはブランド力で選手を囲い込んでしまいたのが本音だろう。

バイエルンミュンヘン・Bayern München - Ethiopia.Uganda

先行投資的な意味合いが強い東アフリカでのアカデミーの開校をしているクラブもある。エチオピアやウガンダで、バイエルンミュンヘンは自クラブの名前を使用したアカデミーを開校した。

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